2023年03月15日

酒粕と葛粉と緑豆餡〜ひやし葛湯?それとも飲む酒粕プリン?

どちらの酒蔵のものだったか、主人が新たに酒粕を1キロ取り寄せたようです。

お魚の干物でぎゅうぎゅう詰めになった我が家の冷凍庫。
酒粕の次はバゲットを買って冷凍するのだと無邪気に話す主人。
先ずは今ある酒粕を使いましょうと、今朝は酒粕スイーツ、拵えてみましたよ。

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酒粕風味の葛湯?それとも酒粕風味の葛プリン?

ぐっと甘さをおさえた酒粕風味の冷やし葛湯を、ココナッツシュガーを使った緑豆餡と一緒に崩しながら召し上がれ、とまぁそんな感じでしょうか。


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酒粕風味ですので、トッピングも和風に。
時々イオンネットスーパーさんにお目見えするお気に入りのおやつ、『やきいもころころ』と甘栗、そして香ばしい蕎麦茶をトッピングしてみました。

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葛粉なので冷蔵庫で冷やしてしまうと食感が残念なことになります。
フルッとした食感のほの甘い酒粕風味、そしてココナッツシュガーの穏やかな甘みをまとった緑豆餡、うん、私好みの味に仕上がりました。

一応の備忘録。

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◆ざっくり材料と作り方

  1. 緑豆餡は気軽に圧力鍋で。
    茹でこぼしも端折って実にお気楽。

    半カップ程度の緑豆をさっと洗ってしっかり水を切ります。
    圧力鍋に移し、先ずは中〜弱火で乾煎りしましょう。

    全体がさらっとした状態になったら、緑豆の上3〜4センチまでお水を注ぎ、加圧すること15分。
    十分にやわらかくなった緑豆に、必要ならばお水を足してココナッツシュガーで甘みを添えます。
    程よく煮詰めたところで、仕上げにお塩をひとつまみ。

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  2. 酒粕葛湯に移りましょう。

    板状の酒粕 30gを適当にちぎり、熱湯でしばらくふやかしておきます。
    酒粕がやわらかくなったら熱湯を捨て、滑らかに練ってクリーム状にしておきます。

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  3. 葛粉 15g・てんさい糖 5g・お水 200g・2の酒粕をお鍋に合わせてよく混ぜます。
    しっかりと混ぜ合わせてから、徐に中〜弱火で加熱しながら滑らかに練りあげます。

    常温で冷ますとフルッとした状態になります。

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  4. ジャーに緑豆餡と酒粕葛湯を交互に入れます。
    甘栗やサツマイモ、そば茶等をトッピングして出来上がり。

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今週は生鮮食品がやや不足しております。
野菜室に心躍る食材がない、そんな時に頼りになるのが『乾物』

唯一野菜と呼べる『わさび菜』の彩りを頼りに、乾物サラダ、拵えてみましたよ。

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  1. 緑豆餡を拵えるのに圧力鍋を出しました。
    ならば、圧力鍋を使ってチョちょいっと『干瓢』の下茹でも済ませてしまいましょう。

    塩もみしなくても良いタイプの干瓢、さっと洗って長いままお湯を沸かした圧力鍋に。
    錘が揺れ始めたら火を止め、圧が抜けるまで待って下茹で完了。
    切りそろえて、お出汁・お酒・みりん・お醤油等を煮立てた中に加えます。
    落し蓋をして、煮汁がなくなるまで煮含めましょう。

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  2. 圧力鍋にもうひと頑張りしてもらいます。
    お酒を吹きかけて半戻しにした昆布を結び、かぶる量のお水で加圧すること7分間。

    茹で汁は捨てずに朝食に使用します。
    十分にやわらかくなった昆布を干瓢のお鍋に加えて一緒に煮れば、今宵の肴の出来上がり。

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  3. 干瓢を少しボールに移しましょう。
    ざく切りにしたわさび菜、戻してからさっと湯通ししたひじき、切り干し大根は少量のお水で揉み洗いする感じで加えます。
    胡桃はローストして。
    蒸して冷凍してあるひよこ豆はそのまま。

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    胡麻油を回しかけてお塩をほんのひとつまみ、胡麻をひねります。
    器に詰めて少し真ん中に窪みを作り、そこにお醤油をほんのひと垂らし、温泉卵と胡麻を添えて出来上がり。







・・・温泉卵、火を止めたと思っていたら極々弱火のまま12分放置してしまいました。
程よい茹で卵になってしまいましたが、ま、これもよい経験。


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さ、朝食です。
今朝は久しぶりの金太郎イワシ、程よい焼き色。
主食は、昆布の茹で汁を使ってへしこ茶漬けと致しましょう。

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そしてケーキを2種類、主人と半分こ。
昨日のホワイトディの名残です。


サクサクのミルフィーユ。
キルシュが別添えにされたケーキは、サバランかババ・オ・ラムかと思っておりましたら、『ポロネーズ』というお菓子なのですって。

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備忘録、おしまい。

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2021年10月01日

芋焼酎お片付け強化週間・最終日〜焼酎レーズンと生チョコ餅

開封してしまったイオンブランドの芋焼酎をお片付けしようと、前半は昆布を漬け込んだ昆布焼酎、後半はレーズンを漬け込んだ焼酎レーズン、楽しみながらの1週間、本日最終日を迎えました。

焼酎の風味が程よく漂う昨日の焼酎レーズンパン(☆彡)の翌日。
今日はレーズンのエキスが流れ出た焼酎も残さず使って、芋焼酎お片付け強化週間最終日と致しましょう。
レーズンを漬け込んでおいた芋焼酎を使って、切り餅で作る生チョコ餅など。

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もう少し焼酎らしさが残ることを期待していたのですが。
焼酎独特の例の風味はすっかり影をひそめ、普通に美味しい生チョコ餅と相成りました。

こんなことなら、残った焼酎すべてを焼酎レーズンにしてしまうのだった、そう今日もまた嘆くのです。

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せっかくなので、焼酎生チョコ餅の下にはゆるッと葛粉でかためた甘酒を。

イオンネットスーパでしばしばお買い得価格になっておりますこの甘酒。
加糖もしてあって少々甘めなので、酒粕を加えて我が家好みに小細工してみました。

甘酒葛餅の上は、甘い里芋とグラノーラの組み合わせ。
おかずとしてでなく、ココナッツシュガーで甘く煮た里芋も案外美味しいのです。

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生チョコを使った生チョコ餅。

いつもはココナッツミルクやオーツミルクを使うところを、今日はその半量を焼酎に置き換えて。
レーズンを漬け込んでおいた甘い芋焼酎です。
チョコレートの量もいつもの半量程度に抑えましたが、問題なく生チョコ餅に仕上がりました。





  1. 生チョコを使った生チョコ餅

    ※切り餅 1個(65g強)
    ※アーモンドミルク 35g
    ※チョコレート(カカオ74%のダークチョコレート) 50g
    ※レーズンを漬け込んでおいた焼酎 25g
    ※ココアパウダー 適量

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    切り餅を刻んで耐熱ボールに移し、アーモンドミルクを注いでふんわりラップ。
    1.5分ほどレンジ加熱します。

    お餅がしっかりやわらかくなったのを確認して滑らかに混ぜたら、チョコレートを割り入れ焼酎を加えます。
    再度ふわりとラップをしてレンジ加熱1分弱。

    チョコレートが溶けたら、ほんの少し残っていたレーズンも加えて滑らかに混ぜ合わせます。
    オーブンシートを敷き込んだ容器に流し入れ、上にもオーブンシートを被せてしっかり押しかためます。

    粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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  2. 甘酒の葛餅へと参ります。

    ※葛粉 15g
    ※酒粕 30g
    ※甘酒 190g

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    葛粉と小さくちぎった酒粕を小鍋に合わせ、甘酒を注いで10分ほどおきます。
    良く混ぜて葛粉のかたまりを溶かしたら、中〜弱火にかけて混ぜながら温めましょう。

    全体がもったりしてきたら火からおろし、更に酒粕のかたまりがなくなるまで混ぜ続けます。
    容器に分け入れ、粗熱をとっておきましょう。

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  3. 皮をむいてさいの目に切った里芋・ひたひたのお水を合わせ、お鍋の蓋をして里芋が十分やわらかくなるまで加熱します。
    ココナッツシュガーを加え、水気がなくなるまで煮詰めたら火を止めグラノーラを加えて絡めましょう。

    2の上に盛ります。

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  4. 冷蔵庫の中から餅チョコ生地を取り出しましょう。
    オーブンシートをそっと剥がし、食べやすい大きさに切り分けます。

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    ビニール袋にココアパウダーを入れ、ここに切った餅チョコ生地を加えてほぐすようにしながらココアパウダーをまぶします。

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    ココアパウダーをまぶした後はくっつきませんからね。
    時間が経っても、冷蔵庫に入れておいても、このモチモチ食感は意外と長持ちしますよ。

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    松の実、ヒマワリの種、甘栗等とトッピングして出来上がり。
    冷やしても室温でもお好みで召し上がれ。

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週末間近、金曜日のお弁当は機転が必須。
要するに兎にも角にも食材不足な金曜日ですから、作り置き料理のお片付けも含めあるものを何でも有効利用する、ということ。

今日のお菜は温かな『こんにゃく麺』です。
芋焼酎お片付け強化週間の前半、芋焼酎で煮た豚の角煮の煮汁を有効利用致しました。
ピリ辛鯖缶の担々麺風・・・とでも申しておきましょう。

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  1. こんにゃく麺はさっと湯がき、しっかりと水切りをしたらスープジャーの中に。

  2. 角煮の煮汁に鯖缶をほぐし入れ、少しかために戻した干しシイタケも刻んで加えます。
    豆板醤を加えて水気がなくなるまで煮詰めましょう。

  3. 細切りにした人参と玉ねぎを胡麻油でさっと炒め、お出汁を注いで加熱します。
    人参がやわらかくなったらお醤油・オイスターソース・赤味噌で味付けをし、少量の葛粉をお水で溶いてとろみ付け。
    最後に豆乳を注いでひと煮たち。

    こんにゃく麺の上に注ぎ、2をトッピングして白胡麻をたっぷりひねります。

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苦し紛れに編み出したお菜ではありますが、いえいえ、これは主人好みの味です。
芋焼酎お片付け強化週間は今日でおしまい。
なかなかスリリングな1週間でした。

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鯖缶の缶汁は朝のお味噌汁に。
伊勢うどん、イオンブランドのイワシの生姜煮と並び、この鯖缶の缶汁を使ったこのお味噌汁が主人の金曜朝食のお楽しみなのだそう。

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今朝のお味噌汁はいつも以上に具沢山ですよ。
夏の名残のお茄子、秋の味覚の里芋が同居しておりますからね。





先ほど、『N-NOSE(エヌ‐ノーズ)』の線虫がん検査の『N-NOSE at home』キット回収が終了致しました。
後は結果の郵送を待つだけです。

明らかに時代の変化を感じるこの場に立っているころが、不思議でありスリリングであり。
少なくとも主人と一緒ならばこの変化も楽しめそうです。
さ、主人が帰宅したら、私は以前と変わらぬスタイルの月にいちどの歯科検診です。



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2021年06月11日

最高に美味しい赤ワインのケーキ〜(ロートヴァインクーヘン/Rotweinkuchen )

最近はワインの登場頻度が低迷しております我が家ですが、奥のワインセラーにはおそらく、主人が厳選したワインが詰まっていることかと存じます。
私が自由に開閉できる方のワインセラーには、日本酒やら玉ねぎやら野菜の種やらが並びワインの姿は見当たりませんけど、ね。

それでも週末、ふとワインに心が傾く場合に備えて心強いのが箱ワイン。
極少量、ワイングラスに一杯分あるかないか最後に残ったお手軽赤ワイン、主人が『料理に使って』と。

赤ワインのケーキなど焼いてみましたよ。

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主人から託された赤ワインは約80t。
このワインにドライフィグをひと晩漬け込み、全粒粉生地にたっぷり混ぜ込みました。
もちろんワイン80tは無駄なくこの1本の中に。


全粒粉に加え、アーモンドプードルも使った奥深い生地には、たっぷりのチョコレートとドライフィグ、そして胡桃。
アイシングももちろん赤ワインで。

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赤ワインをふんだんに使ったドイツのケーキ、ロートヴァインクーヘン(Rotweinkuchen)、いちど焼いてみたかったのです。
チョコレートは製菓用でなく、私の口寂しさ解消に常備してあります森永のハイカカオチョコレート “カレ・ド・ショコラ〜カカオ88”

お砂糖控えめの全粒粉生地に、チョコレートとフィグの食感風味、うん、最高に美味しい赤ワインのケーキが焼き上がりましたよ。

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ちなみに、参考にしたロートヴァインクーヘン/Rotweinkuchen のレシピ動画はこちらです。


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全粒粉にしてアーモンドプードルを足したり、お砂糖の量を減らしたりと多々脱線致しておりますが、その手順が少々特質で楽しいのです。

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◆材料(底辺約200×70・H60のパウンド型に1本分です)

  • 赤ワイン 80g
  • ドライフィグ 4個

  • 全粒粉薄力粉 70g
  • アーモンドプードル 30g
  • ココアパウダー(バンホーテン 無糖のピュアココアを使用)10g
  • ベーキングパウダー 3g
  • シナモンパウダー 1g

  • 卵 2個
  • お塩 ひとつまみ
  • てんさい糖 50g
  • 無塩タイプの発酵バター 80g

  • カレ・ド・ショコラ カカオ88 10枚(50g)
  • 胡桃 35g
  • 粉糖 25g





◆作り方

  1. ドライフィグは前日の夕方からワインに漬け込んでおきます。
    フィグをやや大ぶりに切って赤ワインに漬け込み、ひと晩冷蔵庫へ。

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  2. 全粒粉薄力粉・アーモンドプードル・ココアパウダー・ベーキングパウダー・シナモンパウダーを合わせてふるい、ここにチョコレートを割って加えます。
    ビニール袋で楽ちん作業。

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  3. 卵を卵白と卵黄に分けます。

    卵白をよく冷えた状態で軽く溶きほぐし、お塩をひとつまみ加えて泡立てましょう。
    泡立ってきたら、分量のお砂糖の半量を2回に分けて加えながら泡立て、しっかりとしたメレンゲに仕上げましょう。

    出番まで冷蔵庫へ。

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  4. バターは予め室温に戻しておきます。
    卵白⇒卵黄の順番ならば、泡だて器のアタッチメントは洗わずそのまま使って大丈夫。

    バターをクリーム状に撹拌したら、室温に戻した卵黄を少しずつ加えて撹拌しましょう。
    卵黄がしっかりとバターに馴染んだところで、残しておいた半量のお砂糖を先ほどと同じく2回に分けて加え、しっかり空気を含ませるように撹拌します。

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  5. ドライフィグを漬け込んだワイン(室温に戻しておきます)を45g分計量しましょう。

    赤ワイン、2で合わせた粉類とチョコレートを交互に、3回ほどに分けて4のバター生地に加えてはスパチュラで混ぜ込みます。
    最後に粉類を加え、7分通り混ざったところでフィグとざっくり刻んだ胡桃も一緒に加えて混ぜ込みましょう。

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  6. 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地と合わせていきましょう。

    先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地のボールに加えてしっかりと混ぜ込みます。
    次いでもうひとすくい、今度は出来るだけメレンゲを潰さないよう底からすくうように混ぜ込ます。

    最後にメレンゲのボールに戻し入れ、ふんわりと底からすくうように混ぜ込みます。
    オーブンシートを敷いたパウンド型に流し入れ、表面をならして軽く底を2〜3回打ちつけ生地の空気を抜きます。

    スパチュラで中央を少し窪ませるように整えたら、速やかに220℃に予熱したオーブンへ。

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  7. 設定温度を180℃にし、先ずは5分ほど焼いたところで、生地がぱっくり割れるよう中央にナイフ等で切れ目を入れます。
    その後、更に180℃を保って更に33〜35分ほど、計40分弱焼いた凛々しい姿がこちら。

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  8. 生地を焼いている間に、アイシングの準備をします。

    粉糖に先ずは赤ワイン(フィグを漬け込んであったものです)をほんの2g。
    後は少しずつ様子を見ながら赤ワインを足しては混ぜし、端の先からトロトロと緩やかに落ちるかたさに調節しましょう。

    残った赤ワインを焼き立ての生地に刷毛でぬり、型から出してオーブンシートを剥がします。
    アイシングをたっぷり垂らし、網の上で完全に冷まして乾かしましょう。

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    抜群に美味しい赤ワインとたっぷりチョコとフィグのケーキ、ちょっと厚めに切って召し上がれ。

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赤ワインケーキが焼ける香りに心満たされた今、もう朝の作業は完結してしまった気分になります。
なのでお菜はちょちょいとこんにゃく冷麺。

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こんにゃく麺をさっと熱湯で茹でたらザルにとり、氷水でしめてしっかり水を切ります。
胡麻油を極少量まぶしてスープジャーへ。

アボカドと長芋をさいの目に切ってボールに合わせ、韮の醤油漬け(☆彡)、桃屋の刻みしょうがで和えたらこんにゃく麺の上にたっぷりと。
白胡麻をひねって出来上がり。

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赤ワインのケーキ。
加えた赤ワインの量も量ですし、しっかり加熱するので赤ワイン感はさほどありません(いえ、ほぼありません)が、ケーキとして抜群に美味しいのです。
ハイカカオチョコレートとフィグを生地に混ぜ込んだのも大正解。

これは是非、また焼きたいケーキです。
次回は焼いた生地にしみ込ませるワインを増量で、ね。

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今朝の主食は久しぶりのとろろ蕎麦。
お弁当に使った長芋の半量をすりおろしてお蕎麦に添えます。


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ここしばらく、大根おろしも含めておろし金を使用しない期間が相当ありました。
が、久しぶりにおろし金を使うと、シャンと背筋が伸びる気が致します。
そして何より山芋が美味しい。





さ、間もなくイオンネットスーパーの配達時間。
今日は金曜ですからね、日本酒のお供を多めにお願いしましたよ。


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2020年10月09日

酒粕レーズンのひと口パイ

酒粕強化週間もいよいよ最終日となりました。
酒粕と蓮根の炊き込みご飯(☆彡)に始まり、酒粕と黒胡麻のパウンドケーキ(☆彡)、酒粕プリン(☆彡)、そして昨日の酒粕あんぱん(☆彡)と節操なく酒粕を使った1週間でありました。

ブログを通して教えて頂いた“酒粕レーズン”
週末に仕込んだものが、そろそろアルコールも和らいでなじんでいる頃ではないかしら。
今宵のお酒のお供も兼ねて、酒粕レーズンのひと口パイなどいかがでしょうか。

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冷凍パイシートを使った小さなクロワッサンのようなひと口パイ。
レーズンが少々焦げてしまったのは不本意ですが、不器量なのも不本意ですが、いえいえ、想像以上の美味しさです。

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毎年酒粕を取り寄せるのは主人なのですが、実は主人、あまり酒粕が好きではないようです。
特に、酒粕の効能が余すことなく期待できる生食は苦手な様子。
ですが、みりんを使ったこの酒粕レーズンはお気に召したようですよ。

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出来れば加熱せず取り入れたいところではありますが、いくら1週間近く寝かせたとは言っても酒粕ですからね。
しっかり加熱して出勤する主人に持たせます。
外出する予定のない週末、朝食のスムージーのトッピングにするのも良いかもね。

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◆酒粕レーズンの材料

  • 酒粕(板状) 250g
  • みりん 125g
  • レーズン 適量



  1. 酒粕とみりんを合わせ、しばらくおいてふやかします。
    よく混ぜてレーズンを加えましょう。

    レーズンはオイルコーティングしていないマックスバリュ製品を愛用しております。

  2. 冷蔵庫で1週間以上寝かせて出来上がり。
    あ、まだ1週間経過していませんね。
    まぁいいか。

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頂き物の冷凍パイシートがありましたので、これを使ってひと口パイ。

  1. 普段とは勝手が違う丸型のパイシート、半解凍の状態でラップで包んでめん棒で長方形にのばします。

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  2. のばしたパイシートを三角に切り分け、幅広のほうに酒粕レーズンを置きくるくると包みます。

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  3. オーブンシートを敷いた天板に間をあけて並べます。
    艶出しは水溶き卵黄の代わりに蜂蜜を使って。
    蜂蜜を少量のみりんでのばし、刷毛でそっと表面にぬります。

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    200℃に予熱したオーブンに移し、先ずは190℃で5分間。
    その後180℃に下げて15分。
    ・・・ちょっと温度が高過ぎましたね。

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    網の上で冷まして出来上がり。

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ちょっと肌寒い昨今。
今朝は在庫豊富な玉ねぎを丸ごと使ったスープを拵える予定でおりました。

が、急きょ予定変更。
在庫豊富な玉ねぎで、以前何度か耳にしたこともある“酢たまねぎ”を作ってみましょう。
そして在庫食材を酢玉ねぎで和えて即席お片付けサラダに。

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沢山の玉ねぎをみじん切りにするのは大変ですもの。
バーミックスを使った酢玉ねぎだってきっと効果は同じはず、同じだと良いな。

  1. 玉ねぎは繊維を断ちった薄切りに。
    常温でしばらくおいてからバーミックスで撹拌します。

  2. 米酢 200g
    蜂蜜 45g
    お塩 ひとつまみ
    昆布 適量(さっとお酢にくぐらせてからハサミで細切りに)

    以上をお鍋に合わせて火にかけます。
    蜂蜜が溶けたら火を止め、1の玉ねぎに合わせましょう。

  3. 今日使う分をボールに残し、残りは瓶に移して冷蔵保存。

    アボカド、ローストしたナッツ類、ドライフィグ、干しえのき、刻んだペコリーノロマーノ、そして高野豆腐を加えて和えるだけ。
    高野豆腐は熱湯で戻し、お水を張ったボールに移して水が濁らなくなるまでそっと押し洗いしてちぎり入れます。
    酢玉ねぎの水分を余すことなく吸ってくれる優等生ですよ。

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丸ごと玉ねぎのスープは後日となりましたが、代わりに丸ごと玉ねぎの炊き込みご飯など。
朝食の主食に、派手ではありませんがじんわり地味に美味しいご飯です。

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  1. お米をいつも通り洗ってお鍋へ。
    十六雑穀、押し麦、もち麦を加え、お酒を足していつもより1割ほどお水は控えめに注ぎましょう。

  2. 玉ねぎは皮をむき、お尻部分から真ん中あたりまでやや深めに放射線状の切り込みを入れます。
    お米の中心に埋め込み、いつも通り炊いて蒸らしましょう。

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  3. 蒸らし終わったら玉ねぎを崩すように全体をほぐします。
    無塩タイプの発酵バターを加えて全体になじませてからお茶碗に盛ります。

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今朝のお魚は久しぶりの塩サバ。
毎日焼くお魚ですが、日によって今日はイマイチだったり焼き上がりは毎度毎度スリリング。
今朝の焼きはばっちりです。

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お茄子の旬が終わった今、主人が大のお気に入り、里芋も忘れずお味噌汁の新メンバーに。





雨の降りやむ気配なく、昨日からずっと静かに降り続いております。
今週末の畑は久しぶりのお休みとなりそうですね。




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2020年10月07日

ほっこり酒粕プリン

今週末に届く京都の老舗酒蔵 招徳酒造さんの酒粕2キロ。
酒粕の到着を前に冷凍庫から発掘された昨年の酒粕、当然の流れで今週は酒粕強化週間と相成りました。

昨日は酒粕をたっぷり使用したゴツいパウンドケーキ(☆彡
休日ならば問題ないのですが、平日、しかもお昼ご飯ですからね、酒粕はしっかり加熱してアルコール分を飛ばすのが大前提。
お弁当が原因で主人が飲酒運転では文字通り元も子もないもの。
ですが酒粕好きとして、出来れば酒粕の風味は残っていてほしいものです。

酒粕の風味がほっこり漂う酒粕プリンなどいかがでしょうか。

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プリンとは言っても、蒸さずにアガーでかためたお手軽プリン。
弱火で、ですがしっかりとアルコールを飛ばした酒粕に豆乳を合わせ、アガーでツルリとかためました。
お砂糖を使用せず、みりんと蜂蜜で甘みを添えたほっこり和む酒粕プリンです。

少々物足りない甘みを補うため、生姜風味のデーツシロップを添えたところ、これが大正解。
どっちつかずな甘みを、生姜のパンチが効いたデーツシロップがキリリと引き締めてくれましたよ。

マーブル模様ととれなくもない佇まいも気に入っております。

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食感のアクセントを期待し、ナッツとドライフルーツをたっぷりトッピング。
ナッツのオイリーなサクサク感、バナナチップスの軽いサクサク感、ドライマンゴーのもっちり食感、うん、美味しい。

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もともと黒蜜にも似たデーツシロップの風味ですもの、生姜風味と相性が良くないはずがありませんものね。
我が家においてはますます手放せない調味料となりそうなデーツシロップ。
意外なものが品薄になる昨今、お願いだからデーツシロップだけは品薄にはならないことを願います。

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普段ですと、ギリギリふるっとかたまるアガー使いが好みなのですが、今日は少々弱気になりました。
いつもよりはずっとしっかりとしたかたまり具合。
ですがこれはこれで良い感じです。


◆材料(3〜4人分はあるかと思います)

  • 酒粕 60g
  • みりん 20g
  • お水 20g

  • 豆乳 450g
  • アガー 10g
  • 蜂蜜 15g



    トッピング用

  • デーツシロップ
  • 生姜のしぼり汁


  • アーモンド
  • 胡桃
  • クコの実
  • パンプキンシード
  • バナナチップス
  • ドライマンゴー

    各適量





◆作り方

  1. みりんとお水を小鍋に合わせ、ここに酒粕をちぎり入れます。
    極弱火でゆっくり加熱して酒粕をほぐし、ペースト状になったらいったん火を止めましょう。

  2. 1に豆乳と蜂蜜を加えてなじませます。
    だまにならないようアガーを少しずつふり入れてよく混ぜましょう。
    よく混ざったところで中〜弱火にかけ、絶えずそっと混ぜながら沸騰直前まで温めます。
    容器に移し替えて冷やしかためましょう。

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  3. かたまった酒粕プリンをスプーンですくって容器に分け入れます。
    生姜汁とデーツシロップを合わせてよく混ぜ、上からたっぷり垂らしましょう。

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  4. アーモンドと胡桃は予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてから粗熱をとり粗く刻みます。
    バナナチップスはざっくり砕き、ドライマンゴーはさいの目に切りましょう。

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    クコの実やパンプキンシードも合わせ、たっぷりトッピングして出来上がり。

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今、我が家では野菜のお取り寄せが大流行。
コロナ渦以降、産直アウルさんに野菜はお世話にはなっていたのですが、最近のお気に入りはもっぱらイオン。
おうちでイオン、イオンネットスーパーを巧みに使い分け、快適なお取り寄せ野菜生活を満喫致しております。

今週末には北海道産の野菜3種が届きます。
と、その前にいつぞやイオンネットスーパーでお願いしたじゃが芋がまだ1個2個残っておりましたね。
久しぶりにじゃが芋のポタージュなど。

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数年前、じゃが芋ばかり10キロ20キロ頂く機会があり、以来どうもじゃが芋とは疎遠になっておりました。
ですがようやくその記憶も薄れ、最近ようやくじゃが芋を自分で買うという当然と言えば当然の行為が復活。

アンチョビで旨味を加えたじゃが芋のポタージュ、マイタケも加えてぽってり感倍増です。
圧力鍋でちょちょいのちょい。




  1. アンチョビ・アンチョビを漬け込んであったオリーブオイル・ニンニク・薄切り玉ねぎを圧力鍋に合わせてじっくり加熱します。
  2. じゃが芋・マイタケ・キューブ状に冷凍してあった鶏がらスープを加え、加圧すること5分間。
  3. 豆乳を少し加え、オイスターソース、隠し味の白味噌、少量のお塩で味付けをしてバーミックスで滑らかに撹拌します。
    お好みの状態になるよう豆乳でのばし、沸騰直前まで温め火を止めます。

    器に盛って青味(自家製分葱をネギ代わりに使っております)を散らし、黒胡椒を粗めに挽いて出来上がり。

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今日から主人のスープジャーが新しくなりました。
以前使っておりましたオレンジ色のスープカップ、私がまだ仕事と家事を両立していた頃にプレゼントして以来ずっと使っていたので・・・えっと・・・10年なんてものではありませんね。

主人がスプーンでガシガシ引っかくものだから、キズも目立っていかにも引退の潮時。

お買い得になっていた評判の良いスープジャーを選んで主人にプレゼント致しました。
届いた品を見て、私もどうしても同じスープジャーが欲しくなって悩むこと数日。
そして私は主人にプレゼント、主人は私に色違いでお揃いの赤いスープジャーをプレゼント、理屈が通っているようで通っていないお買い物が成立したのです。

お揃いのスープジャーでお昼ご飯を迎えるのは間もなくですね。

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以前のように農協直売所に行かなくなったからと言って、我が家は何の不都合もありません。
すっかりイオンさんのお世話になっております今、昨日は岩手県特産の二子さといも 3キロが届きましたよ。

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昨日は早速きぬかつぎにして、自家製柚子胡椒で頂きました。
主人は日本酒に流れるつもりでいたようですが、そこは見事な私の手綱さばきで阻止致しました。
もともとはきぬかつぎが大好きな主人のために取り寄せたさといもですが、昨日のきぬかつぎほど美味しいものは食べたことがありません。

どこかに出かけずとも、誰かに合わずとも、我が家はなかなか楽しくやっております。





そして今朝はこの二子さといもを使って迷うことなく粕汁です。

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アウルさんで取り寄せた蓮根、イオンネットスーパーでお願いした大根や人参、そもそも我が家のお味噌は白・赤・麹味噌どれをとっても主人が厳選した取り寄せ品ですからね。

次に狙うのはイオンの株かしら。





さ、昨日我慢した分今日はしっかりお酒を頂きましょう。
今日はワインでもいいかな?
それとも、もういちどきぬかつぎ?そして日本酒?

ライフ360の主人はまだまだ動きがありません。


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ラベル:酒粕プリン
posted by しんさん at 15:46 | Comment(1) | ほろ酔い お酒のお菓子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする