最近よく拵える卵の巾着。
主人が取り寄せる平飼いたまごの賞味期限が近づくと、油抜きをした油揚げに卵を流し入れてとろり甘辛く煮含めます。
その時、油揚げから卵が流れ出ないよう少し残った卵白、これらは冷凍しておくのが常。
随分と冷凍卵白が溜まりましたので、卵白だけで米粉シフォンケーキを焼いてみましたよ。
いつもとはちょっと佇まいが異なりますが気持ちよ膨らんでくれました。
・・・あれ?
あれれ・・・?
穴ぼこなんてレベルではなく、これは生地の分断。
なにがどうなっているのか理解不可能な状態でした。
まさにぬか喜びな米粉シフォンケーキ。
目の付け所は大変良かったと自負しております。
冷凍卵白をしっかりと泡立てて、卵黄生地の代わりに水切りヨーグルト主体の生地にこれを合わせました。
ちょっと残っていたトマト缶がありましたので、トマトの酸味と甘みもヨーグルト生地に合うのではないかしら、と。
期待以上に膨らんだ生地を見て微笑み、先週上手くいったシフォンケーキナイフを差し込み、そしてしぼみました。
それでも今後のための備忘録は必要ですからね。
◆材料(直径約17センチのシフォンケーキ型使用)
- 冷凍卵白 ラップに包んだ状態で200g強、正味185gでした。
◇メレンゲ用 - お塩 ひとつまみ
- てんさい糖 20g
- レモン汁 5g
◇米粉生地 - 水切り豆乳ヨーグルト 120g
- トマト缶 60g
- こめ油 30g
- てんさい糖 10g
- 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 70g
- オーツミルク 70g
◆作り方
- 冷凍卵白を半解凍状態でボールに移します。
泡だて器で軽く崩し、お塩をひとつまみ加えて撹拌しましょう。
分量のてんさい糖を3回に分けて加えながら撹拌します。
最後にレモン汁も加えて撹拌しましょう。
いつもより様子が異なりますが、出番まで冷蔵庫で待っていてもらいましょうね。 - 泡だて器のアタッチメントをそのまま使い、水切り豆乳ヨーグルト生地へと進みます。
水切り豆乳ヨーグルト・トマト缶・こめ油・てんさい糖をボールに合わせ、滑らかになるまで撹拌します。
米粉も加えて撹拌します。
様子を見ながらオーツミルクも加えて滑らかな生地に。
冷蔵庫から卵白生地を取り出し、合わせていきましょう。 - 先ずはメレンゲ生地をひとすくい、ヨーグルト生地に加えて泡だて器で混ぜ合わせます。
更にもうひとすくい、今度はスパチュラを使ってメレンゲをつぶさないよう混ぜ込みましょう。
最後にメレンゲのボールに戻し入れ、底からすくうようにふわふわと混ぜ込みます。 - 芯の部分にオーブンシートを巻いた型に高い位置から流し入れましょう。
軽く空気抜きをし、竹串でぐるぐるっと生地を混ぜて慣らします。
予熱したオーブン庫内へ素早く移し、設定温度 170℃で先ずは20分、その後160℃に下げて更に20分、合計40分。
逆さまにして冷まします。
・・・本当にね、大成功したと思ったのだけどね。
フワフワで美味しかった、そう言ってくれる主人、なんて優しい人なのでしょう。
鶏ささみの茹で鶏を拵えて、今日はキャベツのサラダを予定しておりました。
ですがこの寒さですもの。
事務所で冷たいサラダを口にする主人がなんだか可哀そうで、温かなスープに急きょ変更。
主人が好きそうな具沢山濃厚スープです。
主人が好きそうな具沢山濃厚スープです。
- みじん切りニンニク、さいの目玉ねぎ、人参、蓮根等々、エルヴゥドプロバンスをほんの少し加えたオリーブオイルでじっくり炒め合わせます。
ここに米粉を振り入れてしっかりと炒めましょう。 - 少しずつオーツミルクを加えてのばします。
鶏のゆで汁や白ネギも少し加え、ざく切りにしたキャベツもたっぷり加えてひと煮たち。
粗くほぐした茹で鶏を加え、お塩と白味噌で味を調えます。
スープジャーに移してチーズとほぐした鶏肉をトッピング。
何食わぬ顔で詰めて、主人をいつものように送り出しました。
朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖、アボカド、スライス玉ねぎに香酢の組み合わせ。
主食はおろし蕎麦の予定でしたが、時間切れのためにこちらも変更。
茹で鶏をほぐし、自家製梅干しと海苔のトッピング。
茹で鶏をほぐし、自家製梅干しと海苔のトッピング。
温かなお蕎麦が嬉しい季節です。
西の部屋から見える山がきれいに色づいています。