あの、じんわりと部屋中を暖かくする、やわらかさが気に入っています。 と、言うわけで、我が家の暖房器具、二種です。

別名、『ブルーフーム』
綺麗なブルーの炎で、よく二人で、部屋の明かりを少々落として、幻想的な時間を楽しみます。
もちろん、片手にはお酒

これは、結構テレビドラマとかでも見かけます。ただし、貧しいシチュエーションのお家の暖房器具として。
寺尾聰が主演した『半落ち』にも、このアラジン、出演してたんじゃないかな?
友達のご主人がこのアラジンを見て、非常に懐かしがっていらっしゃいました。
お爺さんのお家で使われていたと。
アラジンの近くで遊ぶと『ストーブが怒るから・・・』と窘められたそう。激い足音などに、青い炎が赤くなって反応することから、この言い回しとなったのでしょうが、素敵な窘め方。

『日本船燈』製の、別名『ゴールドフレーム』
もぉ、その名の通り、炎は、これでもかと言うくらい明るいゴールド。ストーブと言うより、ランプ。
きっと、そのつもりで作られたのでしょう。
『本が読める明るさ、日本船燈のゴールドフレーム』と言う売り言葉をどこかで拝見して、即購入。
本当に明るいストーブです。
但し、点火の際、ちょっとしたコツを早くつかまないと、アッと言う間にススだらけに

両方とも、マニア傾向の石油ストーブという点は同じでしょうが、炎のタイプはまったく別物。
凛としたアラジン、解放的な日本船燈。北欧系のアラジン、南米系の日本船燈(なんとなくそんな感じがするんです)。空焚き厳禁のアラジン、空焚き奨励の日本船燈・・・とにかく別物。
確かに、お手入れは面倒。
給油も手間だし(いつも主人が気付くと満タンにしておいてくれるですが)、
片付けるときも、部品をばらばらにして、なかなか大変な作業。
でも、季節の変わり目、これくらいの余裕がある生活がちょうどいいかな?と。今の私達夫婦には。
本日、クリスマスイブ
今夜は、日本船燈ではなくアラジンを燈して、二人でのんびりお話しようね