3連休前日の金曜日。
心躍ります。
お昼ごはんは、プンパニッケルのサンドウィッチにしましたよ。

結婚前から、なぜだかプンパニッケルが好きで。
野点(もちろんお茶でなくお酒ですが)のお供にプンパニッケルを持参して主人に振舞っておりました。
主人も美味しそうに食べてくれていたので、てっきりこの人もプンパニッケルが好きなんだ、と思い込んでおりました。
ところがぎっちょん、結婚24年目にして、実はそれほど好きではないとのカミングアウト。
大抵の人はこの酸味に躊躇するのよね。
だったら簡単、豚肉の甘い脂を合わせればあっさり解決。
酒粕風味のローストポークを、ピリッと辛いルッコラと一緒にたっぷりプンパニッケルでサンドします。

何しろ相手がプンパニッケルですから、他のパンのようにマヨネーズとかバターとか省いてもベチョッとしないのです。
それどころかポロポロっとした食感はそのまま、豚の脂とよく合う美味しいプンパニッケルサンドに仕上がりました。
プンパニッケル2枚で拵えたサンドウィッチをふたりで半分こ。
プンパニッケルなので腹持ちは抜群なのです。

豚肩ロースを使ったローストポーク。
本当に簡単、基本放ったらかしなのですが、しっとりやわらか美味しいのです。
豚の脂が好きになります。
- 漬け込む酒粕は、以前使う当てのない酒粕に味噌・赤酒やらを混ぜてピュレ状にし、冷凍しておいたもの。
冷凍してもかたくならないので、使いたい時にすぐに使えて便利なのです。
自然解凍した豚肩ロースを室温に戻し、キッチンペーパーでしっかり水気を抑えてからフォークで全体を突きます。
酒粕を全体にぬり、ぴったりと包んで30分ほどおきます。
- アルミホイルを2重にして天板に敷き、さっとお水に晒して軽く揉んだオーブンシートを重ねます。
表面の酒粕を軽く除いて豚肉をここに並べ、予熱したオーブン庫内へ。
設定温度 190℃で先ずは30分。
- 30分ローストしたお肉を一旦庫内から取り出します。
こんな感じ。
取り除いた酒粕を表面にぬり、更に180℃で15分。
焦げ付きが強すぎる箇所には、ふわりとアルミホイルをかぶせて焼きます。
- 焼きあがったローストポークは、アルミホイルでふわりと包んだ状態で粗熱をとりましょう。

- ローストポークが冷めたら切り分けます。
しっとりとした断面に盛り上がります。
たっぷりのルッコラと一緒にプンパニッケルでサンドして出来上がり。
ぽんがる有機農園さんから届いた葉人参。
前回はオーブンで乾燥させたのですが、これ、ちょっと悲しいのです。
あんなにワシャワシャと元気そうだった人参の葉っぱが、オーブンのなかでコシュっとした姿・・・
忍びない。
なので、折角の人参葉、その風味を存分に楽しむべくガレット風に仕上げました。

- 人参、茄子、玉ねぎは予めさっとこめ油で炒めておきます。
卵2個に少々のマヨネーズ、塩コショウをよくほぐしき混ぜたところに人参の葉っぱと一緒に加えましょう。
人参の葉っぱは、葉先のやわらかな部分をざく切りにしてたっぷりと。
ミルで粉砕したペコリーノロマーノも加え、ざっと全体を混ぜます。
- こめ油を熱して温めたフライパンに流し入れ、丸く形を整えながら焼きます。

エイヤっと裏返して裏面も。
冷まして切り分けて、ハイ出来上がり。
金曜日の地味な朝食。
お魚はイオンさんの生姜煮イワシ。
いつもは梅煮イワシなのですが、今年のイワシ豊漁の影響でしょうか、一時期品切れになっていたほんの少しお高めのお惣菜イワシが再登場。
主人は以前のイワシが良いと言い、私はこっちのイワシが良いと言い。
主食はいつも通り釜玉風の伊勢うどんですよ。

イワシの付け合わせにした『筋なしインゲン』
ぽんがる有機農園さんから届いたものです。
いつもはさっと茹でて胡麻和えにしたり、時には胡桃和えにしたり。
ですが、今朝は時間がなくて、ガレットの後のフライパンでさっと炒めてほんの一つまみのお塩・・・
・・・なにこれ、美味しい。
茹でたインゲンにはない、良い意味でのインゲンくささ。
私は今までなぜ茹でていたのかしら。
つまみ食いって本当に素敵。
タイミング良くキッチンに顔を出した主人とふたり、炒めたインゲンの美味しさに小躍り致した次第です。


