無料のBSチャンネル 「Dlife」・・・ドラマ・バラエティ・お料理等々の海外番組を延々流し続ける局。
お料理なら言わずと知れた “Jamie Oliverの30MM” を筆頭に、 “ナイジェルのシンプルレシピ” でしょ、 “ナイジェラキッチン” でしょ ・・・ ドラマなら “LOST” が只今私の睡眠の妨げNo.1かしら。
さて。
そんなテレビ漬けの昨今ですが、先日Jamie Oliverくんが魅力的なお料理をご紹介していらっしゃいましたよ。魅力的なヨークシャープティングや人参サラダ等と並んだ ローストビーフ。
あら、素敵。ちょうど冷凍庫に牛肉のかたまりがあったっけ。
ふんふん・・・ならばこのローストビーフレシピで、朝食と昼食用のサンドイッチなんぞどうかしら。
はい、本日のお弁当ですよ。 あら、変ねぇ・・・ローストビーフじゃぁないわねぇ・・・
まず第一に、かたまり肉だと思っていたのは間違いでした。
カットしたお肉を、こぉぐしゅっとかためて冷凍してあっただけでありました。もぉっ!
そして第二に・・・
これは冷凍庫から取り出した時点で気づいたことではありますが、牛肉にあらず・・・鹿肉でした。
こうしてJamie Oliverくんの栄えあるローストビーフは、鹿肉炒めへと降格されたのでありました。
でも、出来る範囲でJamie Oliverくんのローストビーフレシピを尊重したのです。
- まずはお肉にハーブをたっぷりとまぶしましょう。
ローズマリー・タイム・セージ・・・全部は揃いません。てか、ローズマリーしかありません。セロリ・パセリ・コリアンダーたちの主に茎部分とローズマリーを刻んでバットにひろげます。
うん、確かにローズマリーを熱湯に5秒つけると香りが際立つわ。そのうえ扱いやすくなるわ。
お塩・黒コショウ・オリーブオイルをこの上に散らし、お肉を加えて軽く揉み込みましょう。
お塩は粗塩、本日はゲランドの塩で。 - 熱したフライパンに並べいれ、片面をこんがりと焼いたら裏返して焼き色をつけます。
焼き過ぎない程度に取り出し、アルミホイルにぴったりと包んで保温をしておきましょう。 - フライパンに残った肉汁で、Jamie Oliverくん風クィックグレイビーソースと参りましょう。
マッシュルームと紫たまねぎ・・・は常備しておりませんので、シイタケと並のたまねぎで。
薄切りにして肉汁の残ったフライパンでじっくりと蒸し焼き状態にし、小麦粉をふって更に炒めます。赤ワイン・・・もないので、ポートワインで代用・・・を注いで軽く煮詰めましょう。
最後にスープストックでのばせば出来上がり。 何分かたまり肉ではなく焼きが短時間でしたので、中途半端な淡い色のグレイビーソースとなりました。どうしても塩辛に見えてしまうのは私だけかしら・・・ - バゲットパンを軽くトーストし、マスタード・発酵バターをぬっておきます。
人参はピーラーでリボン状にスライスして軽くレンジ加熱し、お酢・蜂蜜・ハーブ塩を揉み込みます。いんげんはさっと塩茹でして斜め切りに。
これらをもりっとサンドしてソースをたっぷり、コリアンダーを添えてさぁどうぞ。
ここからはJamie Oliverくんとは何の接点もございません。
我が家の冷蔵庫・野菜室との接点のみであります。
- まずは、ひじきと菜の花の酒粕和え。
生ひじき・千切り人参はさっと茹でてざるにあけます。菜の花はさっと塩茹でにしたら冷水にとり、すぐに根元を揃えて引き上げ醤油洗いをして切り揃えます。
だし汁・酒粕を軽くレンジ加熱して酒粕をやわらかくしてからよく混ぜ合わせ、白味噌・蜂蜜を少々加えて混ぜ合わせます。ひじき・人参・菜の花を和えれば出来上がり。
- 本日のスープは、自家製白菜ザワークラウトとセロリのスープ。
もちろんえのき氷でとろみとコクを加えてね。仕上げにパセリをてんこ盛りに。
そして本日のお弁当・・・近頃ちと量が控えめかしら。
でも主人の体重には極めて効果的だもの、良しとしましょうね。
コリアンダーと鹿肉の相性が意外とストライクでびっくり。酸味の効いた人参もまた良いアクセント。
Jamie Oliverくん風ローストビーフの朝食は何処に・・・鹿肉炒めの朝食です。
今朝は、お魚のスープで戻したクスクスを添えて。
野菜室の中に、ころんっと昨日のつくしが2本漏れて落ちておりましたので添えてみました。 ジェイミーくん、ナイジェル氏、ナイジェラさん・・・まだまだ作ってみたいレシピはてんこ盛りです。
そのうち、『僕が作る!いや、私が作る!』 で主人と本気の喧嘩が繰り広げられそうな予感。
とりあえず、先日畑の土をおこしてハーブゾーンを作って参りました。