2014年10月24日

朝もじゃが芋、お弁当もじゃが芋・・・ “ハッシュドポテト” と “スタッフドポテト”

『ねぇねぇ、明日の朝食なに?』
無邪気な顔でこう尋ねる主人に、最近は間髪いれず答えます・・・ 『じゃが芋よ』 と。

悲しそーな顔をする割には、毎度毎度じゃが芋料理を嬉しそうに頬張る彼に頼もしさすら感じます。
そんな彼が最近お気に入りのじゃが芋料理、定番のハッシュドポテトです。

いつだったかしら・・・主人が嬉しいことを呟いてくれました。

『ほら、あの何て言うんだっけ?マックにある・・・フライドポテトじゃないじゃが芋を揚げたヤツ・・・
あれならじゃが芋料理でも食べてあげるよ』

フードプロセッサーでチョチョイノチョイ、じゃが芋消費には最高のハッシュドポテト。
改善ポイントはいくつかありますが、これで在庫豊富なじゃが芋を前に唸ることもなくなりそうです。
私の主人、最高♪





ハッシュドポテトは朝食に。
調子に乗って、本日はお弁当もじゃが芋料理と参りましょう。

得意の “在庫食材駆使系” + “こねくり回し系” のスタッフドポテトです。
フィリングは、根尾の伯母が随分と前に持たせてくれた5年物の甘酢漬けらっきょう+イワシ缶。
小さなピンポン玉サイズのじゃが芋で、見た目によっては可愛いんじゃない?

簡単じゃが芋料理2種。
じゃが芋料理はもう飽きたと言う主人を尻目に、鬼のようなじゃが芋攻撃でございます。










ハッシュドポテトは少々改善の余地ありです。
今のところの手順を一応備忘録。
  1. じゃが芋は好きなだけ。
    皮をむき、お水に晒さず 1/3量をフードプロセッサーですりおろしてボールに移しましょう。
  2. フードプロセッサーのアタッチメントを交換し、残ったじゃが芋を今度は粗みじんに。
    すりおろしたじゃが芋と合わせ、少量の片栗粉・お塩を加えて混ぜ合わせます。
  3. オーブンシートの上に間をあけつつ適量をスプーンで落としていき、素早く形を整えます。
    ふんわりラップをかぶせ、表面が半透明状になるまで様子をみながらレンジ加熱しましょう。
    水気が出てきますが、加熱途中で寄せてしまえば問題なしです。
  4. 粗熱をとってオーブンシートからはがします。
    多めのオリーブオイルを熱し、両面こんがりと揚げ焼きに。

    この手順だと、意外とレンジ加熱時に時間がかかります。
    成形する前にレンジ加熱する手順もあるようですので、次回はこちらで試してみましょう。

    たっぷりの野菜も一緒に揚げ焼きにし、網の上でしっかりと油を切って塩胡椒します。
    表面かりかり中もっちり、じゃが芋をたっぷり使いたい時には打って付けのお料理です。











イワシ缶を詰めたスタッフドポテト。
コンビーフやツナ缶等々、応用自在です。
  1. 小ぶりなじゃが芋を綺麗に洗い、マッシュする時よりは気持ちかために茹で上げます。
    我が家の場合、マッシュ時は20分ほど茹でますが今回は10分強で。
    くりぬき器で真ん中部分をくり抜いておきます。

  2. くり抜いた部分のじゃが芋をフォークで丁寧に潰します。
    ここにみじん切りにした甘酢漬けらっきょうと玉ねぎ・イワシ缶 (味付き) を加え、丁寧に混ぜ合わせましょう。濃い味が好きならばここで塩胡椒しても。
  3. くり抜いたじゃが芋に2をこんもりと盛り付けます。
    手の平に胡麻油を薄くぬり、お握りさんの要領で詰めるとフィリングたっぷりに。
  4. 薄切りにしたパルミジャーノを乗せ、200℃に予熱したオーブンへ。

    チーズに焼き色がつくまで10分ほど焼けば出来上がり。











お弁当箱の蓋を開けた時、主人はがっかりするかしら・・・
じゃが芋を見て、またかと舌打ちくらいするかしら・・・

主人のささやかな反抗ごときに動じないのが貧乏性。
ごめんね主人、じゃが芋を見てげんなりしないでね。





本日は金曜日、野菜室の一掃料理の日でもあります。
昨晩使ったトマト缶が余っておりましたので、ラタトゥユ風の煮込み料理を。
圧力鍋でこれまたチョチョイノチョイ。
  1. みじん切りにした生姜・ニンニク・唐辛子・アンチョビをオリーブオイルで炒めます。
    ここにみじん切り玉ねぎをたっぷり加え、更に炒め合わせましょう。
  2. 鶏手羽肉・大きめに切った人参・ゴボウ等々、在庫野菜を順にどんどん加えて参ります。
    育ち過ぎてしまったなた豆も使いましょうか。
    トマト缶・スープストック・少量のお水を加え、鍋底から丁寧に混ぜて5分加圧します。

  3. 自然に圧が抜けるのを待ち、火の通りやすい野菜を加えて参ります。
    本日はピーマン・パプリカ・オクラ・・・こんなところかしら。
    1分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちます。
  4. スタッフドポテトで使ったイワシ缶の缶汁・少量の塩胡椒で味を整えます。
    火を止めて、瓶詰めオリーブをたっぷり散らして出来上がり。
    お好みでで黒胡椒をたっぷり挽いて召し上がれ。











さ、熱々カリカリのハッシュドポテトをお皿に盛って朝食ですよ。
焼き野菜もたっぷり、煮込みキャベツもたっぷり添えてね。






  • ざっくりと大きく切ったキャベツは、アンチョビ・ソーセージと一緒に圧力鍋へ。
    スープストック・赤ワインビネガー・醗酵バターを加え、3分加圧して出来上がり。
    少し残ったラタトゥユ風も加え、キッチンはすっきり一掃。






今日は久しぶりに朝から青空がひろがっております。
天気予報によると、引き続き土日も良いお天気が続くそうな。

室内で過保護に育てられておりますコリアンダーも、更に背丈をのばすことでしょう。
来月辺りには収穫出来ると良いのだけれど・・・

posted by しんさん at 15:04 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月23日

ちょっと残念だったじゃが芋パン、気持ち和らぐパイナップルジャム

今シーズンは兎に角じゃが芋が大豊作でありました。

根尾の伯母が育てるじゃが芋が豊作なのは例年のこと。
これに加え、栽培しやすいからと自ら植えたじゃが芋も大豊作と来たものだからもぉ大変。
しかも今年は何故だかじゃが芋の発芽が早く、日々じゃが芋料理に挑んでおります昨今。

ここ数日じゃが芋から目を反らしておりましたので、思い出したようにじゃが芋パンに挑んだところ・・・

うーん・・・今一歩。

途中1次発酵までは上々だったのですが・・・いや、今考えると現実逃避していたのかもしれません。
兎に角じゃが芋を消費したい一心で、ついついじゃが芋を多めに練り込んでしまいました。
そりゃそうよね、いつもの倍近くじゃが芋を入れちゃったのですもの。

今朝は少々私を凹ませたじゃが芋パンの仕上がりではありますが・・・

パイナップルジャムの鮮やかな黄色に、あっさり立ち直ってみました。
本日のお弁当は、 “ちょっと無理強いしたじゃが芋パン” と “元気みなぎるパイナップルジャム”

ふくらまなかったじゃが芋パンでも愛おしく思えてくるから、気の持ちようってホント不思議です。





フードプロセッサーで作るじゃが芋パン。
基本的な手順・分量はこの日の日記にて ⇒
  • 本日はついついじゃが芋消費に意識が傾いてしまい、茹でて皮をむいたじゃが芋 180gで。
    いつもの倍近い量ですもの、思い通りの仕上がりになるハズもありません。

    かたさを調節の牛乳は当然加えておりませんが、ハンバーグ生地のようなやわらかさ。

    それでも無理無理手の平をお水で湿らせ、スパチュラも駆使しながら成形に至りました。
    2次醗酵を試みた生地のその佇まいは・・・

    但し、ふくらまないならふくらまないで別の形状のパンにしてしまえば・・・との考えも。
    ピザみたく、チーズやお野菜をトッピングして焼き上げるとかね。
    在庫豊富なじゃが芋消費の道は険しく、はるかかなたまで続くのです。











フレッシュなパイナップルを使ったジャム。
ジャムというより、ゴロゴロ大ぶりなパイナップルをパンに添えるパイナップルの煮物って感覚で。
使用したグラニュー糖も、保存を全く考えておりませんので見事なほど少量ですよ。






  1. パイナップルの頭・お尻の部分を切り落とします。
    更に縦1/4にカットし、縦に走る芯部分を切り落としましょう。
    繊維を直角に断ち切るよう2cm程の幅に切り分け、皮を厚めにむいておきます。
    この状態で500g弱。

  2. パイナップルの半量をフードプロセッサーでピュレ状にします。
    琺瑯製のお鍋にパイナップルを合わせ入れ、グラニュー糖 30gをふりかけて混ぜましょう。
    1時間ほどおき、全体がしっとりして水が上がってきたら中火にかけます。
  3. アクが浮いたら取り除き、蓋をして火を弱めます。
    時々様子を見て鍋底から混ぜながら、パイナップルがやわらかくなるまで20分ほど。
    火を止めてレモン汁を少量加え、大きく混ぜて出来上がり。

    カルダモン等、スパイスを加えてみても面白かったかも・・・










大きなパイナップルがごろごろ入ったジャムを小瓶に詰めて・・・
ふくらまなかったじゃが芋パンは、完全に冷ましてから通気性の良い和紙に包みましょうか。

野放し状態の主人のお腹には、パンとジャムだけに止めておきたいところではありますが・・・
それではあまりに酷というもの。

ゴボウのポタージュを添えましょう。
たとえ少しでも腹持ちが良くなるよう、祈りを込めて里芋も使いましょうか。




  1. 胡麻油・包丁の腹でつぶしたニンニクを圧力鍋に合わせ入れ、焦がさないようじっくり炒めます。ここに薄切り玉ねぎも加え、焦がさないようじっくり炒め合わせます。
  2. 玉ねぎが透き通ってきたら、ゴボウ・シメジ・里芋も加えます。
    ゴボウは無理に皮をこそげず、お野菜ブラシで優しく洗ってぶつ切りに。

    油がなじんだところで スープストック (キューブ状に冷凍保存してあります) ・お水を加え、5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。

  3. 牛乳・極少量の白味噌を加えてバーミックス等でピュレ状にし、再度火にかけて温めます。
    お好みの状態になるよう牛乳でのばし、極少量の白だし醤油で味を決めます。
    器に盛ってオリーブオイルを少々たらし、白胡麻をひねれば出来上がり。











ジャムにしたのは小ぶりなパイナップルではありましたが、少し残して朝食にも。
根尾の伯母が持たせてくれたチンゲン菜と合わせ、見よう見まねのスムージーとやらに挑戦。





  • なんてことはない・・・
    チンゲン菜のやわらかな葉っぱ部分・パイナップル・梨コンポート () の煮汁・ヨーグルト・お水をバーミックスで攪拌するだけ。

    梨コンポートの煮汁に使ったカルダモンは取り除いて下さいね。
    葉野菜に果物の組み合わせ、ちょっと心外だったのですがこれ美味しいです。





スムージーはスムージーとして、これだけで朝食が済もうハズないのが我が家の流れ。
久しぶりにイワシの干物が食べたくなって、お魚焼き網を出しました。
  • お魚焼き網を出したからには、存分に働いてもらわないとね。

    網の予熱も考えて、在庫野菜をどんどん焼いて参りましょう。
    ピーマン・シメジ・オクラ、水気が出るトマトはアルミホイルに包んでお魚焼き網の上に。

    十分に網が温まったところで、主役のイワシを並べましょう。
    ついでに冷凍してあった菜飯のお握りさんも網の上に。香ばしい焼きお握りにしましょうか。






こうして今朝の食卓も、ぎゅうぎゅう詰めのおしくらまんじゅう状態に。

スムージーは最初にごくりと飲んでから食事に移行すると良いのですって。
酵素がらみの効果なのかしらね。

今朝も、我が家の食卓はたいへん賑やかでありましたとさ。

posted by しんさん at 15:28 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月09日

“牛スジ肉の煮込み” と “German Potato Dumplings”

本日は、主人の都合によりお弁当はお休みです。
なので朝から、牛スジ肉なるものをチマチマと煮込んでみましたよ。

そうは言っても、圧力鍋のおかげでさほどの手間ではありません。

多めに煮ておいて、夜はワインのお供にしようと目論んでいたのですが・・・
仕上がった牛スジ煮込みは思いの外少量。
それでも無理無理残しておきましたよ、夜用にね。





牛スジ肉と並んで、ここ数日間気になっていたお料理がこちら。

在庫豊富なじゃが芋をお料理すべく、いつものように英語表記でgoogle検索してヒットしました。

『German Potato Dumplings』 なるこのお料理。
画像検索していて見つけたこちらのブロガーさん (⇒ ) が紹介していらっしゃったもの。
更にそのオリジナルレシピを紹介していらっしゃったのがこちらのお方 ⇒

どちらも見るからに主人が好みそうなグレイビーソース・・・
そしてじゃが芋レシピを見ると、粉類に対してじゃが芋の量が半端なく多い!
このレシピ頂戴致しますっ!とばかりに、早速試してみましたよ。










何はともあれ、先ずは牛スジ煮込みから参りましょうか。
  1. 大きめのボールにお水を張り、牛スジ肉の細部を丁寧に洗ってザルにあげます。
    たっぷりの熱湯で丁寧にアクを除きながら、10分ほど下茹でしましょう。
    ぬるま湯でもう一度スジ肉を軽く洗い、ザルにあけて水を切っておきます。

  2. 下処理の完了した牛スジ肉を圧力鍋に移し、赤ワイン・お水を合わせてお肉が十分浸かる量注ぎます。20分加圧して、自然に圧が抜けるのを待ちましょう。

    ホットワインを作るべく、スパイスを漬け込んでおいた赤ワインがあったのでこれも一緒に。
    (ちなみに使用したスパイスは、シナモン・ジュニパーベリー・スターアニス・クローブです)

  3. 圧力鍋の蓋を開け、牛スジ肉を取り出します。
    キッチンペーパーを敷いたザルをボールに重ね、煮汁を自然に漉しましょう。

  4. 仕上げは圧力鍋でなく普通のお鍋で。

    予めレンジ加熱しておいた玉ねぎ (800Wの電子レンジで、時々全体を混ぜながらラップなしで10分弱) を、刻んだニンニクと共にバターでじっくりと炒めます。

    ここに牛スジ肉・グラス ド ヴィアン (市販品をキューブ状に冷凍してあります) ・ローリエを加え、煮汁が半分ほどになるまで煮詰めましょう。
    蜂蜜・フルール ド セル・極少量のバルサミコ酢を加え、今しばらく煮詰めて出来上がり。











さてさて・・・気になっておりました 『German Potato Dumplings』 なるじゃが芋料理。

要は文字通りじゃが芋のお団子なのですが、粉類の配分がじゃが芋の量に対して驚くほど少量。
ブロガーさんが表記を間違えたのかと思うほど ⇒
流石にレシピ通りじゃが芋 1キロは使用しておりませんが、見事な仕上がりでありました。

簡単ですし、今後はちょくちょく真似っこさせていただくことでしょう。
所々レシピから脱線してはおりますが、ブロガーさんに感謝感謝なのです。



  1. じゃが芋は小ぶりなものを5つ。
    皮付きのままやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむいて丁寧にマッシュします。
    この状態で370g強。

  2. マッシュしたじゃが芋を時々混ぜながら粗熱をとります。

    卵黄 1個分
    薄力粉 大さじ1強
    コーンスターチ 大さじ1
    オートミール・塩胡椒・ナツメグ 各適量

    を加えて混ぜ、更に滑らかな生地になるまで丁寧に捏ねてまとめます。
    包丁で6等分しましょう。

  3. じゃが芋生地をお団子に丸めてバットに並べ、ラップをして冷蔵庫で30分ほど寝かせます。
    茹でたてがお勧めなので、直ぐに食べない時はこの状態まで済ませておくと良いかも。

  4. たっぷりの熱湯を沸かし、お塩を多めに加えて3を鍋肌からそっと加えます。
    ぐらぐら煮立たせるとお団子が崩れてしまうので、弱火でゆっくりゆっくり茹で上げましょう。

    ぷかんっと浮いてきたら今しばらく茹で、玉じゃくし等でザルにそっと取ります。
    大きなお団子がぷかんっと浮いてくる姿は、なんとも滑稽で愛らしい・・・
    しっかりと茹で汁を切り、濃厚なお肉のソースをたっぷりからめて召し上がれ。











本日はお弁当がございませんので、朝食からがっつり腹持ちの良い品々を。
ザワークラウトの酸味・ルッコラーの苦味が、こってりとした牛スジ肉と見事な程に好相性。

ここにじゃが芋のお団子が加わることを想像してみて下さいな。

完全に主人のハートをつかみました。

素敵なじゃが芋料理を教えていただきました。
これでじゃが芋消費はもらったも同然。

さ、夜はこれにちょいとひと手間加えてワインのお供と致しましょう。
明日は京都に和食旅。
がらりと志向の矛先を変え、和食を楽しんで参ります。
今日の雨が残りませんように・・・

posted by しんさん at 12:10 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月08日

じゃが芋のカダイフ風 〜 タラのすり身ver.

あの・・・ほら、よくレストランで出されるサックサクのカダイフをたっぷり纏ったエビやカニの揚げ物。
はかないまでに繊細なあのカダイフの食感、大好きなんです。

つい最近のお話。
主人と話していて、この歳になって初めてカダイフが小麦粉から出来ていることを知りました。
え!あれってじゃが芋じゃぁないの?

プロの手にかかると、じゃが芋があのような糸状になるのだ・・・カダイフはじゃが芋なんだ・・・
ずっとそう思っておりました。
悔しいので、在庫豊富なじゃが芋消費も目論みつつ “じゃが芋カダイフ” なるものを作ってしまおう!

・・・器量は悪いが、案外美味しい。
実際のカダイフの食感と比べ物にはなりませんが、サクサクしてこれはこれでお気に入り。
なにより、思ったより大量のじゃが芋を消費出来たことが嬉しい。

じゃが芋カダイフ、多々改善点はあるものの再チャレンジの可能性は大です。





思ったより簡単ではありますが、前述の通り要改善は否めません。
あくまでも備忘録といったところ。
  1. フィリングには生鱈の切り身を使いました。
    さっと洗ってしっかりと水気を拭き取り、フードプロセッサーでミンチ状にします。
    これを軽くまとめてお団子状にし、青紫蘇の醤油漬けを巻いておきましょう。

