鰹の漬け丼、鰆の昆布締めだし茶漬け

週明け月曜日。

朝食の主食は、『鰆の昆布締めの出汁茶漬け』です。

昆布で締めたもっちり鰆に、小鯵でとった熱々のお出汁、そして自家製柚子胡椒。

お刺身こそ食べない私ではありますが、これは美味しい。

本当に美味しい。

週末、久しぶりに主人が魚屋さんに寄り道して帰宅しました。

お目当ては『鰹のお刺身』、そしてもしあれば『トロ鰆のお刺身』

お魚屋さんのご主人と随分と長いこと話し込んでいたよう（life360より判断）ですが、双方手に入れ満面の笑み（だったであろう）主人に、レジ担当の奥さまのひと言（主人曰く）

『鮟鱇のから揚げが今揚がったよ』

そして大盛り上がりの週末。

お刺身を前に理性を失うであろう主人、伏線を敷いて鰹と鰆を半分確保しておきました。

さっとお酒をぬってしんなりした昆布に鰆を挟んで、ぴったりとラップで包んで冷蔵庫で２日間。

程よく水分が抜けてもっちりとした鰆が誇らし気です。

炊き立てご飯の上に鰆を並べ、昨晩から水出しした小鯵のお出汁を煮立ててたっぷりと鰆の上に。
自家製柚子胡椒を添えて、はい、召し上がれ。

以前は土曜日に届けていただいていた『ぽんがる有機農園』さんのお野菜を、先日の京都宿泊を機にしばらく水曜配達で様子を見てみることに致しました。

秋の野菜がお目見えかと思いきや、まだまだ夏の名残り。

しかくまめは早速天ぷらにしていただきました。

韮は醤油漬けに。

葉人参は胡桃を合わせて炊き込みご飯、少し残った分は炒りつけて朝の納豆に合わせます。

冬瓜は一部シンプルな煮物に。

茄子や茗荷、キュウリはあられ状に切って生姜も加え、山形の郷土料理『だし』にしましたよ。

小ぶりで美味しそうな茄子、２年前の梅干しを取り出して赤梅酢を使った簡略版しば漬けを拵えました。

鰹のお刺身はさいの目に切って漬け込み、週末の朝食に。

『だし』が早速の大活躍。

カットしてあるとは言え大きな冬瓜。

残った分は、面取りして昆布、干しエビを効かせた餡かけ風に。

そして煮なますでフィニッシュ。

週明けのお弁当は久しぶりの太巻き寿司です。

太巻きの具はアボカドとコリアンダー。

これは主人でも言い当てられて当然、双方存在感が大きい質ですものね。

ですが、流石に水切り豆乳ヨーグルトには気付かなかったようです。

この組み合わせ、我ながら驚きの美味しさ。

夜はクラッカーに合わせて白ワインなどいかがかしら。

しみじみ美味しい出汁茶漬け。

そして鯵の干物。

朝食だけなら俵屋さんに勝っている、と主人。

ふたりで築き上げた朝食ですからね。