2024年09月09日

晩夏のはまぐり〜大和さんへ

私にしては大変珍しく予定が立て込んでおりました今年の晩夏。
上手く立ち回ることが出来るかしらと、不安ながらもどうにか熟し、忙しい夏の終わりもいよいよ後半に差し掛かりました。

実の母と妹を連れ、晩夏のはまぐりをいただきに季節料理『大和』さんへ。
遅めのランチ、早めの夕食、いつものスタイルを保ち金曜のお昼過ぎ、多度大社方面目指して進みます。

夏の終わりを告げる『夏野菜』と『サツマイモの茎』ご同席。
そしてサクサクのトウモロコシ、塩加減が本当に好き。

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毎年桃の節句になると、国内産のはまぐりを探し歩く実母。

いちど食べさせてあげたかったの、大和さんのはまぐりを。
いちど見せてあげたかったの、この山のようなはまぐりの佇まいを。

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最初にお口を開いたはまぐりは母へ・・・
のつもりだったのだけど、そんなこと忘れてしまう。
4人分のはまぐりに主人と私も高揚します。

なんど通っても美味しい楽しい大和さんのはまぐり。

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ぷっくりはまぐりを母も妹もお腹いっぱい堪能しました。

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三つ葉が美味しい、ポン酢も美味しい、はまぐりのお出汁をふっくら含んだ木綿豆腐。
アチってならない、熱すぎないのが嬉しい。

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4人分ともなると雑炊もなかなかの迫力。
トロトロの卵が流れます。

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お漬物も美味しい大和さんの〆。
どこか懐かしい『沢庵』は、もうこれが最後なんだそう。
お漬物も色々と規制が厳しくなって、古いけれど良いものがどんどん影をひそめていくようです。

お豆腐のポン酢をちょっと残して味変も楽しみます。

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妹のおねだり、いつもは頼まないデザート。
焼イチジクのパフェ。
シンプルなデザートで十分心も満たされるのに。
幼少期を共に過ごした血縁者より、主人と一緒にいる方が楽な自分をちょっと誇らしく思ったり。

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お腹いっぱいの金曜日、翌日土曜日を一日ゆっくり過ごしたら、日曜日は一路根尾へ。
兄のワンボックスに同乗し、根尾の伯母が親しくしているお寺さんで三回忌の法要です。

根尾の伯母の妹、実母の姉、私も兄も大変お世話になった伯母の三回忌、訳あってお骨もお墓もないけれど三回忌です。
根尾の伯母は元気そのもの。
『来年はもう来んでな』伯母が妹に告げたお別れがとても深い。

サルやシカにみんな食べられてしまう、そう言いながらも色々と持たせてくれる伯母。
行くと必ず炊飯器いっぱいに炊き込みご飯を炊き、お惣菜を山ほど用意し、そして持たせてくれるのです。
持たせてもらった『桑の木豆』の甘い煮付けが今日のお弁当にちょんっと鎮座。

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立派な茄子、白茄子まで一緒に持たせてくれました。
早速揚げ浸しに。

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実母が持たせてくれた十六ささげは生姜和えに。
根尾の伯母が持たせてくれたひじきの煮ものの横に並べます。
週末に届いた『岡崎おうはん』で今朝は主人お喜びの卵かけご飯ですよ。

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伯母がじゃが芋を沢山持たせてくれました。

もっちりとしたシンプルな茹で芋、行くと出してくれる根尾の味です。
確かに我が家でも食べたいとは思いますが、何でも再現しようと私は思いません。
伯母の味は伯母の味、私の味は私の味、似せようが近付こうが必ずそこに違いはあるのですもの。

伯母の味が食べたくなったら、元気なうちはまた今度は主人とふたり、精々母親を連れてお邪魔しよう。
そしていっぱいお喋りしよう、たまに叱られながら。
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posted by しんさん at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鯉自然薯山菜はまぐり 大和さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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