主人がこの日を選んだのは、『令和6年中でもっとも日の入りが早い日だから』とのこと。
向かった先は、江戸中期から続く鯉料理ご専門のお店『大黒屋』さん。
ですが、いつものようにちょっと寄り道。
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寄り道と呼ぶにはあまりにも遠くまで来てしまいました。
大黒屋さんがある多度をあっさりと通り過ぎ、鈴鹿市にある椿大神社へ。
松下幸之助氏が寄贈したお茶室『鈴松庵』にて一服いただいきます。
こうして、道中『丸彦酒造』さんにも少々迷いながら到着してにごり酒『ゆき』も購入。
大黒屋さんに到着したのは、予定通りの4時30分。
少し薄暗くなりかけた頃合いで、入り口も目立たなく灯っておりました。
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入口から望む中庭を紅葉が彩っていました。
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南蛮漬けに浮袋、煮凝り、おなじみの顔ぶれが出迎えてくれましたよ。
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すり身にほほ肉、ふわふわのたまご。
サクサクのうろこ。
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ほんのりと柚子が香る鯉こく。
『たまらんながも』の言葉と共にとろけてしまいそうです。
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酢味噌でなくお醤油で楽しむ鯉のあらい。
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ふっくら塩焼き。
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あばらの照り焼き。
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おなじみの餡かけ。
もうこの佇まいに驚くことはありません、おかわりだって致します。
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ちょっと甘めの味付けが白いご飯を引き寄せます。
うろこまで美味しい煮つけ。
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この頃にはとっぷりと日も暮れた大黒屋さん。
まるで旅館のように和んでしまいます。
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お部屋から見える廊下。
奥へ奥へと続く灯が幻想的でした。
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いつもは透き通った池にこの日は明かりが灯っていました。
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入口でいち枚、ご主人にお願い致しました。
いつも綺麗に撮ってくださいます。
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こうして、珍しく真夜中に帰宅したと思いきやまだまだ世間では宵の口の頃合い。
体感的には12時ちょっと前なのですが、実際には19時も回っていない時分でした。
お茶室でいただいた銘々皿が以降我が家の取り皿になります。
長らくお世話になった京都のお皿。
1枚割ってしまったこともあってこれにて任務完了と相成りました。
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そして週明け、月曜日のお昼ご飯。
生姜ご飯が美味しい。
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大黒屋さんに寄ると必ず購入する八壺豆。
しばらくは朝食のお目ざとして楽しみます。
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今日のお魚は山椒風味の西京漬け鮭ですよ。
今年の外食備忘録はおそらくこれにて完了です。