先日、主人が『日高見市場』さんから取り寄せした『冷凍おつまみセット』
さっと炙ったつぶ貝やお刺身わかめ、牡蠣の潮煮等々おいしそうなものが詰まっていました。
そして最初に開封したのは『お刺身ほや』
結婚前、私が頻繁に取り寄せておりました『莫久来(ばくらい)』のイメージだったのでしょう。
が、お刺身のほやは想像以上に食べ辛い、取り寄せた当の本人も降参の面持ち。
という訳で揚げてみましたよ。

とても品質の良いお品だということは重々承知しております。
私たちがホヤの味覚を分かってあげられないだけなのです。
でも、どうしても美味しいと思えないホヤのお刺身。

強過ぎる磯の香りに大葉と海苔、そして塩レモンで味を添えて揚げてみたところ、良い具合にホヤの風味を残しつつ、例の苦手な感じは軽減。
うん、美味しいからとパクパク食べるタイプのお料理ではありませんが、珍味としてひとつふたつ摘まむのに良い磯部揚げがさっくり揚がりましたよ。
残りひとつのホヤ、ふたつ候補が上がっておりますがまたそれは追々。

手順はとっても簡単です。
- ホヤはザルにとり、更にキッチンペーパーの上に並べて水気を抑えておきます。
- 冷凍卵白(お菓子などを作った際に残った卵白をひとつずつラップで包んで冷凍してあります)をボールに移し、半解凍の状態で米粉・塩レモンと合わせます。
少しずつ様子を見ながら冷水を加え、ゆるめのパンケーキ生地程度のかたさになるよう混ぜながら衣の準備。
大葉と海苔を用意して準備は完了。 - 大葉の上に海苔を重ね、ホヤを置いてくるりと巻き楊枝で留めます。
衣にくぐらせてたっぷりとまとわせたら、熱した太白胡麻油の中へ。
形が落ち着いたら楊枝をとり、さっくり揚げれば出来上がり。

もうひとつ、珍味ではありませんがあまり日常的ではない食材。
昨年根尾の伯母宅にお邪魔した際、『お母さんに持ってって』そう言って渡された『ずいき』
私も料理した旨を伯母に伝えたところ、私の分を少し取り分けて持たせてくれました。
もちろん料理のコツは動画で記録、伯母直々レシピです。

- ずいきはぬるま湯で戻します。
15分ほどぬるま湯に浸し、真っ黒になったお水から引き上げて絞り、揃えて食べやすい長さに切りそろえましょう。
伯母のお勧めは『スルメ』を一緒に炊くこと。
イオンさんに届けていただきましたよ、ずいきのために。 - 切りそろえたずいき・細く切ったスルメ・戻して細切りにした干しシイタケ・油揚げ・鷹の爪を小鍋に合わせ、お酒・みりん・お醤油・お砂糖を加えて水気がなくなるまで10分弱。
私は赤酒と生砂糖を使います。
お湯で戻すことでシャキシャキのずいき独特な食感が楽しめるのです。
今度は胡桃も入れてみようかしら。
根尾の伯母とも母親とも違うずいきの煮物。
伯母にも食べてもらいたいな、私が煮たずいきも。
ずいきの煮ものにスナップエンドウの塩麴和え、カボチャの煮物。
我が家らしい今週分の作り置き料理が出来ました。
我が家らしい今週分の作り置き料理が出来ました。

そして今朝は、主食にひじきの炊き込みご飯を炊きましたよ。

吸水させたお米に蕎麦の実・もち麦・押し麦・十六雑穀を合わせます。
戻したひじきに油揚げ・干しシイタケ・人参を散らし、お酒とお醤油・お塩をひとつまみ足していつもの水加減。
いつも通りに炊き上げれば、ふわりひじき香る炊き込みご飯の出来上がり。
ひろがる湯気に和みます。
戻したひじきに油揚げ・干しシイタケ・人参を散らし、お酒とお醤油・お塩をひとつまみ足していつもの水加減。
いつも通りに炊き上げれば、ふわりひじき香る炊き込みご飯の出来上がり。
ひろがる湯気に和みます。

お弁当にホヤを詰めることなんて、以降ないことでしょう。


朝食です。
月曜日のアジの干物も残り1回分となりました。
以降は西京漬けになる予定です。

ホワイトディも近いからと、主人からエステに行くよう命令が下りました。
そしておとなしく予約に至りました。
歩いて行ける距離に評判の良いサロン、うん、良い感じ。
