あんなに沢山のそら豆をお料理したのも初めてならば、薄皮まで食べられるそら豆も初めて。
莢ごと焼いたそら豆のホクホクした食感、来年も必ずお会いしましょう。
そして週明け月曜日。
豆類は出来るだけ早く食べてあげたいとは知りつつ、かと言って冷凍してしまうのも忍びない。
少し日は経ってしまいましたが、いえ、このくらいでへこたれるお豆さんではありませんでした。
きくち農園さんのスナップエンドウで炊いたスナップエンドウご飯です。

ひと口食べた主人の反応、きくち農園さんにも見せてあげたかった。
兎に角美味しい。
我ながら美味しい。
いつも通りに洗って吸水したお米に、蕎麦の実・押し麦・もち麦・十六雑穀を合わせます。
ここまではいつも通り。
合わせるお水は、先週末に茹でたグリーンピースの茹で汁(☆彡)
鶏の茹で汁で茹でたグリーンピースの、更にその茹で汁を有効利用致しました。
お醤油をほんの少し足してベーコンを散らし、いつも通りに炊飯します。

その間にスナップエンドウのスジを除き、お塩を加えた熱湯でさっと茹でてザルにあげておきます。
食べやすく2〜3等分し、炊き上がったご飯の上に素早く散らして蒸らすだけ。
元々好きなスナップエンドウ、その魅力が更にひろがりました。


流石に冷凍しようかしらとも思いました、たっぷりのスナップエンドウ。
ですがご飯を炊き、一部はお浸しにし、そしてワインにも合うようにとペコリーノロマーノで和えたら、あら、冷凍するまでもなく終わりになってしまいそう。
極少量残っておりましたグリーンピースは、茹で汁をお出汁代わりに出汁巻き卵に。

そして梅干しの到着よりひと足早く、イオンさんが週末に届けてくださった新生姜。
早速甘酢漬けに致しましょう。
300gほどの新生姜を甘酢漬けに。
新生姜は窪みの部分から洗いやすいように切って、茶色く変色した部分はこそげ取ります。
赤い部分を少し残しながら繊維に沿ってスライスし、たっぷりの熱湯にお塩を少々、さっと1〜2分湯がいてザルにとります。

冷めたらぎゅっと絞って保存容器に。

昆布出汁 180g・お酢 120g・てんさい糖 大さじ5・お塩 小さじ1/2を合わせて、加熱します。
煮立てなくても、お砂糖とお塩が溶ければ火を止め、冷ましましょう。
生姜の上から注いてほぐし、これで作業は完了。

ひと晩冷蔵庫で休んだ新生姜、綺麗なピンク色に染まっておりました。

美しい生姜の色に気分は上々。
すかさず主人からのメッセージ。
『今の時期の生姜はハウスものだよ、露地物の旬は秋だよ』と。
・・・朝ご飯にしましょうね。

今朝のお魚は銀ひらすの西京漬けですよ。

同じく週末に届いたらっきょう。
今年は泥付きらっきょうにチャレンジです。
主人が取り寄せてくれた立派ならっきょうは3キロ。
夏を迎える気分が盛り上がってきましたよ。

ばらしながら洗って、薄皮を剥いて、粗塩をまぶしてひと晩おきます。
前日のお昼の作業ですので、ワインセラーで休んでもらいました。

翌日、さっと洗って塩を流したらっきょうを10秒ほど熱湯で茹でてザルにとります。

完全に冷めたら瓶に移して本漬けの準備。
台風1号の影響でしとしとと雨が降り続いております。

このらっきょうが美味しくなる頃は、夏の暑さも和らいでいる頃でしょうか。
まだ梅雨さえ迎えていないのですが、今年の夏も暑いのでしょうねぇ、相当にねぇ。
