米粉のマドレーヌを焼きました。
想像していたより色黒な焼き上がり。
表面にちらほら見えるのは、玉露の茶葉です。
玉露をミルでざっと粉砕し、バターと合わせた米粉生地にたっぷり混ぜ込みました。
お砂糖は使用せず、やや控えめ量の蜂蜜で甘さを添えます。
目の付け所は悪くないと思うのです。
只々私の技術不足なのですが、あれ?おヘソが全く見られません。
マドレーヌの特徴でもある、そして時には美味しいマドレーヌの特徴ともされるポッコリおヘソが全くないツルツルンなその姿。
そして、玉露フレイバーは想像以上に影をひそめておりました。
うーん・・・また明日同じものを焼いたら、流石の主人も『今日も美味しかったよ、ありがとうね』メッセージを拒否するのかしら。
兎にも角にも今後のために備忘録。
◆材料(松永製作所のマドレーヌパン1枚分)
- 無塩タイプの発酵バター 50g
- 蜂蜜 35g
- お塩 ひとつまみ
- 玉露(京都 柳桜園茶舗の水出し玉露 高瀬川使用) 3g
- 米粉(製菓用ミズホチカラ使用) 40g
- アーモンドプードル 10g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵 1個
- 型にぬる発酵バター 適量
◆作り方
- 無塩タイプの発酵バターを湯せんで溶かしておきます。
ここに蜂蜜を加え、そっと混ぜ合わせて保温しておきます。 - ミルで玉露を粉砕します。
ここに米粉・アーモンドプードル・ベーキングパウダーを合わせます。
これでほぼ準備は完了。 - 卵を泡立てないようそっと混ぜ合わせます。
ここに合わせておいた2の粉類+玉露をふるい入れ、泡だて器で艶やかになるまで混ぜ合わせましょう。
保温しておいた1の溶かしバターを少しずつ加え、更に艶やかになるまで混ぜ合わせます。
ラップをし、30分ほど生地を休ませます。 - 絞り出し袋に生地を移します。
想像以上にゆるい生地でした。
バターをぬった方に絞り出します。
予熱したオーブン庫内へ。 - 設定温度 190℃で11〜12分。
これだけおへその見当たらないマドレーヌは初めてです。
でも、味は私好み。
塩レモンのサラダを添えましょう。
茹でて冷凍しておいたブルグルにひよこ豆・グリルした甘唐辛子・ローストした胡桃・ピクルスにしておいたさいの目人参とセロリ、粗みじんにした紫玉ねぎ、アンチョビオリーブ等々、ボールに合わせ、ペースト状にした塩レモンとミルで粉砕したペコリーノロマーノ。
ちょっとあっさりし過ぎなので、鶏ささ身の茹で鶏もほぐして加えました。
玉露とバターって、あまり相性が良くない様子。
バターが勝ってしまうのです。
玉露の繊細な風味を飲み込んでしまうのです。
さ、朝食です。
ほんのり発酵バターの香りが残るキッチンで、水曜日のお魚、金太郎イワシを躊躇なく焼きますよ。
主食は冷たい稲庭うどん。
主食は冷たい稲庭うどん。
昨日はすりおろした長芋、今日はさいの目に切って添えましょうか。
千切りにした大葉と、平飼い卵の温泉卵も添えてね。
千切りにした大葉と、平飼い卵の温泉卵も添えてね。
ぽんがる有機農園さんの大きなキュウリで漬けた辛子漬けが良い感じに漬かってきました。
次回はもう少しお塩を減らしても良いかな。