2月23日の天皇誕生日、その翌日の振り替え休日を含む2月終盤の三連休。
連休前の金曜日、仕事を終えた主人がひと息ついた頃合いで自宅を出て、向かった先は車で15分程度のうなぎ屋さん。
親しい友人のように迎えてくださる女将さんにご挨拶をして席に着きます。

前菜に珍しい鰻の薄造り。

胡麻豆腐やスズメダイのてまり寿司、あん肝・・・

そう、鰻屋さんでいただくあんこう鍋、2025年、山居さんのあんこう鍋です。
2024年のあんこう鍋は2月19日でした ☆彡

お鍋を火にかけて、準備が整うまでツルツルの茶碗蒸しをいただきます。
ネギが美味しい。

『肝は絶対に食べてはいけない、汁に溶け込むのを待つように』
主人が場を仕切ります。

・・・去年の備忘録を見ると、同じことを言っていますね、主人。

おつゆも遠慮なくお飲みくださいね、なんて女将のお言葉につい甘えてしまって。
おじやの前に熱々のから揚げ。

そしておじや。

最後は生姜のジュレを添えた甘酒のムースでした。
今年のあんこう鍋は特に美味しかったのは、私たちの心構えのせいもあったのでしょうか。
初めてお会いしたご主人は、想像通りの真面目そうな方。
おふたりの雰囲気をひとことで言い表すならば『暖』かしら。
そして偶然にも、近々また別のあんこう鍋屋さんにお邪魔することになりそう。
今年はあんこうとご縁のある年のようです。


そしてその翌日、土曜日。
段ボールを通しても微かに鼻腔を刺激する香り。
1キロのパクチーが届きました。

イオンさんにはない力強いパクチーです。

とりあえずお水をほんの少し張ってワインセラーで休んでもらいましょうか。

しばらくはパクチーの保存調味料を仕込みます。
立派な根っこを従えた4〜5本のパクチーを使って、先ずはナンプラー漬け。

根っこもきれいに洗って、みじん切りにして漬け込みます。

カルディさんに届けていただいた大瓶のナンプラー。
そして干しエビを刻み、にんにくピュレと一緒に漬け込みます。

もうひとつは胡麻油漬け。

根っこは刻んで、鷹の爪やニンニクと一緒にごま油でじっくり炒めて香りを移します。
刻んだ葉っぱの上に回しかけ、ごま油をひたひたに注いで保存します。


そして連休明けの火曜日。
お昼はパクチーたっぷりのさつま芋春雨。
連休中に拵えた鶏もも肉のソテーを添えて、温泉卵とパクチーをたっぷり。
もも肉の肉汁も使ったスープは、柚子を少し添えて酸味を効かせたエスニック寄り。

黒米・もち麦・小豆の餡を添えたお豆腐白玉をデザートに。

朝食の主食は温泉卵を添えたひさ枝さんのうどん。
お魚は火曜日なのでしめ鯖です。
随分と長く楽しんだ納豆+キムチの組み合わせも、どうやら明日で最後になりそう。
明日からは納豆+パクチーかな。

折角なので、山居さんにお邪魔した日の朝食も。
金曜日だったので、主食は伊勢うどんの釜玉風です。
イオンさんの生姜煮イワシ品切れが続いておりますので、この日は豚の角煮になりました。

山居さんにお邪魔する前に実家に寄ったのは、実母のスマホ慣れ強化計画のため。
母があれだけ拒んでいたスマホは、ガラケーと並行使用ということで今のところどうにか安定しております。
今朝は主人がプレゼントしたスマートバンドで目を覚ました様子。
Googlemeetの着信・発信も改善されたし、随分スムーズになりました。
さ、連休中の緩みを取り戻さないと。
