例年よりちょっと早めで "晩秋の" 、とは言い難いのですが今年も鱧をいただいて参りました。
場所はもちろん春日井の日比野さん。
こちらにお邪魔するときはいつも雨、とは、私たちだけが気づいていた訳ではないようです。
しかしひと言申し上げますと、いいえ、雨だけでなく台風の時もありました。
いつも通り先ずはノンアルコールビール、各々手酌で乾杯。

小寒い小雨が降る中、自宅を出て先ずは寄り道。
家から近い場所に可愛らしいカフェがあるのに主人が気付き、先日ランチにお出かけしたところ大のお気に入りに。
『体に優しいごはん』をモットーにしたランチタイムが終了すると始まるカフェタイム。
焼きたての大判焼がいただけると言うので、春日井に向かう前に寄ってみました。
主人は甘さ程よい白玉入りの大判焼き、私は迷うことなく胡桃とキャラメルの季節限定大判焼き。
温かなコーヒーとほうじ茶に、ついつい長居しそうになってしまいます。

はっ。
いかん、いかん、まったりなどしていないで春日井に向かわないと。
高速に乗って春日井まで。
2025年、日比野さんの鱧懐石の始まりです。

胡麻豆腐の揚げ出し豆腐。
ころんっと転がった大根おろしに慌てる中居さんが可愛らしくて可笑しくて。
鱧の中骨(とおっしゃったかしら?)の甘辛いかりんとうが美味しいこと。
カリカリの栗煎餅、かぼちゃのカステラ。
八寸ですでに秋満載です。
おとしとたたき。

まつたけがふんだんに添えられた牡丹椀。

2色の源平焼き。

てんぷら。

これがね、本当に美味しかった。
秋茄子と鱧。
今年は特に美味しかった。

お待ちかねのお茶漬けです。

ふわっと華やぐこの瞬間。
見た目にも香りにも、ぐっと引き寄せられてしまうのです。

心を落ち着かせるためのデザート。
クールな器がまた効果的です。

帰り際に引かせていただいたくじ引きで、ポン酢と出汁塩をいただいて帰宅の途につきました。
恒例となりました日比野さんの鱧懐石、今年も例年通り楽しむことが出来ました。
これが終わると、何となく年末に向けての心構えが始まります。
12月になったら最後の外食、そして日比野さんのお節料理をお受け取りして今年の幕締め。
はやいこと。
そして三連休が明け、本日火曜日。
ずっと作れずにいた里芋ご飯を炊きました。
ぽんがる有機農園さんの里芋と油揚げ、そして味付けはお塩のみのシンプルな里芋ご飯。

お米は長時間浸すのではなくて、15分吸水させたら15分ザルで水切り。
この工程が最近のお気に入りです。

火曜日のお魚、しめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせ。
今週は、イオンさんに届けていただいた紫玉ねぎを添えます。

そして、寒くなると作りたくなるふろふき大根。
圧力鍋を使ってちょっと楽をしましたが、昆布と鰹のお出汁で加圧すること10分×10分。
ちっとも時短にはなっていないじゃん、自分で突っ込んでみました。

折角拵えたふろふき大根の出番は今日のところなし。

折角なので、金曜日の朝食もここに。

さきほど、北向きの主人の部屋に小型の暖房機を設置しました。
スチール製の机から伝わる冷気が、ぐっと和らいで非常に過ごしやすい空間に。
今日は薬湯に入って芯から温まると致しましょう。