  2. じゃが芋は皮をむき、スライサーでスライスして細く細く千切りに。
    じゃが芋をお水に晒すことなくビニール袋に移し、オリーブオイルをまぶしましょう。

    ここで改善点@
    じゃが芋をキッチンペーパーの上に並べ、水気を除いてからオリーブオイル・・・の方が良かったかも。意外とじゃが芋から水気がでます。

  3. ラップの上に2をひろげ、1を中央に置いて上にも2をたっぷりと散らします。
    茶巾の要領でラップで包み、そっとラップを外してオーブン用の網の上に。
    網の下に敷く天板にはアルミホイルをひろげておきましょう。

    早くも改善点A
    当然ですが、じゃが芋がぽろぽろとはがれ落ちます。
    鱈にうっすらと小麦粉をふれば多少は改善されるのではないかしら。

  4. 網を通して下に落ちてしまったじゃが芋を、拾ってお団子の上に散らしましょうか。
    200℃に予熱したオーブンにそっと移し、様子を見ながら15〜20分焼けば出来上がり。

    アルミホイルの上に落ちてカリカリになったじゃが芋を拾い、トッピングに使いましょう。
    お皿に盛り付け、軽く塩胡椒して召し上がれ。











見た目よりじゃが芋がたっぷりですので、十分主食として通用するのではないかしら。
え?
この料理って、カダイフもどきじゃぁなくて “パイユ” なる立派なお名前をお持ちなの?
ふーん。

本日のお弁当はこれを主食に、ムングダルのスープを添えてみました。

今週は今のところカレーの日がなくて、きっと主人は悲しい思いをしていると思います。
スパイスを存分に効かせ、ムングダルの形がなくなる程やわらかく煮たダールカレー風スープです。
  1. クミンシード・ブラウンマスタードシード・軽く潰した黒胡椒・オリーブオイルを圧力鍋に合わせ入れ、細かな泡が立つまで焦がさないように炒め合わせます。
    ニンニク・生姜・青唐辛子 (全てみじん切り) も加え、香りが立つまで炒め合わせましょう。
  2. みじん切りにした玉ねぎ・あられ切りにした人参・ターメリックパウダーを順に加え、その都度丁寧に炒め合わせて参ります。
    全体が馴染んだところで、押し麦・さっと洗ったムングダルを加えてお水を注ぎましょう。
    強火で煮立て、5分加圧します。

  3. 圧が自然に抜けるのを待って圧力鍋の蓋を開け、必要ならばお水を足して再度火にかけます。ダルを軽く崩しながら煮立て、あられに切ったカボチャを加えましょう。

    カボチャが十分やわらかくなったら牛乳を注ぎ、グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・お塩を加えて仕上げます。器に盛り、ヨーグルトを添えて出来上がり。











昨日お弁当にした “じゃが芋パンのホットドック”
ひとつだけ残っていたので、半分こして朝食の一品にしてしまいましょうか。






じゃが芋カダイフのフィリングにした鱈のお団子、これも数個余ってしまいました。
ならば、お吸い物の具にしてしまいましょうか。
  • シャキシャキの蓮根と共に、もっちりとした鱈団子のお吸い物。
    たまにはお味噌汁でなくてお吸い物も良くはなくて?主人。






週半ばですが、今週は主人の都合等々でお弁当は本日が最終日。
今週も多くのじゃが芋を消費致しました。
おかげで、野菜室にはかなり隙間が見られるようになりましたよ。

じゃが芋の保存には色々な手段があるようですが、我が家の場合は断然野菜室。
新聞紙一冊分でしっかり包み、光を遮断すべく色の濃いビニール袋に入れて口を閉じて野菜室へ。
汗をかいていたらこまめに拭き取るよう心がければ、発芽もせず腐ることもなし。

但しこの方法、場所をものすごく取る点だけがタマニキズなのよね・・・

posted by しんさん at 14:13 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月07日

もっちりじゃが芋パンで作るホットドック

今年のじゃが芋は何故だか発芽が早い・・・
岐阜市内より野菜には優しい環境であるハズの根尾で、伯母がそう嘆いております。

私達の為に (・・・いえ、私達の為だけってワケでもないでしょうが) 伯母が育ててくれたじゃが芋。
無駄にしてはなるものかと、せっせせっせとじゃが芋料理に勤しんでおります。
えぇ、もちろん今日もじゃが芋ですよ。

すっかり我が家において定着した “フードプロセッサーで作るじゃが芋パン”
本日はコッペパンver.ですよ。

じゃが芋を練り込んだコッペパン、ザワークラウトとソーセージを挟んでホットドックに。
ぷちぷちの自家製粒マスタードが心地良いアクセント。

じゃが芋はもぉイヤだと ほざいて 言っていた主人ですが、じゃが芋パンを前に喜びの小躍り。
お弁当が楽しみな46歳って・・・私、とても良い人と結婚致しました。





山本電気製のフードプロセッサーで作るじゃが芋パン ⇒
基本的には生地がゆるめで、もっちりふわふわなのが特徴です。
でも今回いつもよりはややしっかりした食感に仕上げたかったので、オートミールを加えてみました。
材料にやや違いはあるものの、手順はほぼ定番の流れです。
  1. じゃが芋は小ぶりなものを2個、皮付きの状態で120gほどでした。
    皮付きのままやわらかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむきましょう。
    フードプロセッサーの目盛りを4にし、素早く攪拌します。この状態で108g。
  2. 熱湯 大さじ1
    ザワークラウトの漬け汁 (もちろん冷水でも) 大さじ1

    以上を小ぶりなボールに合わせて混ぜます。
    ここにインスタントドライイースト 小さじ1/2を加え、泡だて器で素早く混ぜ合わせます。
  3. ビニール袋に、強力粉 60g・全粒紛タイプの強力粉 40g・オートミール 15gを合わせて丁寧にふり混ぜます。
    これを1のじゃが芋の上にふり入れ、粉の上にてんさい糖 10gを置きます。
    てんさい糖目がけて2のインスタントドライイーストを注ぎ、菜箸で素早く馴染ませます。
    “目盛り2” で数秒に分けて攪拌しましょう。

  4. 全体が細かなそぼろ状になったら、無塩タイプの醗酵バター 10g・お塩 小さじ1/4程度を加えて同じく目盛り2で攪拌します。
    生地がだんだんまとまってきます。滑らかになるまで、今度は少し長めに攪拌しましょう。

  5. 生地をスパチュラで寄せて台の上に移し、軽く数秒捏ねて丸めます。
    薄く油をぬった金製のボールに移し、人肌程度のお湯を張ったお鍋に浮かべましょう。
    ぴったりとお鍋の蓋をし、1次醗酵 40〜45分。

    この時のお湯は、じゃが芋を茹でた時のお湯にお水を加えて使っています。
    小さな自己満足。
  6. フィンガーチェックをしてOKならばガスを抜き、生地を4等分して丸めます。
    濡れ布巾+ラップをかぶせて10分間のベンチタイムをとりましょう。

  7. 打ち粉をふった台の上に生地を移し、平らに伸ばして手前からきつめに巻きます。
    両端を折り上げ、つなぎ目をしっかり指先でつまんで閉じましょう。

    形を整え、巻き終わりを下にしてオーブンシートを敷いた天板の上に並べます。
    濡れ布巾+ラップをかぶせ、2次醗酵 40〜45分。

  8. 200℃に予熱したオーブンに移し、温度を190℃にして焼くこと12〜15分。
    香ばしい香りに、主人でなくとも小躍りしたくなってしまいます。






  • じゃが芋コッペパンを網の上で冷ましておきましょう。
    その間にソーセージをボイルし、ザワークラウトと共に水を切っておきます。

    コッペパンの中央に切れ目を入れ、予め室温に戻しておいたバターをたっぷりと。
    ザワークラウトの漬け汁をしっかり絞ってたっぷり挟み、ルッコラー・ソーセージも挟みます。
    自家製マスタード (⇒) の漬け汁を軽く切り、たっぷりあしらえば出来上がり。











4つ出来た小さな小さなホットドック。
ソーセージを2本抱いたホットドックがひとつ・・・目ざとく主人はこれを見つけ、 『僕これがいい!』
・・・やれやれ。

本日は具沢山スープを添えましょうね。
溜めておいた “パルミジャーノの皮” が随分な量になったので、これを使ったお片付けスープ。
パルミジャーノの皮の具沢山スープです。
  1. パルミジャーノの皮・・・要は表皮のことですけどね、これをさっと洗って水気を拭き取ります。
    怪我をしないよう気をつけながら表皮そのものを切り落とし、表皮に近いチーズ部分をさいの目に切っておきましょう。

  2. オリーブオイル・さいの目に切った人参・みじん切りニンニク・軽くつぶした黒胡椒を圧力鍋に合わせ入れ、ニンニクの香りが立つまで丁寧に炒め合わせます。

    ここにお水・スープストック (キューブ状に冷凍してあります) ・押し麦・1のチーズを加え、5分加圧して自然に圧が抜けるのを待ちましょう。
  3. 圧力鍋の蓋を開け、薄いイチョウ切りにしたカボチャ・小口に切ったなた豆を加えましょう。
    今シーズン豊作だった自家製なた豆を使っておりますが、もちろんインゲン等でも。

    鍋底にパルミジャーノがくっついているので、木杓子でこそげ取りながら丁寧に混ぜます。
    カボチャがやわらかくなるまで数分煮て、牛乳を注いでひと煮立ち。

    軽く塩胡椒して器に盛り、黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











お弁当のホットドックとはガラリと佇まいを変え、朝食は大好きな “へしこ茶漬け” と参りましょう。
これの何が美味しいって・・・さっと軽く炙ったへしこ+熱々の蕎麦茶ですよ。

炙っていなくてもダメ、蕎麦茶でなくてもダメ。

お味噌汁があると仕事心が高揚する主人の為に、お味噌汁も欠かせません。
本日はマイタケのお味噌汁、私も大好き。





  • 昨日の “イワシのお酢煮”
    今回はややイワシが大ぶりでしたので、1匹しか余りませんでした。だから半分こ。

    この煮汁を使って、おからや大豆を炊くのが大好き。
    イワシの煮汁だなんて生臭いと思う方もいらっしゃるでしょうが、美味しい煮魚の煮汁は美味しいものですもの。生臭いだなんてとんでもない。

    特に今回は、紫蘇の実を仕上げに散らしてみました。
    もちろん飛び切り美味しいおからに仕上がりましたよ。











近頃、フードプロセッサーでパンを作るのが楽しくて以前にも増して早起きです。
それに加え、昨晩は十三夜。
先の十五夜に続いてお月さまが綺麗な夜でした。

当日のお月さまはもちろん、夜明けの線香花火みたいな西の空のお月さまを眺めるのが大好き。
お月さまが真上に昇った頃、薄い雲に透けて見えるお月さん。


ぼけーっと見ていたら雲が晴れてきました。
皆の期待に応えるお月さま。


早朝4時のお月さま。
西の空低く、真上の電線に引っかかった線香花火の如く。
ちょうどこの時間帯のお月さまがキッチンの立ち居地から見えるので、料理なんて出来やしない。

あっあっあっ!お月さまの姿がビルの陰に・・・
十五夜・十三夜とお疲れ様でした。今年はもうひとつお月見があるのよね。

私側からすれば、さ、お料理しようかしら・・・って時分ですね。
posted by しんさん at 15:14 | Comment(0) | お弁当日記 じゃが芋を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする