2011年09月23日

酔っぱらいますよ、ベルモット風味のオレンジケーキ

先日、実家の母親がオレンジをふたつくれました。
“安売りしていたんだけどねぇ、こんなに食べられないしあげるわ” ・・・ あらそう、サンキュ。

オレンジを手に我が家に向かう途中。
頭の中では既に何を作ろうかイメージが出来上がっておりました。そう、お料理って直感よ。

先日主人が調達してきましたドライ・ベルモット、Noilly Prat (ノイリー・プラット)。
オレンジに合うんじゃぁないかしら。

ほぉ〜らね、にらんだ通りよ!! やっぱり、ぴったんこよ!!

ベルモット風味のオレンジケーキです。
お水を加えずベルモットとグラニュー糖だけで煮込んだオレンジがたっぷり!

焼き上がった生地にも、たっぷりとベルモット風味のシロップをしみ込ませてあります。

冷蔵庫でうんと冷やして、更にベルモット風味のソースをたっぷりかけて召し上がれ。
ソースのベルモットはアルコールをとばしておりません。直入れです。なので酔っ払います。

近頃のお気に入り、アルコールを使ったお菓子たち。
紹興酒生チョコでしょ、マッコリアイスクリームでしょ・・・あら、以前にも色々作っているのね。
そして本日のベルモット・オレンジケーキ。今日の秋風のような爽やかなケーキです。










ケーキ型は、直径15センチのエンゼル型を使用しております。



【先ずはベルモット風味のオレンジコンポートを作りましょう】

  1. オレンジは2個。上下を少し切り落とし縦に皮をむきます。この状態で260グラム程。
    皮をむく時はお鍋の上でね。果汁も無駄なく使ってあげましょう。
  2. 白い薄皮をできるだけ除きながら房ごとに切り離し、ベルモット 150CC・グラニュー糖 30グラムと共に強火にかけます。煮立ったら弱火に。

    お鍋の大きさに合わせて切ったクッキングシートの中央に穴をあけ、これを落とし蓋にして時々煮汁を回しかけながら10〜15分。そのまま完全に冷めるまでおきましょう。




【さぁ、ケーキに挑みましょう】


  • オレンジコンポートをザルにあけ、果実と煮汁に分けておきます。
  • オーブンは190度に予熱しましょう。
  • 薄力粉 130グラムとベーキングパウダー 小さじ1/2を合わせ、2度ふるっておきます。
  • エンゼル型に薄くバターをぬり、底部分に器量よしのコンポートを並べておきます。
    残ったコンポートは生地に混ぜ込みます。ざっくり刻んでおきましょう。
  • 発酵バターと卵を室温に戻しておきます。
    バターは、ケーキ用が110グラムでソース用が100グラム。
    卵はケーキ用とソース用、それぞれ1個ずつ使用します。



  1. 室温に戻したバター 110グラムをクリーム状に練り混ぜ、充分に空気を含ませます。次いでお砂糖 70グラムを加え、全体が白っぽくもったりとするまですり混ぜたところに 溶き卵 1個分を加えます。卵が分離しないよう、少量ずつ加えながら混ぜ合わせて下さいね。

  2. 卵とバターが滑らかになじんだところで、合わせておいた粉類・コンポートの煮汁 大さじ3を加えていきましょう。
    この時 先ずは粉類の1/3を加えてゴムべらでさっくり混ぜ込み、ここにコンポートの煮汁 大さじ1を加えて混ぜ込むといった手順で。粉類→煮汁を交互に加える・・・を3度繰り返し、最後に刻んだオレンジも加えて生地の完成です。

  3. 用意しておいた型に移し、表面を平らにならします。型の底を数回打ち付けてしっかりと空気抜きをし、190度に予熱したオーブンへ。

    設定温度を180度にして、焼くこと25〜30分。

    もうちょっと大きめの型にしても良かったかしらね。

    熱いうちに型から出して網の上にのせ、これをバッドの上に。熱いうちに、ハケでコンポートの煮汁をたっぷり優しくたたくようにしみ込ませます。特にケーキの側面を重要視してね。

    最後にバッドに落ちた煮汁を上から回しかけ、冷蔵庫に移してしっかり冷やしましょう。




【余力があればベルモットソースなどいかが?】
  1. 室温に戻した発酵バター 100グラムをクリーム状になるまで練り混ぜます。
    ここにお砂糖50グラムを加えてすり混ぜ、更に溶き卵 1個分を少量ずつ加えながら滑らかになるまで混ぜ合わせます。
  2. これを湯せんにかけ、そっと静かにヘラで混ぜます。
    全体がもったりとしてきたら湯せんから下ろしましょう。

