まだ半量残っておりました鹿レバー。
今度は大豆と一緒に八角風味にしようと思う旨を述べたところ、彼は怒涛の如くの猛反対。ちっ。
お料理を私が作る以上、決定権は私にあるのだよ。
鹿レバー、本日は大豆と一緒に八角・シナモン風味で。
トマト風味にする予定だったのですが、大豆の戻し汁と一緒に煮たのでトマトの存在感はちと薄め。
主人の反応?
・・・彼は本当にMr.ゾウモツなのね。どうやら彼はゾウモツならばどんな味付けでも大満足みたい。
レバーの食べ過ぎは感心しませんよ。
本日も圧力鍋が大活躍。
- 大豆はひと晩お水に浸しておきます。
- 前日と同じく、鹿レバーは猟師さんが細やかに下処理して食べやすく切っておいてくれた物。
伯母が冷凍しておいてくれたものを解凍し今に至っております。
- 大きめのボールに氷水を張り、鹿レバーを綺麗に洗います。キッチンペーパーでしっかりと水気を拭き取った後、薄切り玉ねぎ・牛乳に20分ほど浸してからザルにあけます。
・・・レバーの臭み抜きの牛乳、貧乏性故勿体無いのは山々でも背に腹はかえられません。 - 生姜とニンニクは包丁の腹でつぶしてから粗みじんにし、圧力鍋に移します。
八角・シナモン・鷹の爪・油をここに加え、弱火でじっくり炒めて香りを引き出しましょう。
ここに1を加えて軽く炒めます。レバーの表面が白くなればOK。 - 大豆を戻し汁ごと2に加えます。トマトの水煮缶も加えましょうか。圧力鍋の蓋をして強火にし、圧がかかったら弱火にして15分ほど。
火を止めて圧が抜けるのを待ち、お塩を加えて煮汁が殆どなくなるまで煮詰めます。
最後にお醤油を極少量たらしてひと混ぜし、黒胡椒をたっぷり挽いて仕上げます。
鹿レバーメインが続きます・・・本日のお弁当。
連休が明けてからまともに食材調達をしておりませんので・・・まぁ食材が乏しいこと乏しいこと。
日持ちする人参は食材として本当に重宝致します。なので今日も人参サラダ。
旬の頃大量に頂いたミカン、薄皮をむいて天日に干した後冷凍保存しておきました。
今日はこれを使いましょうか
- 人参は千切りにし、少量のハーブ塩をふってしんなりするまでしばらくおきます。
冷凍ミカンをぱきぱきっと適当に割り入れ、ハチミツ・オリーブオイル・刻んだミントを加えて和えましょう。しばらくおいて味がなじめば出来上がり。
これまた旬の頃に頂戴した白菜、今や古漬けとなって連日のように大活躍致しております。
本日は新キャベツの新部分と一緒に、圧力鍋で酒粕風味のとろとろスープに。
- 圧力鍋に古漬け・ざっくり縦4等分した新キャベツ・かつお出汁を合わせ入れます。強火で圧をかけたら弱火にして5分ほど。火を止めて圧を抜き、酒粕を溶き入れれば出来上がり。
古漬けの塩分でお塩等は不要です。
器に盛って刻んだサヤエンドウを散らし、白胡麻をひねります。
朝食は昨日作ったこってり仕上げの鹿レバーで。
1日おいた鹿レバーは味がなじんで、更に主人好みになっております。
- 近頃土鍋で炊くご飯にもすっかり慣れました。
煮干しでお味噌汁のお出汁をとる時は、乾煎りしてから圧力鍋に。
煮干しがうんとうんとやわらかくなって、そのままお味噌汁の具の一員化となっております。
本日は干しえのきも煮干しと一緒に乾煎りして。
繊細というものからは程遠い、そして貧乏くさい我が家の食卓。
主人が繊細な人でなくて良かった・・・時々本当にそう思うのであります。