昨日拵えた"黒きな粉のプリン"
米粉を使用し、電子レンジでぽってりと仕上げた濃厚な仕上がりでした。
今日は、私好みのあっさりとした"黒きな粉のプリン"を試してみましたよ。

米粉でなく、アガーを使用した黒きな粉のプリン。
卵不使用、蒸してもいないので、正式にはプリンとは呼べないのは重々承知で"プリン"と呼びます。
2日続けてこのタイプのものを拵えているのは、もちろん理由があります。
先週末にお邪魔した根尾の伯母宅、いつもご馳走を拵えて待っていてくれる伯母と一緒に食べようとゼリーを持参しました。
先日主人に好評だった"タピオカとココナッツミルクとオーツミルクのゼリー (☆彡)"を。
普段甘いものをまず食べない伯母が、美味しい美味しいとおかわりまでしてくれて。
次回、9月にまたお邪魔する約束なので、その時のデザートを目下練習中、という訳です。

濃厚な米粉プリンより、断然今日のアガーの方が伯母も好むのではないかしら。
あっさりと食べられる黒きな粉のプリン、お豆腐白玉団子とデーツシロップもきっと伯母は気に入ってくれると思うのです。
◆材料(245tのメイソンジャーにふたつ分)
- アガー 5g
- てんさい糖 10g
- 黒きな粉(マックスバリュ製 丹波黒豆きな粉使用) 15g
- オーツミルク(無糖) 300g
◆作り方
- アガー・てんさい糖・黒きな粉を乾いたお鍋に合わせ、よく混ぜ合わせます。
分量のオーツミルクを少しずつ加え、ダマにならないようしっかり混ぜ合わせましょう。
- 徐に中〜弱火にかけ、混ぜながら沸騰させないよう加熱します。
容器に分け入れ、常温でフルっと固めます。 - お豆腐白玉団子は、お豆腐 2に対して白玉粉 1の割合。
ビニール袋でよく捏ね、生地がまとまったらビニール袋から出して滑らかに捏ねます。
棒状に伸ばして切り分けましょう。
それぞれ丸めて熱湯で茹で、ふわりと浮いてきたらひと呼吸おいて冷水にとります。 - フルっと固まった黒きな粉生地の上にお豆腐白玉団子、デーツシロップをトッピングして、はい、出来上がり。
次は見かけ通りの黒胡麻ペーストで試してみようかしら。
週末が近づいてきたことですし、先週の水曜日に届いた"ぽんがる有機農園さん"の野菜たちを一気にお片付け。
美味しい野菜たちですので、味付けは極々シンプルに。
根尾の伯母が持たせてくれた筋肉質なじゃが芋も皮付きで仲間入り。
朝食用に拵えた鶏もも肉を焼いた後、もも肉の脂が残ったフライパンで野菜をしっかりと焼き付けます。

- 鶏もも肉を焼いた後のフライパン、もも肉の名残が漂っています。
大ぶりに切った白茄子とぶつ切りネギをじっくりと焼き付けます。
白茄子はもちろん皮付き、ネギは朝食で使用します。
- 白茄子とネギを取り出し、オリーブオイルを少し足して刻んだニンニクを炒めましょう。
大ぶりに切った人参、皮付きじゃが芋も加えてじっくり焼きつけます。
ブイヨンを少量足し、蓋をしてしばらく蒸し焼きに。
根菜に大方火が通ったら、ピーマンや下茹で済みのひよこ豆、取り分けておいた白茄子等々加えてしばらく加熱。
塩漬けバジルで味を調えます。
最後にフライドオニオン、ミルで粉砕したペコリーノロマーノ、粗挽き黒胡椒を添えて出来上がり。
夏野菜にサルサヴェルデを添えても良かったかしら。

朝食です。
今週は変則で、いつもでしたら火曜日に登場するしめ鯖・アボカド・スライス玉ねぎの組み合わせが本日水曜日に。
そして主食は、先日ふと思いついたお蕎麦。

ぽんがる有機農園さんから届いた白ネギを使って、鴨南版風の冷たいお蕎麦。
鴨ではなく、鶏もも肉を使ったお気軽版です。
これが想像以上に美味しい。
これが想像以上に美味しい。
- 鶏もも肉の皮面に切れ目を入れ、皮面からさっと強めの火で両面焼き付けます。
この時点では表面だけを焼き付けるだけ。
同時に、出汁醤油・お酒・赤酒を合わせて煮立たせておきます。
- 煮立った合わせ調味料の火を一旦止め、ここに焼いたばかりの鶏もも肉を皮面を上にして移します。
すぐに強めの中火にかけて煮立たせ、ゆっくり10秒数えて火を止めます。
ぴったりと蓋をして1.5分、これを3回繰り返します。
- 次は皮面を下にし、同じく煮立ててゆっくり10秒、蓋をして1.5分の蒸らし、これを3回。

最後に合わせ調味料に浸した状態で粗熱をとり、切り分けます。
素敵な断面。
じっくりと焼き付けたネギ、そしてじっくり味が染みた噛み応えのある鶏もも肉、旨味に満ちたお出汁。

言うまでもなく、主人大興奮の主食でした。
また白ネギが届いたら作ろうね。

