2016年10月24日

しめ鯖も衣替え、柿としめ鯖のサラダ

毎月曜日といえば、 “イワシのお酢煮” を拵えるのがここしばらくは習慣となっております。
が、たまにはイワシを買ってこられない日もあります。
そんな時に重宝するのが、主人が箱買いする冷凍しめ鯖。

冷凍庫に常備されておりますしめ鯖ではありますが、秋も深まる昨今、しめ鯖も衣替えしないと。
秋空に鮮やかな柿を使い、しめ鯖と柿のサラダなんてどうかしら。

酸味と相性の良い柿ですもの、にらんだ通りなかなかの好相性。
畑で間引いて参りましたルッコラーと合わせ、ボリュームのあるサラダに仕上がりましたよ。





作り方は至って簡単。
  1. しめ鯖は、半解凍の状態で中央に浅い切り目を入れながら幅1cm強に切り揃えます。
    鯖・アボカド・柿・ルッコラをボールに合わせましょう。
  2. 今年も拵えました、自家製の柚子胡椒 ⇒ (手順等はこの日の備忘録にて ☆彡)
    カボスver.と柚子ver.の2種を拵えましたので、先ずはカボスver.から使います。

    柚子胡椒・白胡麻・米酢・白だし醤油・ごま油を加え、優しく丁寧に和えれば出来上がり。
    自家製柚子胡椒 (正確にはカボス胡椒ですが。。。) はたっぷりと。
    だって本当に美味しいのですもの。











秋の気配は朝の主食にも。
今朝はお待ちかねの銀杏ご飯ですよ。

もっちりとした銀杏と新米。
新米の頃に合わせたように出回る銀杏、銀杏ご飯って実は最高に贅沢なご飯なのではないかしら。
あ、それを言うなら松茸もそうか。
あまりなじみがない松茸より、銀杏にそそられるのです。





  1. お米と押し麦を合わて1合、同量のお水 プラスαの昆布水を注ぎます。
    昆布水は昆布をひと晩お水に浸しておいたもの、とても手軽で重宝します。

    大さじ1程度のお酒・小さじ1/2程度の白だし醤油を合わせてしばらく吸水させ、いつも通り土鍋で炊き上げましょう。
  2. ご飯を炊いている間に、素早く銀杏の準備をします。
    今年の銀杏は藤九郎。
    ニンニクつぶしで殻にひびを入れて殻から出します。
    殻の突起線を上に向けて作業すると、そこからカリッと割れますのでつぶれにくいですよ。

    極少量のお湯を沸かし、殻を除いた銀杏をここに加えます。
    お玉の背でころころと転がすようにしながら薄皮をむき、ザルにあげておきましょう。

  3. ご飯は土鍋の蓋をして強火で煮立て、吹きこぼれないよう気をつけながら極弱火で10分間。
    火を止める前に強火にして10秒ほど数え、火を止めると同時に2の銀杏を散らします。
    すぐに蓋をし直して蒸らしましょう。

    以前は銀杏を生の状態で加えておりましたが、何分最近は炊くご飯が少量です。
    小さな土鍋、少量のご飯では銀杏もふっくら仕上がりませんから色が鮮やかな翡翠色になる程度に軽く火を入れておきます。

    ですが、お焦げは作りたくないのに出来てしまう・・・やはり新米を土鍋で炊くのは難しい。











今朝のお味噌汁は金時草と油揚げ。
夏を乗り切った畑の金時草、今ちょっと元気になってはおりますがそれも限界かしら。
そろそろ葉もかたくなっております。






農協で調達致しました万願寺とうがらし、お名残惜しい夏野菜のひとつ。
いつものように圧力鍋でちょちょいの常備菜を拵えましょう。
  1. 圧力鍋にお水・お酒・白だし醤油を合わせて煮立てます。
    お吸い物よりちょっと濃いかな?程度の濃さで。
  2. 万願寺唐辛子は綺麗に洗い、ヘタとガクを取り除きます。
    全体を爪楊枝等で5〜6か所突き、圧力鍋に加えて加圧1分。
    そのまま圧が抜けるのを待てば出来上がり。
    今日より明日、明日より明後日、味がなじんでどんどん美味しくなります。











週明けの月曜は、 『これから1週間頑張ってもらわないといけないんだからゆっくりして』 との主人の計らいで、基本的にはお弁当はお休みです。
でもその心遣いだけで充分のんびり出来ますもの、うんと手は抜きますが一応拵えますよ、お弁当。

・・・本当に手抜きで地味ですけどね。






朝食に使ったしめ鯖をほんの少し拝借し、油揚げに詰めて福袋風の一品を。
  1. しめ鯖・玉ねぎ・卵白をフードプロセッサーに合わせて粗く攪拌します。
    卵白は卵黄だけを使うお料理の際、ラップに包んで冷凍保存してあるもの。
    半解凍の状態でラップから出して使います。
  2. 1に引き割り納豆・片栗粉を加えて混ぜ、開いた油揚げに詰めましょう。
    口を爪楊枝で縫うようにして留めます。
  3. 圧力鍋に昆布出汁・お酒・みりん・お醤油・冬瓜を合わせて煮立て、油揚げを立てるように並べ入れましょう。2分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちます。

  4. 手で触れられる程度に冷めたら、油揚げのつま楊枝を抜いて半分に切ります。
    煮汁をしっかり切ってお弁当箱へ。






週末、実はちょっとした葛藤と立ち向かっておりました。
マンションのふたつ上の階、ふたつ真上のお部屋に空きがあったのですが、長い長いリフォーム期間を経て土用・日曜とオープンルームの開催に至っておりました。

主人と覗きに行きますと、リフォームは完璧。
しかも同じ間取りではありますが、少し改造もしてあって主人と私の暮らしにはぴったり。
近々リフォームも考えていたことですし、買っちゃおう!という運びになりました。

・・・が、その夜色々と考え、寝ている主人を叩き起こして夜通し考えた結論は 『キャンセル』 。
今は本当にこれで良かったと二人で納得致しております。
そしてリフォーム願望がむくむくと沸き起こっております、もちろん私でなく主人が、ね。
住みやすいお家、加齢とともに少しずつ条件も変わってきますもの。
先ずは主人のベッドを小さなものに買い替えてもらいました。
これでシーツのお洗濯もぐっと楽になります。

posted by しんさん at 16:19 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月03日

久しぶりのお料理備忘録、再開は里芋とさつま芋の茎

先週1週間かけ、楽しかったサンフランシスコ 〜 ロスアンゼルスの旅もしっかり備忘録致しました。
さぁ、今週からは今まで通りのお料理備忘録に戻りましょう。

再開第一弾は、ずばり 『茎 2種』 です。

スーパーに行こうも、これぞと思う野菜になかなか出会えぬ昨今。
季節の変わり目が原因なのかは定かでありませんが、野菜から季節感を感じ取れず買い控えること多々。
一応帰国後もそこそこのお料理はしておりましたが、イマイチ気合が入らなかったのも実状。

そこで頼もしいのが主人の食欲。
私のテンションをどうにか向上させようと、市内で人気の野菜直売所に週末連れていってくれましたよ。

そこで見つけたのが上の画像。
里芋、特に八つ頭等の赤種芋の茎で私の大好物 『赤ずいき』 と、さつま芋の茎。
2種類の茎野菜を手に入れ、ホコホコと帰宅してお料理に挑みます。
1束100円でこれ程楽しめるなんて、つくづく私は幸せ者。





ずいきの甘酢漬けは根尾の伯母の得意料理のひとつ。
伯母は “酢炒り” と言います、“素炒り” かもしれませんがそれは不明。
以前にも挑戦したことはありますが、出来栄えは今一歩 ⇒ ☆彡

ですが今回の出来は我ながら大満足。

元のどす黒いずいきからは想像つかない程の鮮やかな紅色、なんて美しい。
もちろんシャキシャキの食感にも大満足。
お料理備忘録再開は、ずいきの甘酢漬けとさつま芋の茎の煮浸しを冒頭に。
この茎料理2種を主役と致しましょう。





ずいきの甘酢漬け、意外と手間もかかりません。
私は酸っぱい味付けが好きなのでこの分量ですが、もう少し甘みを強くした方が一般的かも。
おそらく指先が真っ黒になる類ですので、ゴム手袋着用で挑みます。
  1. ずいきは1mほどの長さで売られています。
    とにかくこの長さでは洗うこともままならないので、洗いやすい長さにカットしましょう。
    あまり短くしてしまうと皮をむくのに手間がかかりますので、そこは程々に。

    綺麗に洗って水を切り、ボールにたっぷりの酢水を用意しておきましょう。
    皮をフキの要領でするっとむき、食べやすい2〜3cm長さに切り揃えます。
    太い側から包丁で皮をひっかけるように途中まで皮をむき、後は一気に引っ張ってつるりと。

    切ったそばから酢水に浸していきましょう。
    ナスのようにぷかんっと浮かんでしまうので、ザル等で押さえながら作業を進めます。

  2. たっぷりの熱湯を沸かし、お塩を適量溶かします。
    10分程酢水に晒したずいきの水を切り、さっと茹でて冷水にとります。
    熱湯に加えた時もやはり浮いてしまうので、落し蓋を使う等して対策を。
    あぁ、木の落し蓋が欲しいな。

    熱が取れたら両手でぎゅっと水気をしぼり、保存容器に移します。

  3. お酢 200t
    てんさい糖 大さじ 5 (大さじ6〜7程度に増やした方が一般的な味に仕上がるかと)
    お塩 小さじ2/3

    以上を火にかけ、てんさい糖とお塩をしっかりと煮溶かします。
    煮立たせなくとも、調味料が溶ければOKです。
    熱いうちにずいきの上から回しかけましょう。

  4. これで出来上がり、見る見る間に赤く染まっていきます。
    粗熱がとれたら冷蔵庫に移し、ひと晩おいたら召し上がれ。
    心躍る紅色のずいき、あぁ楽しい、やっぱりお料理はこうでなくっちゃ。











さつま芋の茎は、昨年もチャレンジした食材です ⇒ ☆彡
昨年は酒粕和えに致しましたが、今年は量も多いことですから煮浸しに致しましょう。
薄味に仕上げておけば常備菜としてはもちろん、酒粕和えや白和えにリメイクも可能ですものね
こちらもゴム手袋着用でどうぞ。
  1. さつま芋の茎は綺麗に洗い、丁寧に皮をむきましょう。

    細いのでさぞ難儀かとお思いでしょうが、意外と簡単です。
    太い方からむきたくなるのが心情でしょうが、細い方からむくのがお勧め。
    細い側に包丁をひっかけ、少し先端を切るようにして皮をするりとむきます。
    素直な茎なら、1回でするりとむけてしまいます。

  2. たっぷりの熱湯にお塩を加え、皮をむいた茎を長いまま茹でましょう。
    私はシャキシャキの食感が好きなので、さっと茹でるに止まりますがそこはお好みで。

    冷水にとり、熱がとれたら引き上げて食べやすい長さに切り揃えましょう。
    鼻歌が思わず出てしまうほど美しい茹で上がりではありません?

  3. お鍋にお出汁・お酒を煮立たせ、白醤油で薄めに味を調えます。
    煮立ったところに2を加え、再度煮立ったら火を止めましょう。
    保存容器に移し、粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
    ひと晩おいて味が充分なじんだところを召し上がれ。






以上、簡単ですので昨日のランチ時ワイン片手に仕込んでおきました。
常備菜を週末準備しておくと、先の1週間が楽々ですからね。










そして今朝は、主人が食べたいといって猛アピール致しておりました “鯖の味噌煮” を拵えました。
こってりとした赤味噌に半熟卵、そしてお豆腐。
主役の鯖がくすんでしまう程の名脇役揃い、文字通りの手前味噌ですけどね。






  • 大体の手順は以前の備忘録にて ⇒ ☆彡

    鯖の切り身は両面の少量のお塩をふって10分程おき、ざっと洗ってから次の作業に。
    当時は大量の焼酎消費の為に焼酎を使っておりましたが、今はやはり日本酒に落ち着いております。
    赤味噌は少し量を減らして35g程度。

    面取りした人参と昆布・煮汁を煮立たせたところに下処理した鯖を加えて加圧します。
    昆布は煮立たせないのが一般的ですが、やわやわの昆布も好きなので私はこれで。
    人参と昆布を取り出してからお味噌を加え、落し蓋をしてある程度煮詰めたところでお豆腐を加えて仕上げます。

    半熟卵はお水から茹で、煮立ったら4分間。
    すぐに氷水にとって冷ませば、黄身うるうる私好みの茹で上がり。






今朝のお味噌汁はお茄子とマイタケ。
お茄子は大ぶりの乱切りにし、胡麻油で炒めてから煮干し出汁で仕上げるのがお気に入りです。











面取りした人参の切れっ端を使って、ツナそぼろのお結びさんなんてどうかしら。
小ぶりなお結びさんが本日のお弁当です。






  1. 人参の切れ端をみじん切りにし、ツナ缶の油と一緒に炒りつけます。
    ここにツナを加え、お醤油・お酒・お砂糖を加えて炒りつけましょう。
  2. 少し水気が飛んだところで、刻んだマイタケ・鯖と一緒に煮た昆布も刻んで加えます。
    程良く水気が飛んだら出来上がり。
    炊き立てのご飯に混ぜてお結びさんに。






ここ数日、夜になるとどこからかギターの弾き語りを練習する声が響きます。
最初は確か真夜中でした。
寝る直前に心霊スポットのテレビ番組を見ていた私は、恐怖に戦き隣で眠る主人を起こしましたっけ。

弾き語りは昨晩も聞こえましたが、申し訳ないけれどちょっと吹きだしてしまう程下手っぴ。
夜は意外と声が響くので最初は迷惑とも思いましたが、ちょっと・・・この下手っぴ君 (ちゃんかな?) に腹を立てる気にもならず、今では密かに主人と応援する始末。

特にあのヤマ場の高音箇所が・・・ふふ、酷い。

あら、そうしましたら日中ど真ん中の今もどこからか聞こえてきましたよ、弾き語り。
私が聞いても分かる程、相当ギターは練習しないとね。
文化祭か何かで披露するのかしら。
今日はどのくらい上達するのかしらね。
主人とふたり、上達を楽しみにしております、頑張れ。

posted by しんさん at 14:21 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

月曜です、常備菜盛り沢山です

冬野菜に比べ、多くの夏野菜は日持ちしないものです。

ですがそこはちゃんと良くしたもの。
夏野菜を煮浸しや焼き浸しにして冷蔵保存しておくと、冷っとして美味しい上に食欲も進むものです。
しかも、生の状態で保存するよりずっと日持ち致します。
その上、日が経つにつれ美味しくなっていくのですから、野菜も自分のポジションをよく心得ているというもの。

畑の夏野菜もそろそろ終盤。
本日月曜、朝はお弁当そっちのけで夏野菜の常備菜作りに勤しんでみました。

オクラは酸味を効かせた梅風味の煮浸しに。
イチヂクはほんの少しマディラを足し、すっきりミント風味のコンポート。
シシトウは干しシイタケの風味を効かせた煮浸しにしてみましたよ。

そして夏野菜ではないけれど、最終見切り価格で1本100円になっておりました立派な大根。
タイミングよろしく、ちょうど良い大きさの “ぶりかま” を同時に調達致しましたのでぶりかま大根に。

色合い的には相当地味な面々ではありますが、常備菜が揃っていると気持ちにも余裕が生まれます。
もちろん4種とも圧力鍋でちょちょいのちょい。

近所の金物店の閉店セールで2,000円 (2万円ではありませんよ、2千円ですよ) で手に入れた圧力鍋はまだまだ元気。
シンプルな道具はこれだから魅力的です。










圧力鍋を使い回す際、いちばん重要なのはその順序。
ぶりかまを煮た後にイチヂクのコンポートなんて・・・まぁ、想像しただけでゲンナリしてしまいますもの。
重曹でも問題解決には至りませんでしょう。

なので先ずはイチジクのコンポートを。
分量なんて目分量、甘みが足りなければ食べる時に蜂蜜を垂らせば良いだけですものね。
  1. イチジクを綺麗に洗って水気を切ります。
    皮をむいて圧力鍋に移しますが、頑固な皮は無理にめくらなくても良いのではないかしら。
    少々色合いは悪くなりますが、皮付近が美味しい果物の代表だと思います、イチジクって。

    むいた皮やヘタ部分は、お茶パックに詰めて一緒に圧力鍋へ。
    ミントも1枝〜2枝加えましょうか。
    マディラ酒とお水を合わせてひたひたに注ぎ、蜂蜜を回しかけます。

  2. 強火で煮立てて圧力鍋の蓋をし、3分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。
    余裕があればそのまま冷ましますが、早々に移し替えて粗熱をとっても。
    冷蔵庫で冷やして召し上がれ。











イチジクの次は夏野菜かしら。
先ずはシシトウ。
  1. シシトウは果肉とヘタの境目ぎりぎりを切り落とします。
    そうするとガクの部分がぽろりと落ちますからね。

    フォーク等でひと刺しして圧力鍋に移します。
  2. 干しシイタケはお水に浸して戻し、食べやすく切ります。
    戻し汁ごと圧力鍋に移し、お酒・白だし醤油を加えて強火で煮立てましょう。
  3. 蓋をして1分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちます。
    はい、あっという間の出来上がり。











シシトウを保存容器に移し、お次はオクラと参ります。
オクラは昆布出汁で。
  1. オクラを綺麗に洗って水気を切り、お塩で軽くもんで産毛を取ります。
    上下をほんの少し切り落とし、ガク部分をくるりと1周むき落として圧力鍋へ。
  2. 昆布の戻し汁・お酒・みりん・梅干し・一緒に漬けた赤紫蘇を加え、適当な大きさに切った昆布を散らします。極少量の白だし醤油を加えて強火で煮立てます。
    蓋をして2分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちましょう・・・はい、出来上がり。











そして最後は、存在感のあるぶりかま大根。
他の常備菜を準備している間に、ぶりかまの下処理を進めておきましょう。
  1. ぶりかまはさっと洗って水気をしっかり拭き取り、全体に少量のお塩をふって20分程おきます。
    これをさっと流水で洗い、水を切っておきましょう。
  2. たっぷりの熱湯を沸かし、1を霜降りにして冷水にとります。
    お水をたっぷり張ったボールの中で丁寧に洗い、ザルにあげて水気をしっかり拭き取ります。

  3. 大根は大ぶりな半月〜輪切りにして面取りをし、圧力鍋に並べます。

    お水 300t
    お酢 60cc (我が家では甘酢漬けラッキョウの漬け汁を有効利用致しますが。。。)
    お酒 60t
    白だし醤油 大さじ1と1/2
    てんさい糖 大さじ1/2
    みりん 大さじ1
    濃口醤油 大さじ1/2

    を合わせ入れて煮立て、この上に下処理したぶりかまを並べましょう。
    甘酢漬けラッキョウの漬け汁を使わないときは、もう少しみりんの量を増加します。
    千切り生姜をたっぷり散らし、15分間加圧します。
  4. 圧が自然に抜けるのを待って蓋をあけ、黒酢 大さじ1を加えます。
    お鍋をそっと揺り動かしながらなじませ、ひと煮立ちさせて出来上がり。











圧力鍋を酷使して拵えた今週の常備菜。

本当に地味だわ。。。










朝食はぶりかま大根・・・とするつもりでおりましたが、まだまだ熱々のぶりかま大根では魅力半減。
そうね、ぶりかま大根は明日以降の朝食にするとして、今朝はイワシでも焼きましょうか。

イワシを焼く時、我が家ではお魚焼き網+お魚焼きホイルを重ねて使います。
後片付けを考えた横着技ですが、お魚焼きホイルを事前にくしゃっとしておくととても良い調子。
イワシが必要以上つるつる滑ることもなく、その上カリッと焼き上がります。




ぶりかま大根の大根だけを味見する、今朝はそこに落ち着きました。










お弁当を作る気力も削げ落ちましたので、今朝のお弁当はほんの片手間で。
  • お水 100t+粉寒天 小さじ1を電子レンジで2分弱様子を見ながら加熱し、まだ熱いイチジクのコンポート液 200tを取り分けて混ぜ合わせます。
    イチジクのコンポートをひとつ器にとり、そっと寒天液を流しましょう。

    少し固まりかけたところで、ピスタチオとドライドクランベリーを。
    実はドライドフィグも寒天液の下に潜んでおります。
以前拵えて冷凍しておいたパウンドケーキを添えて、本日のお弁当と致しましょう。

ごめん、主人。
今朝の私にはこれが精いっぱいだったの。










先週末の金曜日、N響の岐阜公演がありましたので主人と出かけて参りました。

O奥さまに頂戴した芭蕉布のシックな着物。
ジャワ更紗の帯を合わせてみました。
日中は確かに暑いけれど、確実に真夏の日差しとは違う空気を含んだ外気に夏の終盤を想います。
あれ、今年は昨年よりちょっと夏が短い?
去年は9月に入っても薄物をコソコソ着ていた記憶があるのですが・・・

盛夏の着物もそろそろお片付けしないと。

posted by しんさん at 15:42 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

出来心で拵えました、ピータン粥

主人の好き嫌いの無さには、事あるごとにほとほと感心させられます。
食べ物に関してだけは本当に好き嫌い皆無の主人ですので、たまに手を焼くことも。

バンコク旅行の際の定宿 オリエンタル・バンコクでの朝食時、必ず主人がチョイスする中華粥。
トッピングにはピータンが常。
うーん、ピータン・・・あまり得意じゃぁないのよね、私。
ですが週末、主人と食材調達に行った際についピータンを見つけてしまいました、しかも私が自ら。
案の定、主人は買おうといって聞きません。
私が撒いた種とは言え・・・とほほ、ピータンですか。

8月初日、1日の月曜日、しかも朝食、苦手なピータンで文字通り全てが始まりました。

蒸し鶏を拵えたその蒸し汁を使って炊き上げた鶏粥に、個性的なピータンをトッピング。
これが思った程の難問でもなく、案外美味しくさらりとお腹に収めてしまいました。

もちろん主人は大喜び、また買いに行こうと意気揚々。
夏バテ防止に今年はピータン、我が家の食卓は益々進歩の一途を辿っております。





蒸し鶏は圧力鍋で作るいつもの手順で。
お粥は土鍋でゆっくり炊き上げます。
  1. 鶏胸肉は皮と脂肪の部分を丁寧に取り除きましょう。
    全体をフォーク等で丁寧に突き、極少量の蜂蜜とお塩を順にすり込み20分程おきます。

    圧力鍋にお水を張って蒸しすをセットし、胸肉を入れた蒸しカゴを上におきます。
    たっぷりと千切り生姜を散らしてアルミホイルで胸肉を覆い、5分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちましょう。
  2. 圧力鍋に残った蒸し汁を土鍋に移してお出汁を足し、30分程かけてゆっくりお粥を炊きます。
    我が家は十六雑穀入りのお粥ですがそこはお好みで。
  3. 炊き上がったお粥をお椀に盛り、蒸し鶏をほぐして散らします。
    一緒に蒸した生姜も一緒に。

    ピータンをひと口サイズに切って散らし、白胡麻をたっぷりひねって出来上がり。

    お好みでごま油をたらして召し上がれ。
    その色合いにはまだまだ抵抗感は否めませんが、まぁ主人が気に入ったのなら・・・ってところ。
    はい、また拵えると主人と約束してしまいました。











先日土曜日に土用の牛の日は終わってしまいましたが、今更ながらの土用しじみ。
しじみの下処理は様々あれど、私はこの方法に今のところ落ち着いております ⇒ ☆彡

月曜日の定番となりました 『イワシのお酢煮 ☆彡』 ですが、目下のところピクルス液の有効利用メニューとしても定着致しております。





  • お酢の代わりに、伯母特製の “甘酢漬けラッキョウの漬け汁” を使うことが多かったのですが、今の時期は夏野菜の保存の為にと多種常備しておりますピクルスのお片付け料理として。

    ピクルスの漬け汁を使い、つけ汁の塩気や甘みを考慮して調味料を適当に加減します。
    15分加圧した後、香酢を回しかけてひと煮立ち。

    只今、イワシと一緒にふわふわトロトロに煮た米茄子がお気に入り。
    15分イワシを加圧した後、いちど蓋を明けて大きめにカットした米茄子を加えます。
    2〜3分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ってから香酢を加えてひと煮立ち。
    米茄子は大きく切ると溶けてなくなってしまいますから大きめに。











さらりと簡単にお弁当の準備も致しましょう。
最近気に入っております、 “カーズのホールウィートビスケット” を今日は主食と致します。

このホールウィートビスケット、相当甘めではありますがザクッとした食感がお気に入り。
クラッカーも買ってあるのですが、これはまだ未開封。
ホールウィートビスケットには、夏野菜いっぱいのごちゃ混ぜサラダを添えましょう。





  • みじん切り玉ねぎ
    カプリス・デ・デュー
    輪切りピーマン
    塩茹でにして小口に切ったおくら
    ピータン粥に使った蒸し鶏
    アンチョビオリーブ
    ミニトマト
    アボカド
    レモン汁
    スパイスソルト
    ココナッツオイル

    これらをボールに合わせて混ぜるだけ、正にごちゃ混ぜサラダ。
    多めに塩茹でしたオクラは、フードプロセッサーで刻んで粘りを出してから小分け冷凍。
    傷みやすい夏野菜ですもの、ひと手間かけておけば後はうんと楽が出来ます。






いよいよ8月、暑さも本格的。
先程、半分趣味化致しております市の子宮がん検診に行って参りました。
早速再検査のお達しを頂戴致しましたが、今更動揺も致しません。
それより出来心で歩いてクリニックから帰宅した結果、その暑さに呆然と致しました。
日頃移動は主人の運転かタクシー、己の運動不足を実感したさもないチャレンジでありました。

いてて、足の靴ズレが・・・

posted by しんさん at 15:26 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月25日

週明け、楽する為に常備菜いろいろ

朝・昼としっかり (本人らは程々のつもり) 炭水化物を摂り、夜はお酒を少々と肴はタンパク質中心。
お豆腐や大豆料理に、刺身こんにゃくやところてんといった感じで軽く済ませる生活を楽しんでおります。

そんな生活に欠かせないのが常備菜。
今の時期なら、キュウリやゴーヤのお漬物・夏野菜の煮浸しが定番となっております。
夏野菜の常備菜って、冷蔵庫から出して温めたりせずそのまま食べて美味しいってところが嬉しい。
食材は旬がいちばん。
お手頃価格だし、何と言っても体がその旬の味を欲している気が致しますもの。

日が経つにつれ美味しくなっていく常備菜は、手順そのものはとても簡単。
月曜日ですので、今週1週間楽する為に朝から色々と常備菜を仕込みます。

毎日の朝食に必ず添えるヨーグルト。
常備菜とは言えませんが、先ずは昨日畑で収穫して参りましたルバーブを使って。
ヨーグルトに添えるジャムを拵えましょう。

今シーズン2回目の収穫となりますルバーブ。
最初に収穫致しました6月には、白ワインと生姜でルバーブジャムを拵えました (☆彡)

今回は早々に使い切ってしまいたい安箱ワインのお片付けの為、赤ワイン仕立てでございます。
手間のかかるイメージのあるジャムですが、ルバーブは本当に簡単スピーディ。
前日にお砂糖をまぶしておけば、後は軽く煮詰めるだけで甘酸っぱいルバーブジャムの出来上がり。
林檎のようなルバーブの香りに、週明けの気分も弾みます。





前回のルバーブジャムは正直甘みを押さえ過ぎました。
今回は蜂蜜を仕上げに加え、市販のもの程ではありませんが程々の甘さ。
うん、ヨーグルトにもぴったりです。
  1. ルバーブは綺麗に洗って水気をしっかりと拭き取り、3cmほどの長さに切り揃えます。
    この状態で500g弱。

    てんさい糖 170gをまぶし、赤ワイン 50t・レモン汁 25tを加えてひと晩おきます。

  2. しっかりと水が上がってきたら、次の工程へと参りましょう。

    ルバーブだけをすくい取り、シロップをお鍋に移して中火にかけます。
    煮立ったら弱火にしてしばらく煮、頃合いを見てルバーブをここに加えましょう。
    10分程度とろりとするまでしばらく煮詰め、仕上げに蜂蜜を大さじ1弱。
    はい、出来上がり。

    適当なビンに移し、冷蔵庫で保存します。
    このお砂糖の量では常温保存は不可能でしょう。ジャムとしては失格です。
    そもそも保存するつもりで拵えておりませんので、失格でも構わないのです。
    畑のルバーブ、今シーズンあと1回くらいは収穫出来そうです。











先日頂いた大きな大きなスイカ。
往生際悪く、スイカの皮をビール漬けに致しました (中盤辺りにそのいきさつが少々 ☆彡)

うんと冷やして食卓へ。
貧乏くさいと侮るなかれ、体の火照りがすっきり致します。
スイカの後のゴミもぐっと減って一石二鳥。





  • きゅうり同様、スイカの皮から水分がたっぷり出ますので使用するビールは極少量。
    食べやすく切ったスイカの皮にビール・てんさい糖・お塩を加えて冷蔵庫へ。
    時々上下を返して水気が上がるのを待つだけ。











月曜の朝食に定番となりました “イワシのお酢煮”
最近は多めに拵えて常備菜として楽しんでおります。
詳しい作り方は昔の備忘録にて⇒ ☆彡

このイワシのお酢煮、常備菜としてだけでなく、お片付け料理としても大活躍。
以前は甘酢漬けラッキョウの漬け汁有効利用としてでしたが、応用の幅はどんどんひろがります。
目下ピクルスや煮浸し等の常備菜全盛の我が家、その漬け汁を使って楽しんでおります。

今回は赤ワインベースのピクルス液を使って。

赤ワインがベースですので、多少は調味料等も変化しますが基本は同じ。





  1. イワシは綺麗に洗って水気をしっかりと拭き取ります。
    千枚通し (料理用に1本常備すると意外と重宝します) で全体を軽く突いておきましょう。
  2. 赤ワインベースのピクルス液 (おそらくこの時のでしょう ☆彡
    レモン汁
    ナンプラー
    極少量の濃口醤油 (香りつけ程度です)
    器量の悪い自家製ミニトマト
    サラダには向かないセロリの葉先や根元辺り
    つぶしたニンニク
    タイム

    等を圧力鍋に合わせて煮立て、イワシをそっと並べましょう。
    千切り生姜をたっぷり散らし、加圧すること15分。
  3. 圧が自然に抜けるのをまって蓋をあけ、大きめに切った米茄子・彩りのシシトウを加えます。
    軽く1〜2分加圧し、仕上げにバルサミコ酢をさっと回しかけましょう。
    軽くひと煮立ちさせて出来上がり。

    とろとろの米茄子が美味しい。
    タッパーに移して冷蔵庫へ。
    明日はもっと美味しくなりますよ。











食材がどんどん片付いて楽しい・・・と言って、常備菜作りに専念ばかりもしていられません。
主人が起きてくる時間です、朝食の準備に取りかからないと。

昨日、畑の帰りに農協朝市を覗きました。
所詮素人畑作業、畑の収穫物ばかりでは飽きてしまいますものね。
ぷりっと膨らんだ愛らしい枝豆を調達して参りましたので、今朝は枝豆ご飯と参りましょう。

常備菜にと先週拵えましたキノコの佃煮。

戻した干しシイタケやシメジ、マイタケ等を合わせ、極少量の干しシイタケの戻し汁・白だし醤油・お酒でしんなりするまで煮るだけ。
佃煮と言ってもお醤油はぐっと控えておりますので、冷奴に添えて胡麻だれ等を合わせて頂きます。





  • 塩茹でにした枝豆と一緒にこれをご飯に混ぜ込んだ枝豆ご飯。
    十六雑穀を混ぜ込んだご飯ですので少々色合い的には不器量ですが、うん、美味しい。
    ご飯が必要以上にむっちりしているのは、オクラの煮浸しの浸し汁を調味料に使ったからかしら。
    とろっとしたオクラの浸し汁がご飯をコーティング、これぞ貧乏性料理です。






大急ぎでお豆腐とお揚げのお味噌汁を拵えて。
ふー、危ない危ない、常備菜を作るのに夢中で朝食が間に合わなくなるところでありました。

ご飯をお弁当箱に詰めて、これも常備菜のひとつ “へしこふりかけ ( 中盤辺り ☆彡) ” をぱらり。
茄子の赤ワインピクルス ( これも中盤辺りです ☆彡) や生姜の甘酢漬け、茎ミョウガの甘酢漬け (☆彡) を詰めて本日のお弁当と致しましょう。

ものの3分で出来上がる常備菜弁当でございます。










常備菜のおかげで朝の余裕も生まれます。
いつぞやイオンで調達致しました “金時草” 、脇芽の辺りをちょっと切って育てております。
間もなく収穫出来る程に大きくなりましたよ。






  • 元気そうな脇芽の辺りを清潔なハサミ (雑菌が繁殖しないよう) で斜めにちょんっと切り落とし、根元が水につくよう容器に挿しておきます。
    この時、根の断面が底につかない方が発根しやすいかと存じます。

    冷暗所に置いておくと、数日後には枯れてしまった!と思いきや、小さな新芽が。
    ここまで来たら発根間近。
    発根を確認したら土に植え替え、毎日お水をたっぷりやりましょう。落ち着いたら肥料を。






週末にしっかり飲んだので、今夜はお酒は控えます。
主人がまたまた箱買いした刺身こんにゃくを一品に、今夜も常備菜が活躍します。
そうそう、昨日収穫して参りましたヘチマのように育ってしまったキュウリを何とかしないと。
また常備菜が一品増えます。

posted by しんさん at 16:04 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする