2020年07月16日

パラタ?なにそれ?

ベーキングパウダーやイーストを使わない素朴なインドの薄焼きパンが大好きです。
カレーにはナンだと思っておりました数年前、それからチャパティだ、パニールだ、ロティだと、何が違うのかよく分からないインドの薄焼きパンの存在を次々知り今に至っております。

そしてつい先日、また耳慣れないインドの薄焼きパンの存在を知ることと相成りました。
それがパラタ。
なにそれ?

画像を見ても、動画を見ても、その佇まいはつくる人それぞれ。
特に興味深かったのは、そのパラタの成型方法で何をもってパラタとするのか分からなくなる程に様々。
ならば気楽にチャレンジできるというもの、私のオリジナルパラタ。

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あれ?
ちょっと想像していたのとは異なりますが、これが私の初めてのパラタということで。

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ちょっと調べてみたところ、どうやら生地はチャパティと同じようなのですがその成型方法が本当に独特。
紹介されている成型方法は様々ですが、生地を伸ばして折りたたみ生地がパイのような層になっているのがパラタの特徴らしい。

・・・どう見ても層にはなっていない私の自称パラタ。

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ですが素朴な生地の風味は主人も私も大のお気に入り。
我が家では小麦粉は全粒粉しか常備しておりませんので、全粒粉100%の多分一般的なパラタよりさらに素朴な風味に仕上がったかと存じます。

もちろん久しぶりのカレーに主人は大喜びでしたよ。

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素朴な全粒粉のパラタ。
生地を寝かせる等、時間はかかりますが手順そのものはとても簡単です。
そして何より材料がシンプル。
一晩ゆっくり冷蔵庫で生地を寝かせるので、前日のうちに生地を準備します。



◆材料(直径11pほどのパラタ8枚分です)

  • 全粒粉薄力粉 300g
  • 豆乳 110g
  • 卵 1個
  • 無塩タイプの発酵バター(湯せんで溶かしておきます) 20g
  • てんさい糖 20g
  • お塩 2g

  • 生地にぬるオリーブオイル 適量





◆作り方

  1. オリーブオイル以外の材料をすべてボールに合わせて混ぜます。
    生地がひとつにまとまったらボールから出し、力を込めて10分間捏ねましょう。

    つややかに捏ねあがった生地をボールに移し、表面にオリーブオイルをぬってふわりとラップをします。
    室温で1時間生地を寝かせましょう。
    この時のボール、バターの湯せんに使ったボールを使うとちょっと得した気分です。

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  2. 寝かせた生地を包丁で8等分します。

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    断面をのばすようにしながら生地を丸めてバットに並べます。
    表面にオリーブオイルをぬってラップをし、ひと晩冷蔵庫で生地を寝かせましょう。

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  3. ひと晩休ませた生地を成型しましょう。

    先ずは生地を丸く薄くのばします。
    円の中心に向かう半径位置に包丁で切れ目を入れ、そこから半径を芯に生地を丸めていきます。

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    重なった部分の生地を少し開くようにしながら、尖った側を下にして生地を立てます。
    手のひらでギュゥーーーーッと生地をおさえて平らにし、それをさらにめん棒で丸くのばしましょう。

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    この成型方法、本当に楽しい。
    慣れてきたのでちょっとお遊び、ニゲラを生地に練りこんでみましたよ。

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    成型した生地は生地同士がくっつかないよう、表面にオリーブオイルをぬって重ねておきます。
    乾燥しないよう、ふわりとラップをかけておくことも忘れずに。
    この状態で室温に30分ほどおきます。

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  4. フライパンに極々少量の油をキッチンペーパーですり込みます。
    中火できれいな焼き色がつくまで焼いたら裏返します。

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    裏もさっと焼きましょう。

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    初めてのパラタは想像していた層にはなりませんでしたが、素朴な味がお気に入り。

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今日の主役はパラタです。
作りなれたカレーはまさに名脇役。
今日は鶏のせせりを使ったチキンカレーですよ。

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  1. 圧力鍋にオリーブオイル・スタータースパイス(クミン・カスリメティ・ブラウンマスタード・ブラックペッパー・クローブ・カルダモン、いつものメンバー。後者3つはつぶして加えます)を合わせてじっくり加熱しましょう。

    香りが十分に上ったところで、刻んだ生姜・ニンニク・フレッシュ唐辛子を加えて炒め合わせます。
    次いで刻み玉ねぎも加え、油がなじんだらターメリックパウダーを加えてしっかりと炒めます。

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  2. ターメリックパウダーが全体になじんだら、ひと晩お水に浸しておいたひよこ豆を漬け水ごと加えましょう。
    ざく切りトマト、鶏せせり肉を加えて加圧すること5分間。

    圧が抜けたらざっくり切ったマイタケを加え、カレーペースト・お塩・グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーを加えてひと煮たち。
    普段はカレーペーストを使うことはまずありませんが、たまに主人が衝動買いしてしまうので。
    器に盛りつけて出来上がり。

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カレーの日は朝もお昼もカレー、これは主人達てのお望みです。
さすがにカレーに納豆も煮魚、焼き魚もありませんからね、結果私としても随分と楽ができるという訳です。

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ただし、主人はカレーを前にすると野性に戻ります。
カレーの頻度が激減したのはそんな理由だということ、当の本人はきっと気づいていないのでしょう。





ですが、久しぶりのカレーを前に野性ながらも飛び切り嬉しそうな主人。
先ほど、アウルで夏野菜のセットを注文致しました。
近々また夏野菜のカレーを拵える・・・かもしれませんね。



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ラベル:パラタ
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2020年06月26日

お豆腐チャパティ〜スパイスカレーブリトー

何が食べたいかと聞くと、大抵の場合主人の答えは『カレー』

答えが分かり切っているのもつまらないので、最近、いえ、ここ数年間は何が食べたいか聞くこともありませんでした。
冬の間は冬野菜にスパイスはいかがなものか等言い訳してカレーを避けて参りましたが、ここまで夏の気配が顕著になると、そして夏野菜が旬を迎え始めるとその言い訳も苦しくなって参ります。

カレーを拵えるとつい無言になる主人、そしてつい野性に戻る主人が少々苦手、それが私がカレーを避ける理由です。
そんな理由で我が家は10年以上冬でも鍋を致しません。
ですが今朝は久しぶりにカレーを拵えてみましたよ。

お肉やお魚は使用しないひよこ豆と夏野菜のカレー。
スパイスを多用した我が家のカレーをくるりと巻いたカレーのブリトー、こちらが本日のお昼ご飯。

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正直申し上げますと、私、ブリトー、食べたことがありません。
英会話のテキストで見ただけ、しかも写真でなく挿絵で。
Wikipediaによると、『小麦粉で作られたトルティーヤに具材を乗せて巻いたメキシコ料理』とあります。

あら、なんだ、小麦粉で作られたトルティーヤなら『チャパティ』で良いじゃない?
じゃ、私は全粒粉とお豆腐で。

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という訳で、全粒粉をお豆腐で捏ねたお気軽チャパティにスパイスを効かせたカレーをたっぷり巻いてみました。
このお豆腐チャパティ、程よく柔軟性もあってなかなか扱いやすい優等性。
もちろん醗酵時間等は不要でとっても簡単。

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お昼になってもカレーがモレることはありませんでしたし、何よりカレーの水分を含んでべショッとなることもなし。
思いつきではありますが、なかなか優れたお豆腐チャパティ、カレーブリトーに仕上がりましたよ。

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そうそう、念のためにではありますが、主人の大好物でもあるカレーを日々意地悪して拵えていない訳ではありません。
週末、土曜日は大抵、少なくとも月に2回はカレーディです。





◆お豆腐チャパティの材料(直径16〜17cm2枚分)

  • 木綿豆腐 130g
  • オリーブオイル 10g
  • 全粒粉薄力粉 60g
  • グラハム粉 15g
  • お塩 1g
  • カロンジ 1g





◆作り方

  1. 木綿豆腐はラップをしないで2分ほどレンジ加熱し、ザルに移して水切りをします。
    重石等はせず、数分、手で触れられる程度に冷ますくらいの間ザルで水切りしましょう。

  2. その間に粉類をビニール袋に合わせてよくふり混ぜておきます。

  3. お豆腐をボールに移し、オリーブオイルを加えてバーミックスで滑らかに攪拌します。
    ここに合わせておいた粉類を加えて菜箸でなじませましょう。

    水気が少ないようなら足しますが、愛用致しておりますお豆腐では追加不要で良い感じにまとまりました。
    ひとつにまとまった生地をビニール袋に移し、滑らかになるまで捏ねましょう。

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  4. 生地を包丁で2等分して丸めましょう。
    大きめにカットしたラップで挟み、めん棒で直径16〜17cmにのばします。


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  5. フライパンに極少量の油を丁寧にすり込みます。
    薄くのばした生地を移し、弱火寄りの中火で綺麗な焼き色がうっすらつくまで数分焼き裏返します。

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    裏はさっと1〜2分。
    焼き上がったら2枚重ね、乾燥しないようラップをかけた状態で冷まします。

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◆ここからは何度拵えたか分からないカレーへと進みます。

  1. ひよこ豆はひと晩水に浸しておきます。
    これを浸け水ごと圧力鍋に移し、10分加圧して茹で汁ごとボールに取り出しておきましょう。

  2. 圧力鍋にオリーブオイル・スタータースパイス(クミン・カスリメティ・ブラウンマスタード・ブラックペッパー・クローブ・カルダモン、いつものメンバー。後者3つはつぶして加えます)を合わせてじっくり加熱しましょう。

    香りが十分に上ったところで、刻んだ生姜・ニンニク・フレッシュ唐辛子を加えて炒め合わせます。
    次いで刻み玉ねぎも加え、油がなじんだらターメリックパウダーを加えてしっかりと炒めます。

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  3. ターメリックパウダーが全体になじんだら、茹でたひよこ豆を茹で汁ごと加えましょう。
    ざく切りトマト、さいの目に切った人参、今日は珍しく大ぶりに切ったじゃが芋も入れますよ。
    加圧すること3分間。

    圧が抜けたらマイタケと茄子も加えます。
    お塩・グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーを加えて茄子がしんなりしたら出来上がり。
    あ、いえいえ、今日は主人が随分前に買って放置してあったカレーペーストの力もちょっと拝借。

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  4. トルティーヤの上にカレーをたっぷり。
    彩りにビーツの葉っぱ、ビーツグリーンも。

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    底辺を最初にちょっと折り込み、両端を重ねるように折りたたんでワックスペーパーで包みましょう。
    万が一モレた時のためにプラスチップコップに入れてできあがり。

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カレーの日は朝もお昼もカレーでお願いします。
これが主人のご要望です。

実はカレーだと楽が出来るのですが、何しろ私は兎にも角にも辛いのが苦手。
主人が美味い美味いと上機嫌な横で、私はじっとり汗ばんでヨーグルトで辛味消し。

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流石にカレーの日はお味噌汁や煮魚にはご遠慮いただきます。
納豆は鎮座しておりますが。

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間もなく主人が帰宅します。
今日のお昼は主人から喜びのメッセージがいつも以上に届いてスマホが騒々しかったこと。





入れ替えに私は歯医者さんの定期健診に。
帰宅したら、週でいちばん楽しみな金曜日。
今日は主人が大好きな茄子の姿煮が既に準備してありますよ。


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posted by しんさん at 13:41 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月16日

チャパティ?〜自家製ホウレン草のカレーを添えて

秋に種を撒いた畑のホウレン草、今シーズンは抜群の出来です。
よくやってしまいがちな肥料不足による葉っぱの黄化もなく、濃い緑色で瑞々しく活き活きしたホウレン草は只今正に収穫期。
昨日、ちょっと多めに収穫してまいりましたので今週の幕開けはホウレン草カレーと致しましょう。

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まぁ、なんて地味な佇まい。

幸い今日は冬に戻ったような寒さですので、来週あたりまでは活力漲るこのホウレン草、楽しめるのではないかしら。
ですがそうは言っても野菜の旬は短いもの。
そろそろ収穫してあげないととう立ちも始まりますし、何より美味しくなくなります。

収穫したばかりのホウレン草をピュレにして惜しげもなく使用した主人大喜びのホウレン草カレー。
全粒粉の自家製チャパティを添えて。

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チャパティ?

本当はナンを焼きたかったのですが、何しろ思い付きですから。
慌ただしい朝に醗酵時間もそうそうとれないし、最近は楽ちんなオーバーナイト醗酵ばかりですのでその気力も皆無。
醗酵時間も不要なチャパティにとあっさり変更したのですが・・・

はてさて、これってチャパティなのかしら?
主人のメッセージには“パパド美味しい!”とありましたが、いや、パパドではないでしょ?
でも果たしてこれがチャパティかと聞かれれば、自信なし。

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でも美味しいから良しと致しましょう。
幾度か焼いているうちには、よく見るチャパティのようにフクっと風船のようにふくらむやもしれません。

材料も手順もシンプルそのもの、自称チャパティ。
しっとりとした食感、全粒粉の素朴な風味、ニゲラのアクセント、あとはチャパティらしいぷっくりとした焼き上がりを目指しての備忘録。





◆材料(ふたり分)
  • 全粒粉薄力粉 85g
  • グラハム粉 15g
  • ニゲラ(色々と呼び名があります、カロンジとも) 適量
  • お塩 ひとつまみ

  • 無塩タイプの醗酵バター 10g
  • ホエー(ヨーグルトからでた水分、乳清です) 50g





◆作り方
  1. バターは大きめのボールに入れて溶かしておきます。
    湯せんでも電子レンジでも、神経質になる必要はなし。
  2. 粉類をビニール袋に合わせてよくふり混ぜ、1のボールに加えましょう。
    菜箸でバターを粉類に混ぜ込み、ホエーを加えます。
    同じく菜箸でそぼろ状に混ぜ込んだところで手で捏ね、全体がひとつにまとまったらボールから出して5分ほど捏ねてまとめます。

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    ぬれ布巾をかけて室温で30〜40分ほどおき、包丁で4等分します。

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  3. 生地をまん丸に丸め、ラップで挟んで手のひらで平らにつぶしましょう。
    更にめん棒を使い、出来るだけ薄く丸くのばします。
    小ぶりなめん棒を持っておりませんので、そこはすりこ木で代用。

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    のばした生地は、乾燥しないようぬれ布巾をふんわりとかけておきましょう。
    生地を重ねてもくっついたりしないので大丈夫。

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  4. オーブントースターを予め温めておき、出来るだけ高温でさっと焼きます。
    表面が白っぽくなってきたら裏返し、両面焦がさないように。

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    少しふくらむ兆候も見られたのですが、まだまだ技術不足です。
    網の上で冷ましておきましょう。

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ホウレン草のカレーはいつもの感じで。
  1. ホウレン草は根元に十文字の切れ目を入れ、泥を残さないよう綺麗に洗います。
    美味しいホウレン草は軸まで美味しい、いえ、軸が美味しいのです。

    洗っていつものように水を切らずに圧力鍋へ。
    必要ならば大さじ1程度お水を足し、圧がかかったらひと呼吸おいて火を止めます。
    圧が抜けたら蓋を開け、バーミックスで滑らかなピュレ状に。

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  2. 圧力鍋をさっと洗い、オリーブオイル・スタータースパイス(クミン・カスリメティ・ブラウンマスタード・ブラックペッパー・クローブ・カルダモン、いつものメンバー。後者3つはつぶして加えます)を合わせてじっくり加熱しましょう。
    香りが十分に上ったところで、刻んだ生姜・ニンニク・フレッシュ唐辛子を加えて炒め合わせます。

    次いで刻んだ玉ねぎも加え、油がなじんだらターメリックパウダーを加えてしっかりと炒めます。

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  3. トマトの水煮缶とお水を少々、さっと洗ったムングダルも加えて5分加圧しましょう。
    圧が抜けたら蓋を開け、ホウレン草のピュレを加えます。

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    なじんだところで刻んだマイタケ、お塩・グリーンコリアンダーパウダー・ガラムマサラ・カイエンペッパーを加えてひと煮立ち。
    お塩はしっかりと効かせるのがポイントです。
    素朴なチャパティを添えて召し上がれ。

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    ホウレン草のピュレは冷凍保存も出来ます。
    今日拵えたカレーと一緒に冷凍保存。
    いつか主人の食欲を満たしてくれることでしょう。

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本当に地味な本日のお昼。
自家製野菜ってね、思い入れもあって愛らしい反面、泥が目に見えるので意外と準備に時間がかかるのです。
それでも止められませんけどね、野菜栽培は。

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スパイスの香り漂う朝の食卓。
ですが朝食は純和風、週末に仕込んでおいた鯖の味噌煮が食べ頃です。

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ホエーを少し足して炊いたご飯は艶々のモチモチ。
このホエー効果、もう少し世に広まっても良いと思うのですが。
実家の母に教えても実行する気配はなし、残念なお話です。





白菜の季節も終わる昨今、自家製キムチの醗酵が進んで酸味が際立って参りました。
これが納豆によく合うのです。

最近気に入っているのが、ヨーグルト+自家製甘酒。
キューブ状に冷凍して保存してある麹だけで拵えた自家製甘酒をヨーグルトに添えます。
デーツとデーツシロップの甘みが甘酒の穏やかな甘みに良く合います。





『大丈夫、国民は俺が守る!』
ハッタリでも何でもそんなことを安倍さんの口から聞きたい昨今ではありますが、なかなかそうもいかないようです。

ですが、近所のマックスバリュでは普通にティッシュもトイレットペーパーも並んでいます。
マスクはまだまだ店頭で見かけることはありませんが、もしせき込んでいる方がいたら、日々持ち歩いているマスクを差し上げようと思う余裕も生まれてきました。

取り敢えず免疫力向上、そして筋力トレーニング。
出来ないと思っていた腕立て伏せですが、谷本先生が紹介していた筋肉エクササイズを毎朝の運動に追加してみました。
うん、これは続けられそう。

トイレットペーパーやティッシュに励まされる、筋肉つく、やはり私はタダでは転ばない性分のようです。



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posted by しんさん at 14:17 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月19日

手作りキットでタイ料理2種

昨年9月、いつもより少々短めのバンコク旅行を楽しんだ際のこと。
私たちには珍しくパワースポット巡り (☆彡)などを致しました。
案内役 兼 幹事 兼 お世話係を一手に引き受けて下さったひなさん、そして手土産までのお心遣い。

彼女が選んでくれたタイ土産は、どれも私たちの好みを見事に見抜いたものばかり。
中でもタイ料理の手づくりキット、その至れり尽くせりな内容にはついニンマリ致しました。
タイ料理の食材って、1回分だけを手に入れるのが難しいものが多いのよね。

並べて眺めてニマニマしておりましたタイ料理キットですが、そろそろ使ってしまった方が良さそう。
タイのデザート、Sa Koo Tua Dum 〜 サー クー トゥア ダム です。

黒豆とタピオカがたっぷり入ったココナッツミルクです。
そうそう、この甘さって感じのココナッツな甘さに塩気がきりりと効いたタイのデザート。

黒豆もタピオカもココナッツパウダーもセットになっているので、お鍋ひとつでことこと煮るだけ。
トッピングのドライバナナとピールチョコはおまけです。
昨日拵えたデーツシロップ (☆彡) もちろりと添えてみましたよ。

タイ土産の手づくりキット、開封時はちょっと寂しい気も致しました。
でもやっぱりタイデザートの美味しさにはかないません。

美味しい懐かしい愛おしいタイ土産、せめて画像だけでもしっかり残しておくと致しましょう。
もう一方のSom Tam 〜 ソム タムは、乾燥パパイヤまで同封されているといった念の入り様。
菊芋でソムタムを拵えるのが常の私、パパイヤを使った本来のソムタムはこれがお初です。





  • サー クー トゥア ダムキットは、二つの袋が入っておりました。
    ひとつにはココナッツパウダー、そしてもうひとつは黒豆とタピオカの入ったふくろ。

    お水と一緒に黒豆とタピオカをコトコト煮たら、後はココナッツパウダーを加えるだけ。
    お水の量も茹で時間も細かく明記してあってちょちょいのちょい。
    量もぴったりのふたり分。

    少々地味でしたので、バナナチップと手作りピールチョコレート (☆彡) をトッピング。
    手作りのデーツシロップ (☆彡) は何にでも寄り添ってしまう万能の甘みです。











お鍋ひとつで着地してしまったサー クー トゥア ダム。
時間に余裕もあることですし、有り合わせの生春巻きなどひと巻き。

作り置きしてあった鶏胸肉の茹で鶏を使って、在庫野菜と合わせてこちらもちょちょいのちょい。
やわらかな春キャベツをたっぷり巻いて、アボカドのグリーンが映える人参の赤。

火を見るよりも明らかな有り合わせですが、このやわらかな透け感は作っていて楽しいもののひとつ。






  • アボカドは変色防止の為に極少量のレモン汁をからめ、みじん切り玉ねぎと合わせます。
    ぬるま湯に胡麻油を数滴垂らしてライスペーパーをくぐらせ、お水で湿らせたキッチンペーパーの上に。
    千切りキャベツ、さっと茹でたインゲンとスティック状の人参、鶏胸肉の茹で鶏、そして薄切り人参とアボカド。

    昨日のお菜用に拵えたカオマンガイ風ソース ( うーんと後半ですが ☆彡) で召し上がれ。





    鶏胸肉の茹で鶏は、週末作って茹で汁に漬けた状態で冷蔵保存しておいたもの。

    予め室温に戻しておいた鶏胸肉は、全体をフォーク等でしっかり突いてからお砂糖、お塩の順にその都度丁寧にすり込みます。
    多めのお水をしっかり煮立ててお塩を加え、やや50t程度のお酒を注いで温度が少し下がったところに皮面を下にして胸肉を加えます。

    ぐらぐら煮立たせないよう弱火にし、蓋をして8〜9分。
    蓋をしたまま20分以上放置すれば、しっとり茹で鶏の出来上がりです。










何だか可愛らしいソムタム手作りキットのレシピ。






  • ピーナッツの在庫がなくて、アーモンドで代用。
    干しエビと一緒に予熱なしのオーブン160℃で10分ローストしてから、同封の乾燥スパイスと一緒に搗いて風味をひろげます。

    棒状に切った人参、そしていんげん、週末に収穫した菊芋も入れてキットのソース。
    すりこ木で搗きながら材料をなじませます。

    最後にお水で戻したパパイヤを加えて出来上がり。






クロックとサークはすり鉢とすりこ木で代用。
タイ料理教室で拵えたソムタム、あのクロックとサークが奏でる独特なキョンキョン音が懐かしい。











タイ料理手作りキットのお昼ご飯。

今度バンコクに行ったら、キットを沢山買ってこよう。











キットのおかげで余裕の朝ごはん。
今週のイワシは脂がのっていてとても美味しい。

生春巻きの具にもなった春キャベツはお味噌汁の一員にも。
やわらかな葉っぱに春を感じます。

あら、大変。
もうこんな時間。
ラジオ英会話の時間です。

旅行を楽しむ為にも英会話は必須ですからね。
さ、お勉強。

posted by しんさん at 15:48 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

ビーツの生春巻き

久しぶりにふと生春巻きなど食べたくなりました。
生憎それらしい材料などありませんが、在庫野菜を寄せ集めて巻くだけのお座なり生春巻き。

昨日拵えたアボカドサラダ、自家製の不器量なビーツやルッコラ・・・
あ、これじゃお片付け生春巻きですね。

自家製ビーツがまるでシイタケの甘煮のようです。
まだまだビーツの扱いには慣れておりませんが、蒸しただけのビーツの存在感に驚きました。
甘い!

ゴワゴワしたビーツの葉っぱは加熱向きだと思っておりましたが、いえいえ、生食でも対応可。
ルッコラに紛れてこっそりライスペーパーで巻いたビーツの葉っぱは、実にも負けない程の存在感。
その毒々しいまでの赤い色素も水溶性らしく、手や布巾にべったりついたビーツカラーもお水で簡単に流れます。

うん、益々興味がわいてきましたよ、ビーツ。
3月になったら栽培拡大と参りましょう。
先ずは栽培に失敗した現ビーツを使い切るべく事前研究といった段階ですね、今は。





前回はビーツをオーブンでじっくりグリルしてフムスにしました ⇒ ☆彡
今朝は圧力鍋で一気に蒸してみましたよ。
  1. ビーツは野菜ブラシで綺麗に洗い、圧力鍋で10分蒸します。
    小さな出来損ないな自家製ビーツ、やわらかく蒸し上がった後は簡単に皮がむけます。
    皮を大まかに剥いて輪切りにしましょう。

  2. ライスペーパー同士がくっつくのを防ぐため、ぬるま湯にほんの数滴胡麻油をたらします。
    ここにさっとライスペーパーをくぐらせ、お水で湿らせたキッチンペーパーの上に。

    千切り人参、ルッコラ、ビーツグリーン (ビーツの葉っぱです)、厚みを半分にした茹でエビ、粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏等々、在庫の食材を並べて巻くだけ。
    味付けした食材を巻くので、今回ソースはナシで良しと致しましょう。

    ビーツの葉っぱ、しっかりと噛み応えはあるのにスジっぽくなくてお勧めです。
    エグ味等は全く感じませんよ。

    こうして後から考えると、刻んだナッツも良かったかしら・・・アイデアが次々浮かびます。











早朝から自室にこもってお仕事をしている主人。
そんな主人に申し訳ない程簡単なお弁当です。

先日、トムヤムクン風味の玄米炊き込みご飯に使ったトムヤムペースト ⇒ ☆彡
残しておいた半量で本来の実力を発揮してもらうべくトムヤムクン。
今日はトムヤムクンとお座なり生春巻きをお弁当に致しましょう。

もちろん生春巻きに巻けないくらい、代用だらけのお座なりトムヤムクンですけどね。





  1. タイの乾燥ハーブやトムヤムペーストがセットになったトムヤムペーストセット。
    昨年バンコクを訪れた際に頂いた思い出のペーストです。
    裏書きをしっかり読んで、そう出来るところはその通りに進めます。

    先ずは乾燥ハーブをお水と合わせ、里芋等の根菜を加えて火を通しましょう。
    香りが抜群に良いコリアンダーの根っ子部分、細かく刻んでここで加えます。
  2. 全体が煮立ったらマッシュルーム、マイタケ、有頭エビ等を加えます。
    ペーストも加えてひと煮立ちで、はい、出来上がり。
    器に盛り、たっぷりのコリアンダーを。






日本人向きに脚色していないトムヤムペースト。
具は代用ばかりとは言え、やっぱりしっかり美味しいです。
ヒナさんはお元気かしら。










今朝の主食は母作の混ぜご飯。
昨日お弁当箱の蓋を開けてクスッと笑ったしまったのは、ご飯に大豆が炊き込んであったから。
母と娘、節分だから大豆、発想が同じです。

今朝はね、どぅみぃ (私のことです) 好みにお茶のタンニン感を濃いめに抽出してみたんだ。
ワクワクした顔が目尻の辺りでこっちを見ています。
・・・うーん、いつもと変わらないかな、美味しいほうじ茶です。





主人の追求体質には繊細な柳桜園茶舗の方が合っているかもね。
ちょっと油断するとまるで味が変わってしまう気まぐれなほうじ茶葉の方が、ね。

posted by しんさん at 14:16 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする