葛粉のプリンを拵えました。
卵を使っておりませんし、そもそも加熱もしておりませんので、これをプリンと呼ぶには少々抵抗はあります。
でも、まぁ、言った者勝ちということで。
主人がギョッとするほど印象的な濃い緑色の葛粉プリン。
材料はもちろんこちら。
京都 柳桜園茶舗の水出し玉露『高瀬川』です。
玉露茶葉を粉砕し、オーツミルクと合わせた玉露プリン。
ほろ苦で濃いお茶の風味がとても私好みです。
出来るだけお砂糖の量を控え、代わりに『発酵小豆餡』で甘みを添えました。
今回拵えた発酵小豆餡は、黒米を加えた新バージョン。
心なしか甘みが増している気が致します。
数日前に拵えた黒米入りの発酵小豆餡。
ヨーグルトメーカーで気軽に作ります。
- 小豆は100g。
洗って水を切り、お水 500gと合わせて煮立てます。
沸騰したらお水 100gを追加し、再度煮立ったところで弱火にして10分間。
火を止めて30分ほど蒸らしたらザルに移します。 - 渋切りした小豆・お水 500gを洗ったお鍋に合わせます。
中火で煮立てたら弱火にし、ことこと程度の火加減で50分。
小豆がお水から顔を出さないよう、お水が減ってきたら少しずつお水を追加します。
灰汁が出たらこまめにすくい、小豆が指でスッとつぶれる程度にやわらかくなるまで。 - 茹でた小豆をボールに移し、黒米を加えます。
黒米は予め炊いて冷凍しておいたもの、49gありました。
凍ったまま加え、よく混ぜながら小豆の温度を55℃程度に冷まします。 - 温度を確認しながら、予めほぐしておいた生麹 100gを加えましょう。
お塩もひとつまみ加え、よく混ぜ合わせます。 - ヨーグルトメーカーに移し、60℃で10時間。
今回はバーミックスでこし餡風に仕上げました。
こうして出来上がった黒米入りの発酵餡子を使い、チャチャッと葛粉プリンを拵えます。
- オーツミルク 150g・葛粉 15gを小鍋に合わせてふやかしておきましょう。
- 玉露 10gをミルで粉砕します。
ここにお水 50gを加えて混ぜ合わせます。
1の葛粉をよく混ぜて溶かしたところに加えます。
生砂糖 10g・お塩 ひとつまみも加えてよく混ぜます。 - 中〜弱火にかけ、混ぜながらぽってりとするまで加熱しましょう。
全体がぽってりしたら火を止め、更に滑らかになるようしばらく混ぜ続けます。
ジャーに分け入れ、室温でふるっとかたまるのを待ちます。 - 発酵餡子、ローストした胡桃、『やきいもころころ』、デーツシロップ等、トッピングして出来上がり。
オーブンにお任せ、夏野菜のロースト。
チョンッと添えたハリッサが名脇役です。
- 刻んだアンチョビ・米油をよく混ぜ合わせます。
- さいの目に切ったベーコン・セロリ・人参・じゃが芋・ズッキーニ、その他冷凍野菜をからめ、耐熱容器に移します。
200℃のオーブンで20分ほど焼けば出来上がり。
今朝、ミルを出したついでにパクチーペーストを拵えました。
印象的な鮮やかな緑色のペーストが出来ました。
印象的な鮮やかな緑色のペーストが出来ました。
お昼、ジャーの底の緑の物体を見た主人。
発酵餡子とパクチーペーストを合わせたのかと思い愕然としたそうです。
・・・んな訳ないじゃん。
はい、お待ちかねの朝ごはん。
水曜日のお魚は金太郎イワシです。
主食は白髪素麺。
甘辛油揚げと大葉、梅干しを合わせました。
甘辛油揚げと大葉、梅干しを合わせました。
極細素麺白髪、海外にお住みのあの方達にも食べさせてあげたい大好きな夏の風物詩です。