力技で着地した感が否めない、今週最後のお昼ご飯です。
春菊の風味を楽しむためだけに思いついた油揚げのサンドウイッチ。
先週に引き続き、今週も『きくち農園』さんの野菜セットが届きました。
段ボールいっぱいに詰まった旬野菜たち。
豆中心だった先週のセットと大きく重なるのだろうと思っておりましたが、きっと先方さまのお心遣いでしょう。
キャベツは早速水キムチに。
スナップエンドウと一部のカリフラワーは、届いた当日軽いイタリアの白ワインと一緒にもりもりいただきました。
たくさんの野菜の中で、いちばん気になったのは春菊。
何故だかイオンネットスーパーさんではあまり買おうとは思わない春菊、農家さんからのお勧めメモを見ると『風味を楽しむならば是非生で』と。
春菊ご飯にしたいところではありますが、金曜日の朝食は伊勢うどんの日。
出来ればお昼のためだけにご飯は炊きたくないし、さてどうしたものか。
・・・油揚げと海苔でサンドウイッチにする、そんな無理矢理な発想でどうにか着地した自分を誇りに思うのです。
しかも不思議と美味しい。
お料理という程のものでもないのですが。
- 油揚げは3辺を切り落として開き、オーブンで軽く焼いておきます。
- 春菊を2〜3cm長さに切りそろえ、胡麻油とたっぷりの胡麻、たっぷりの釜揚げしらす、ほんの少量の “のどくろだし塩” を加えて和えましょう。
おろしにんにくも欲しいところではありますが、お弁当ですからね。 - ラップを大きめにカットし、油揚げと海苔を重ねてスタンバイ。
春菊をたっぷり乗せて、海苔と油揚げで挟みます。
形を整えながらラップでぴったりと包み、フィリングがなじむまでしばらくおきましょう。 - ラップを除いてワックスペーパーで包みなおし、ワックスペーパーごと半分に切り分けて出来上がり。
カリフラワーはサラダに。
ミニトマトとスナップエンドウを漬け込んであった合わせ出汁をジュレにして添えます。
- カリフラワーは小房に分け、お酢とお酒、お塩を加えた熱湯で軽く茹でましょう。
まるでライラックのお花のような愛らしさ。 - カリフラワーに茹で卵、アボカドを合わせ、極少量のマヨネーズと白味噌で味付けをしましょう。
ジャーに詰め、スナップエンドウとミニトマトのお浸しを添えます。 - お浸しの漬け汁を合わせ、アガーでフルッとかためましょう。
フォークで崩し、サラダの上にたっぷり添えて出来上がり。
春菊ご飯が食べたいのです、とても。
炊き立てのご飯に胡麻油で添えた春菊、胡麻、そして釜揚げしらす。
油揚げサンドも良いけれど、やっぱり春菊はご飯だと思うのです。
なんてボヤいてはみましたが、やっぱり美味しい金曜日の伊勢うどん。
イオンさんの生姜煮イワシ、今日開封した分はいつもより高品質でした。
さ、週末ですよ。
野菜いっぱいの嬉しい週末ですよ。