お正月気分も徐々に薄らぐ今日は8日。
実母の大腸がん手術実施の日でもありますが、私を含め兄妹3人共が鈍感なのかのんびりとしたものです。
今朝は米粉シフォンケーキを焼きましたよ。

米粉生地に混ぜ込んだのは、お正月料理の名残でもある『金時人参』
ねじり梅にした際の切れ端を冷凍しておきました。

いつもはオーツミルクを使用するところ、今回は分け合って豆乳で代替、全部米粉生地に加えてふっくら焼き上げます。

きな粉の存在感が想像以上で、金時人参や柚子の風味はすっかり影を潜めてしまいました。
うーん、きな粉の入った生地ならば、黒豆の方が好相性だったかしら。
ですが、昨年の課題であった生地の穴ぼこは随分と改善されたのではないでしょうか。

◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)
- 卵 3個
- 冷凍した金時人参の切れ端 73g
- 柚子果汁 15g
◇メレンゲ用 - お塩 ひとつまみ
- てんさい糖 30g
◇米粉生地 - こめ油 30g
- 蜂蜜 18g
- 胡桃バター 25g
- 豆乳 50g
- きな粉 21g
- 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) きな粉と合わせて90g軽量しました
◆作り方
- 先ずは金時人参を凍った状態のままミルで粉砕します。
潤滑油の役割もかねて、同じく冷凍しておいた柚子果汁も一緒に。 - 卵を卵白と卵黄に分けます。
よく冷えた状態の卵白にお塩をほんのひとつまみ。
軽く泡立てたところで、分量のてんさい糖を3回に分けて加え、その都度しっかりと撹拌します。
ユルッとお辞儀するくらいになったら泡立てストップ。
出番まで冷蔵庫へ。 - 卵黄・こめ油・蜂蜜・胡桃バターを合わせ、泡だて器でトロッとするまで撹拌します。
平飼い岡崎おうはんの卵を使用しておりますので、3個のうち2個が双子ちゃんでした。
卵白を先に泡立ててあるので、この順番ならば泡だて器のアタッチメントを洗わずそのまま使用して平気。
トロッした卵白に豆乳・きな粉・米粉も加えて泡だて器でしっかり撹拌しましょう。 - 冷蔵庫からメレンゲを取り出し、卵黄生地・金時人参と合わせていきましょう。
先ずはメレンゲをひとすくい、卵黄生地に加えて泡だて器で混ぜ込みます。
次いでもうひとすくい。
今度は粉砕した金時人参も加え、スパチュラに持ち替えて底からすくうように。
メレンゲをつぶさないよう混ぜ込みましょう。 - 最後にメレンゲのボールに戻し入れます。
スパチュラでメレンゲのふわふわ感を残すよう、ですが大穴対策で混ぜ不足がないようしっかりと混ぜ込みます。
型には予め芯部分にオーブンシートを巻き付けてあります。
高い位置から生地を流し入れたら、竹串でくるくるっと全体を混ぜて慣らしましょう。
ここでメレンゲの塊を見つけたら、竹串で崩すようになじませます。 - 予熱したオーブン庫内へ移し、最初の20分は180℃、その後170℃で20分、計40分焼きます。
焼きあがったらすぐに逆さにして冷まし、完全に冷めてから型抜きします。
キッチンではすでに朝食の準備が始まっていました。
下仁田ネギはお味噌汁の具に。
きな粉のおかげでちょっと色黒に焼きあがったお片付けシフォンケーキ。
食感はいつもよりもっちりとした感じかな?
それが豆乳の効果なのか、きな粉の効果なのか、はたまた胡桃バター?いつもより多めの卵黄?
よくわかりませんが良い焼き上がりです。

やはり温かなスープが嬉しい季節ですもの。
主人好みのこってりクラムチャウダー風の具沢山スープ。
主人好みのこってりクラムチャウダー風の具沢山スープ。

実はこれもお片付け料理。
お正月休み中に拵えたオーツミルクのベシャメルソース、グラタンの残りを使います。
お正月休み中に拵えたオーツミルクのベシャメルソース、グラタンの残りを使います。
- 粗みじんにした玉ねぎ、皮付きのジャガイモ(アンデスレッドを使用)、人参等をオリーブオイルでさっと炒め合わせます。
- スープストックを極少量加え、ぴったりとお鍋の蓋をしてしばらく蒸し煮に。
根菜にしっかり火が通ったら、ベシャメルソース・豆乳・冷凍むきあさり、白菜等を加えてひと煮たち。
彩りの冷凍グリーンピースを加えてスープジャーに移し、黒胡椒を挽いて出来上がり。
うん、黒豆の米粉シフォンケーキも美味しそう。
さすがに来週まで冷蔵庫の黒豆が日持ちするとは思えませんが。


朝食です。
水曜日のお魚は金太郎イワシ。
主食は温かな鴨蕎麦にしました。
こんがり焼いた下仁田ネギと温泉卵、大根おろしを添えた具沢山鴨蕎麦です。
こんがり焼いた下仁田ネギと温泉卵、大根おろしを添えた具沢山鴨蕎麦です。

10時に手術室に向かったらしい母。
15時終了予定なのでまだまだですね。
1週間ほどで元気になるとのこと。
暇つぶしに持たせたスマホで遊んでいてくれると嬉しいのだけれど。
