2024年12月19日

塩バター米粉パン 〜 第2段

木曜日なので今週も焼きましたよ、米粉パン。

いつも通り、手作り豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用して、オーツミルクとスキムミルクをたっぷり米粉生地に混ぜ込んで、見様見真似で焼く米粉パン。
今週は、先週と同じ『塩バター米粉パン』です。

20241219_00003.png
先週も焼いた『塩バター米粉パン』。
コロンとした見た目が愛らしかったのと、その美味しさに俄然興味を持ってしまいました。
しばらくはこの『塩バター米粉パン』を焼き続けることになりそうです。

ですが、毎週毎週それではちょっと飽きてしまうと自己判断。
今回はほんのちょっと、バターにエルヴゥドプロバンスを忍ばせてみました。

20241219_00007.png

バターの穴ぼこにちらっと見えるエルヴゥドプロバンス。
うん、うん、穴ぼこ位置も中心近くになったことだし、だんだんとパンらしくなってきたのではないかしら。

サクッともカリッともパリッとも表現できる独特な食感に、きりっと塩味。
やっぱり美味しい、とても私好みの米粉パンです。
手順、材料はほぼ前回と同じではありますが今回も備忘録。

20241219_00001.png





◆材料(4つ分)


 ◇イースト液
  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 43g
  • オーツミルク ホエーと合わせて120g計量します
  • 蜂蜜 8g
  • 白神こだま酵母 2g

 ◇米粉ペースト
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 6g
  • お水 20g

 ◇米粉生地
  • 米粉(パン用ミズホチカラ使用) 135g
  • スキムミルク 15g
  • コーンスターチ 10g
  • ゲランドの塩 2g

  • 無塩タイプの発酵バター(湯煎にかけて溶かしておきます) 10g
  • サイリウム 5g


 ◇成形、仕上げ用

  • よく冷えた発酵バター 棒状で4g×4本
  • エルヴゥドプロバンス 適量(うんと控えめがお勧め)
  • ゲランドの粗塩(バジル塩にしてありました) 適量
  • 成形時・仕上げ時用のこめ油 適量





◆作り方

  1. 先ずはイースト液の準備をします。

    ホエーとオーツミルクを合わせ、人肌程度の湯せんにかけて温めます。
    ここに蜂蜜を加えてよく混ぜ合わせましょう。

    湯せんにかけた状態のまま、分量の白神こだま酵母をふり入れます。
    自然に溶けるのを待ちましょう。



  2. イーストが溶けるのを待つ間にその他の準備。

    先ずは米粉ペースト。
    分量の米粉とお水を合わせてよく混ぜ、ラップをしないで600Wの電子レンジで加熱すること20秒。
    糊状になるまでよく混ぜ合わせます。

    米粉生地用の米粉・スキムミルク・コーンスターチ・お塩をボールに合わせて泡だて器で軽く混ぜ合わせておきます。
    この頃には、イーストが沸々と発酵してきています。

    空いたお湯で、生地に混ぜ込むバターを湯煎して溶かしておきましょう。

    20241219_00011.png

  3. 混ぜた粉類にイースト液を加えて混ぜます。
    電動でしっかり混ぜ合わせたら、米粉ペーストと溶かしバターも加えて撹拌を続けます。

    20241219_00012.png

  4. 滑らかになったらサイリウムを振り入れ、スパチュラに持ち替えて軽く混ぜ込みましょう。
    パン生地らしくない緩い生地ですが、気にせずラップをして10分休ませます。

    20241219_00013.png

  5. 生地を休ませている間に、棒状に切ったバターにエルヴゥドプロバンスをそれぞれチロリと振っておきます。

    20241219_00014.png

    10分経つと、緩かった生地が成形可能な状態になります。
    両手とカードに極薄くこめ油をぬり、生地をまとめて4分割します。

    しずく型に伸ばした生地の広い側に、よく冷えたバターを置いてしっかりと生地で包みましょう。
    生地を引っ張らないよう優しく巻きます。

    20241219_00015.png

  6. 巻き終わりを下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけます。
    最終発酵はオーブンの発酵機能を使って。
    いつもは35℃で20分ですが、今朝は一段と寒かったので40℃で20分発酵させました。

    20241219_00010.png

  7. 刷毛を使って表面に極々薄くこめ油をぬり、バジル塩をほんのちょっとチロリと散らしましょう。

    20241219_00009.png

    予熱したオーブン庫内へ移し、220℃で15分。
    流れ出たバターの量を見ると、前回よりぐっと改善された気が致します。

    20241219_00005.png

    オーブンシートごと網の上に移して冷ますのですが、発酵バターの風味はパン生地にしっかりと留まってくれたようですよ。

    20241219_00008.png





0091.gif





今日も温かなスープを添えます。

体が内側から温まりそうな豚肉とキャベツのスープ。
ちょっとその独得な風味が苦手よりなヤーコンも、薄切りにして一緒に。
うん、キャベツの芯とよく似た風味、美味しい。

20241219_00006.png




  1. スープストックとお塩をほんのひとつまみ。
    ゆっくり煮たてて豚薄切り肉をほぐしながら加えます。

    20241219_00016.png

  2. 軽く灰汁をすくったら、人参・ヤーコン・玉ねぎ等加えましょう。
    蓋をしてしばらく煮たところで、ざく切りキャベツを覆うようにたっぷり加えます。
    蓋をしてコトコト10分ほど。

    20241219_00017.png

    オーツミルクを加えてひと煮たち。
    隠し味に白味噌を溶かし入れて出来上がり。
    スープジャーに移して胡麻をひねります。




地味な佇まいの塩バターパンですが、毎回ちょっとずつアレンジ出来そうで心は踊るのです。

20241219_00002.png





009.gif




朝食です。

木曜日のお魚は塩サバ。
主食は平飼い岡崎おうはんの卵かけご飯ですよ。
いつもなら木曜日は冷凍ご飯のお世話になるのですが、せっかくの岡崎おうはんですもの、炊き立てです。

20241219_00004.png






折角なので、昨日の画像も。
前々日より出来が悪化してしまったグジェール。

20241219_00019.png

スープは柚子を効かせた根菜酒粕スープ。

20241219_00020.png

朝食のお魚は金太郎イワシ。
主食は生姜の醤油漬けを効かせた炊き粥に、釜揚げシラスをたっぷり添えた温泉卵。

20241219_00018.png

先ほど、母親が馴染みのお店の『シュトーレン』を持ってきてくれました。
母の説明でブッシュドノエルだと思い込んでおりました我が家においては、ワインとも好相性なシュトーレンは嬉しい誤解。

外の冷気にあたり、この季節の本気の寒さを思い知った次第です。
今宵は柚子風呂ではありませんが、薬湯にゆっくり浸かってぐっすり眠ることに致しましょう。


bbb19.gif









posted by しんさん at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 米粉を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック