
週末、北海道から届いた段ボールいっぱいのホワイトアスパラガス。

随分と前に主人が注文し、到着の日を心待ちにしておりました。

北海道の富良野、しまねずみファームさんから届いた立派なホワイトアスパラガス。
加工されていないフレッシュなホワイトアスパラガスを見たのも初めてならば、こんなに立派なホワイトアスパラガスも初めて。
加えてこのしまねずみさんカードの愛らしいこと。

届いたその日は、もちろんオランデーズソースでいただきました。
そして翌日は卵黄とホワイトソースで。
剥いたホワイトアスパラガスの皮を底に敷き詰め、控えめ量のお水にレモンをひと切れ、お塩を適量。
しっかり茹でて、更にしっかり蒸らします。

何故かしら。
アスパラガスでもブロッコリーでも何でも、緑黄色野菜の類は食感が残るくらいに軽く茹でるのを良しとするお料理の流れ。
ホワイトアスパラガスに至っては、しっかり茹でるのが美味しいと今年知りました。

しっかり茹でたアスパラガスを炊き立てご飯の上に。
彩りの冷凍グリーンピースも散らし、発酵バターも忘れずに。

最高に美味しい晩秋のご馳走、ホワイトアスパラガスご飯。
早くも来年のホワイトアスパラガス料理に想いが募るのです。

皮をむいて根元を切ったホワイトアスパラガス。
今日は更に半分に切って下茹でしましょうか。
剥いた皮を下に敷き、ホワイトアスパラガスを並べてレモンをひと切れ、ゲランドの塩をちろり。
レモンは、お菓子作りに表皮を削ったものを切って冷凍しておきました。
使える子です。

ひたひたより控め量お水を加えて煮立て、蓋をしてしっかり5分ほど弱火で加熱したら、更にしっかり蒸らします。
ふわり立ち上るこの香り。

予めお米を洗って吸水させておきましょう。
ホワイトアスパラガスを目立たせてあげたいので、今日は雑穀米は使いません。
押し麦、もち麦、蕎麦の実、色が際立たないものだけを合わせます。
茹でたアスパラガスをそっとザルにとりましょう。

もちろん茹で汁は捨てません。
昨日の煮汁ももちろんとってあります。
今日の分の煮汁と合わせ、いつもの量をアスパラのブロスに置き換え、いつも通りに炊き上げます。

炊き上がったご飯に、やや大ぶりに切ったアスパラガス・冷凍むきグリーンピース、さいころ状に切った発酵バターを素早く散らし、しっかり蒸らせば出来上がり。

お弁当にもホワイトアスパラガスご飯。
いつもはお醤油味で煮る蓮根を、今回はすりおろしてから鶏ひき肉と合わせてつくねにしてみました。
さっと胡麻油で焼き色をつけてから一旦取り出し、根菜を加えて最後に合わせます。
切り干し大根は隙間埋めの扱いですが、昔から好きなお惣菜のひとつ。


朝食です。
ホワイトアスパラガスご飯のバターの香りにうっとり。
西京焼きの焼き色にうっとり。
お酢がなじんできた千枚漬けの風味のこれまたうっとり。

長らく納豆と合わせて楽しんできた手作りの白菜キムチがなくなりました。
今日からしばらくは、先日取り寄せた蕪の副産物、下茹でして冷凍しておいた蕪の葉っぱの佃煮が納豆に添えられることになります。