    ベルモット 60CCを加え、滑らかに混ぜ合わせればベルモットソースの出来上がり。

    冷やすと幾分かために仕上がります。バターを湯せんにかけた時、写真のようにヘラの跡が残るまで煮詰めるとカスタードソースのような仕上がりになります。
    とろりとしたソースがお好みの方は、煮詰める際加減して下さいね。










こうして3連休初日の本日、ケーキ作りからスタートとなりました。
生地にもソースにもベルモットがいっぱい。大人限定、酒飲み限定のケーキです。

梅*さんもいかが?

さ、今日の夕食は主人から “鶏肉の赤ワインビネガー煮込み” をリクエストされております。
そろそろアルコールが切れてきた頃。
アルコールチャージしながらお料理でも始めましょうか。



posted by しんさん at 18:23 | Comment(2) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

紹興酒を使い切ろう!生チョコで使い切ろう!

先日作ったシジミの紹興酒漬け
頂いたシジミがこれまた立派で、且つ紹興酒の威力が存分に発揮されて大傑作でした。

で・・・と。
開封後の紹興酒がいつまででも残ってしまう・・・この類のお料理を作った後にありがち。

でも、そんな事はこのアタクシが許しません。
使われぬまま何時までもキッチンの隅で埃をかぶる調味料等の存在・・・断じて許しません。

開封後の紹興酒を使い切ろう!先ずは、こんなんいかがかしら。

ほらほら、甘いもの好きの主人がまた惚れなおしましたよ。
紹興酒をがっつりと効かせた生チョコです。

クーベルチュールやらなんやらを使う必要なんてありません。
近所のスーパーで “お買い得” 価格になっていた板チョコ使用です。

でも、このお手頃感&いい加減さが良いのでないかしら。連休中のおやつにぴったり。
とっても簡単、紹興酒の生チョコ。ただし、お酒の弱い方は酔っぱらいますからね。










【 材料 】

  • 極々普通のブラックチョコレート 140グラム
  • 生クリーム 70CC
  • 発酵バター 20グラム
  • 紹興酒 大さじ3
  • ハチミツ 大さじ1
  • 純ココア (バンホーテンのピュアココアが良いと思います) 適量




【 下準備 】

  • 型に合わせてクッキングシートを敷き、バッドの上にのせてスタンバイしておきます。
    型は15センチ角の正方形セルクル型を使用しております。



【 作り方 】

  1. 小さめのお鍋に生クリームとハチミツを入れ、弱めの中火にかけてハチミツを溶かします。沸騰直前まで温めて火からおろし、丁寧に混ぜながら少し冷ましておきましょう。

  2. 大きめのボールにチョコレートを割り入れ、ここに小さくちぎったバターも加えます。1と同時進行でこれを湯せんにかけて丁寧に混ぜながら溶かし、湯せんにかけた状態で1を少量ずつ加えながら混ぜ合わせましょう。滑らかになったら湯せんを外します。

  3. 紹興酒を加えて混ぜ、用意しておいた型に流し入れます。ゴムべらで表面を平らにならし、底を数回優しく打ちつけて空気抜きをします。
    これを冷蔵庫に移し、2時間ほどかけてしっかりと冷やし固めましょう。

  4. 固まったチョコレートをクッキングシートごとセルクルから取り出し、平らな場所に置きます。 そっとシートの側面を開き、茶こしでたっぷりとココアをふって包丁で切り分けましょう。
    包丁は入れるその都度綺麗に拭きながら切れば、仕上がりも綺麗ですよ。

    この上にバッドをかぶせてひっくり返し、そっとクッキングシートを外します。

    この時チョコがやわらかくてシートが外し辛いようならば、もういちど冷蔵庫へ。
    冷やしてそっと・・・が綺麗に仕上げるコツです。

    上にもたっぷりとココアをふって切れ目ごとに切り離します。
    断面にもたっぷりとココアをまぶせば、はい!出来上がり。











とてもやわらかな仕上がりなので、必ず冷蔵庫に入れてあげて下さいね。
そして何より、お酒の弱い方はご注意を。必要以上酔っぱらいませんように。

3連休も今日で2日目。

昨日は主人が、鶏もも肉の赤ワインビネガー煮込みを作ってくれました。
大好きな豊橋のお店の賄いとして紹介されていたお皿を、彼が我流でアレンジしたもの。
ちゃんとバターライスも添えて、彼はご満悦の様子でありました。

そして本日は、またまた白身魚のムニエルに再チャレンジするそうな。
もう、ムニエルだろうとエマニエルだろうとどうぞあなたのお好きになさって下さい。

ちなみに週末に展開される主人の料理。
“ ビストロ OTTO ” から “ビストロ egoist” と店名変更したそうです。。。


ラベル:紹興酒 生チョコ
posted by しんさん at 08:27 | Comment(0) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

美味しい!マッコリのアイスクリーム第2段

実家の冷蔵庫の奥の奥・・・白いペットボトルに入った “マッコリ” が鎮座しておりました。
近頃は、Jang Keun Suk (チャン・グン ソク) 君のCMでもお馴染みのマッコリ。

むぅ〜ん・・・妹だわね、間違いなく。流行りものに敏感な妹だわね、コレを買ってきたのは。
買ったは良いけれど、下戸の彼女のこと。ひと口飲んで大満足した結果ね、これは。

おねぃちゃんに任せなさい、可愛い妹よ。おねぃちゃんがこのマッコリやっつけたるかんね。
はい、やっつけた。

マッコリの風味もりもりのアイスクリームですよ。
以前作ったマッコリアイスより 更にグレードアップいたしました第2段であります。

何処がどう改善されたのか。まずはカスタードクリーム。
“マッコリをたっぷり混ぜ込んだカスタードクリーム” に、“生クリーム” と “メレンゲ” を合わせてあるので、それはそれは滑らかな仕上がり。もちろん結果として全卵を使うので無駄はなし。

そして前回のように、マッコリに火を入れず使っているのもポイント。マッコリがダイレクトです。
さらにさらにパームシードを加え、ふにふにとしたグミのような食感をプラスしてみましたよ。

あら、美味しいじゃないこれ。あら、妹より主人の方が嬉しそうなのはどうしたことかしら?
大人限定マッコリアイス、グレードアップした第2段。正にマッコリです。
あまり食べ過ぎると酔っぱらいますよ、妹。程々にね。










【先ずはカスタードクリームを作りましょう。レンジ使用なので簡単簡単】
  1. コーンスターチ 15グラム ・ 薄力粉 5グラムを耐熱性ボールに合わせてふるい入れます。500Wのレンジでラップをしないで40〜50秒加熱し、粉臭さをとばしましょう。
  2. 1にグラニュー糖 50グラムを加えて泡立て器でよく混ぜ、牛乳 250CCのうち大さじ2杯分をここに加えて滑らかに混ぜ合わせましょう。更に卵黄 2個分も加えてよく混ぜ合わせたら、最後に残りの牛乳を少しずつ加えながら丁寧に混ぜ合わせましょう。

  3. 2を煮詰めて、ぽってりとしたカスタードクリームにして参りましょう。
    500Wのレンジでラップをしないで10分程加熱します。途中こまめにレンジ庫内から取り出し、丁寧に混ぜては加熱する・・・を数回繰り返して下さいね。

    今回はマッコリを混ぜるので、ややかためのカスタードクリームに仕上げます。
    熱々の時より、冷めた時の方がぽってりします。

    最後にクリームが熱いうちに発酵バター 10グラムを加え、よく混ぜてから裏ごししましょう。
    驚くほど滑らかになりますよ。

    完成したカスタードクリームにぴったりとラップを密着させて冷まします。ふり混ぜたマッコリ 200CCを少量ずつ加えながら、泡立て器で優しく混ぜ合わせましょう。











【メレンゲ・生クリーム・マッコリ入りカスタードクリームを合わせて参りましょう】
  1. よく冷やした卵白 2個分を軽く溶きほぐしたところにグラニュー糖 10グラムを加え、つんと角が立つまで泡立ててしっかりとしたメレンゲを作ります。出番まで冷蔵庫へ。

    別ボールで生クリーム 150CC ・ グラニュー糖 10グラムを5分立てにします。泡立て器を持ち上げるとトロトロっと滑らかに落ち、跡がすぐ消える状態です。

  2. これで、メレンゲ ・ 生クリーム ・ マッコリ入りカスタードクリームが揃いましたよ。
    それぞれを合わせて参ります。

    まずは生クリームの1/2量をマッコリ入りカスタードのボールに加え、泡立て器で素早く混ぜ合わせます。これを再度生クリームのボールに戻し入れ、泡立て器で混ぜ合わせましょう。
    今回はここで、ドライのパームシードを刻んで加えてあります。

  3. 次いでメレンゲの1/2量を2のボールに加え、メレンゲの泡をつぶさないようゴムべらで素早く混ぜ込みます。最後にこれをメレンゲのボールに戻し入れ、底から大きく返すようにしながらゴムべらで混ぜ込みます。メレンゲをつぶさないようにさくさくっとね。

    3者が滑らかに混ざったら、冷凍可能な容器に移して冷凍庫へ。
    全体が凍りかけたところを見計らい、泡立て器で数回滑らかに混ぜ合わせましょう。

    完全にかたまってしまうより前、やわらかな状態で食べるのがお勧め。
    かきんっとかたまってしまったら、しばらく室温に戻してよく練り混ぜてどうぞ。










前回より、更にグレードアップしたマッコリアイスクリーム第2段。
パームシードの食感といい、マッコリの風味といい・・・うぅ〜ん、美味しいわ。

やっぱり夏はアイスクリームよ。
市販のものも良いけれど、お家にあるもので適当に作るアイスってのもなかなかどぉして。

さ、これで気になっていたマッコリも片付いたわ。
次にお片付けするものは何かしら?
あぁ、そうだわ。我が家も梅シロップの梅を何とかしないとね。さてさて、何にしましょうかね。


posted by しんさん at 11:01 | Comment(0) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月22日

うっとり・・・のカクテルゼリー

昨日は 夏を思わせる気温でありました。大っ嫌いな主人のサンダル&Tシャツ姿の季節です。
あ・・・この “大っ嫌い”は “サンダル&Tシャツ姿” のこと。“主人” の形容詞じゃないですよ

さぁ、夏と言ったらゼリー系ですよね。ちと強引かしら?
頂いたシンガポール土産と 和歌山土産で、こんなん作ってみましたよん。

・・・なんて美しい!

シンガポール土産、 『シンガポール・スリング』 のミニボトル。
和歌山土産、贈り主曰く 『酸っぱくて とてもじゃないけれど食べられない柑橘類』。

これら シンガポール・スリングと 名称不明の柑橘類で、2層ゼリーを作ってみました。

ルックスだけじゃぁないんです。これは美味しいっ!謎の柑橘類、非常に高得点です。
ふるっつふるのシンガポール・スリングゼリーと 柑橘ゼリーを よくよくからめて・・・ささ どぉぞ。






こちらが 今回の美味しいゼリーを生み出した主材料。
謎の柑橘類、そして シンガポールのラッフルズ・ホテル発祥とされるシンガポール・スリング。

・・・今のいままで、『シンガポール・スリリング』 だと思い込んでいた自分を かなぐり捨てて。



まずは、シンガポール・スリングゼリーを作りましょう。
以下の分量で 4人分くらいかな?私たちはふたりで完食しちゃいましたが・・・


粉ゼラチン 5グラムを、大さじ3のお水にふり入れてふやかします。
これを ラップをしないで15〜20秒程レンジ加熱してかき混ぜ、完全にゼラチンを溶かします。

シンガポール・スリングに、出来るだけ泡がたたないよう そっと炭酸を足して 300ccにします。
ここにゼラチン液を静かに加え、そっとむらなくかき混ぜて 器に流し入れます。

泡をスプーンですくい取り、冷蔵庫で冷やしかためましょう。





シンガポール・スリングゼリーがかたまるのを待ちつつ、柑橘ゼリーの用意にかかりましょう。

なぞの柑橘類は 2個使用。果肉を取り出して 飾り用の数切れを取り分けておきましょう。
果汁も無駄なく・・・ボールの上で取り出し作業を。

ゼリー用の果肉&果汁に、お砂糖 30グラム・ハチミツ 15グラムを加えます。
ラップをして2分程レンジ加熱して混ぜ合わせ、冷ましておきます。

お水 大さじ3に 粉ゼラチン 5グラムをふり入れて ふやかします。
ラップなしで15〜20秒レンジ加熱して完全にゼラチンを溶かし、冷めた柑橘果汁に加えます。

これを かたまったシンガポール・スリングゼリーの上に流し入れるのですが、温度が高いと せっかくのゼリーが溶けて 綺麗な層が崩れてしまいます。

氷水の入った大きめのボールに 柑橘ゼリーのボールを入れ、冷やしながらそっと混ぜます。

とろみがつくまで完全に冷やし、シンガポール・スリングゼリーの上に そっと流し入れましょう。
飾り用の果肉をそっとのせ、冷蔵庫に。






頂いた謎の柑橘類、非常に美味しいです。
シンガポール・スリングゼリーとの相性、ばっちり。こーれーはー 美味しいっ!!

ちょこんっと飾ったレモンバームの香りとも好相性、誰も邪魔していない完璧な仕上がり。
ほんのり酔った感じがするのは気のせいかしら?






昨日のワイン会。目玉は、私たちの生まれ年 68年のワイン。

68年と言えば、最悪ワインの代名詞ともなっている史上最悪の年・・・
後厄の主人は、これを皆に振る舞って 厄払いをしよう!という魂胆だったらしい。

ビールに始まり・・・いや 一体全体何本のワインが空になったのかしら。
悪名高い68ワインは、紹興酒にも似た味わいでした。ま、厄払いは これでばっちりね。

そぃじゃー私は畑仕事に。酒気を追い出して参ります。
・・・アルコール臭いと 母に叱られるかしら。
posted by しんさん at 07:07 | Comment(0) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

新食感 お酒のデザート

よっぽど 飲ん兵衛に 見られているのか・・・よく お土産に お酒を 頂きます。

普段は ビールか ワイン、時々 私が 冷酒(・・・実は、いちばん 好きかも)なので、珍しい お酒を 頂いても なかなか 開封することが 出来ません。が、無駄には決して致しません。

韓国土産の マッコリは アイスクリームに
お引越しの際に 頂いた、綺麗なビンに 入った グラッパは シャーベットに

そして 先日・・・これらに 続く、お酒の デザートシリーズ 第3段を 作ってみました。

今回の お酒は、イタリアは リゾート地で 知られる 南イタリアの カプリ島 ソレント半島。
1年を 通して レモンが 実る この土地で 生まれた レモンの リキュール、リモンチェッロ。

リモンチェッロ入りの ゼリー液を ふわっふわに 泡立てて・・・そぉ まるで 泡雪。
新食感の リモンチェッロの ゼリーを 作ってみました。


ちなみに・・・リモンチェッロって アルコール度も 糖度も とっても 高いのです。

本場では、度数 95〜95の アルコールに レモンの 皮だけを 1週間から 10日間 浸けて その 香りを 移し、ここに お水と お砂糖を 加えて32〜34度に 調整して 作られます。

もともとは 日本で 言うところの 梅酒のように、家庭で 自慢の味を 作っていたそうです。

頂いたのは、こんなに 可愛い 瓶に 入った リモンチェッロ。
こんな 可愛い ナリでも、アルコール度数は 30以上・・・侮れませんよ。


作り方も 材料も、とっても シンプル。大変な 泡立ては 電気に お任せ・・・便利です
ふたり分です。

粉末ゼラチン 3グラムは、大さじ1の お水に ふり入れて ふやかしておきます。

お鍋に お砂糖 10グラムと お水を 入れて 中火にかけ、お砂糖を 煮溶かします。
ここで 加える お水の 量は、100CCから 加える お酒の 量を 差し引いた分量。

お砂糖が 溶けたら、極 弱火にして ふやかしておいた ゼラチンを加えて 完全に 溶かします。
お鍋を 火から下ろし、リモンチェッロ 大さじ1を 加えて 混ぜ合わせます。

ゼリー液を 大きめの ボールに 移し、氷水の 入った ひと回り 大きめの ボールに 浮かべて ゼリー液の 入った ボールの 底を 冷やしながら、泡立て器で ひたすら 泡立てます。

ゼリー液 全体が ふわっふわの 泡となり、すこし とろっとするまで・・・ひたすら 泡立てます。

グラスに スプーンで ふんわりと 盛りつけ、冷蔵庫で 1時間ほど冷やして 出来上がり。


あまり 時間がたつと、古くなった 綿菓子みたいに なっちゃいます。フレッシュな うちに・・・

ふわっふわの 食感は、ゼリーというより まさに 泡雪。
どぉ?主人。たまには こんな 風変わりな おやつも 良いものでしょ?


posted by しんさん at 06:31 | Comment(4) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする