週末、根尾の伯母宅にお邪魔してきました。
94歳にして凛とした佇まい。
主人を交えて3人で伯母お手製のお昼をいただき、たくさんお話をし、そしてお漬物や野菜を沢山車に積んで帰宅致しました。
そして、根尾の野菜とは何の関係もありませんが、今日のお昼は久しぶりの『おから蒸しパンサンド』です。
小分けにして冷凍してあるおから。
低温のオーブンでじっくり加熱してからからに乾燥させ、ミルで粉砕しておからパウダーにします。
オーツミルクと合わせて蒸しパン生地にすることが多いのですが、今回は人参ジュースを使って。
今シーズンで最後となりました、北八ヶ岳の無農薬野菜宅配農家さん『Golden Green』の『旬野菜定期便』
最後の便に含まれていた『あさひや農場さん』の『とろとろ人参ジュース』をおからパウダーと合わせ、オーブンでじっくりと湯せん焼きにしました。
人参色のおから蒸しパンでサンドしたのはGolden Greenさんのバターナッツ。
お若い農場経営者を応援したいのですが、つくづく自分たちは非力だと切なくもなる昨今です。
根尾の伯母の格好良さ、お若いご夫婦が決めた新たな道。
自分たちは冒険をするでもなく愚痴るわけでもなく相変わらずな毎日ではありますが、これもまた良き良きと年末を迎えようとしています。
そんなことを今朝、大根を干しながら緩々と考えておりました。
◆材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)
- おからパウダー(生おからから手作りします) 20g
- サイリウム 5g
- てんさい糖 3g
- ベーキングパウダー 2g
- フルール・ド・セル 1g
- 卵 2個
- 人参ジュース 85g
- オリーブオイル 10g
◆作り方
- おからの準備は前日の夕方に。
凍ったままのおからをオーブンシートの上に乗せ、予熱なしのオーブン 110℃で1時間35分。
時々全体をほぐしながらじっくり加熱し、翌日の朝までオーブン庫内に放ったらかし。
当日の朝、ミルで粉砕してザルでふるいます。 - 卵・人参ジュース・オリーブオイルをボールに合わせてよく混ぜ合わせます。
20g計量したおからパウダーにサイリウム・てんさい糖・ベーキングパウダー・お塩を合わせ、ボールにふるい入れましょう。
これで生地は出来上がり。 - オーブンシートを敷いた琺瑯容器に生地を移し、表面をさっと平らに均します。
天板にお湯を張り、180℃で30分湯せん焼きに。
そのままオーブン庫内に放置して粗熱をとります。 - バターナッツのサラダを作ります。
皮をむいてさいの目に切ったバターナッツ・さいの目に切った発酵バター・エルブ ド プロヴァンス・ほんのひとつまみのお塩を合わせ、200℃のオーブンで20分ほど焼きます。
粗熱がとれたらボールに移し、パプリカ・ローストした胡桃・刻んだドライオレンジ・粉砕したペコリーノロマーノ・お塩等と合わせます。
ほんの余興で抹茶風味の胡麻豆腐もメンバー入り。 - おから蒸しパンの厚みを半分にし、表面にマヨネーズ・ハリッサを薄くぬります。
冷凍しておいたドライトマト(これもオーブンで乾燥させたものです)を並べ、バターナッツカボチャのサラダをたっぷりと重ねましょう。
おから蒸しパンでサンドし、ラップでぴったりと包みます。
これを更にワックスペーパで包み、パンナイフで2等分して出来上がり。
今年は白菜・大根に恵まれる年のようです。
出身地の異なる白菜3種でキムチを漬けて食べ比べ、そこに加え根尾の伯母からの白菜も仲間入り。
そして根尾の伯母の大根に加え、主人の職場の方から立派な無農薬大根のお福分け。
そして根尾の伯母の大根に加え、主人の職場の方から立派な無農薬大根のお福分け。
大根とじゃが芋のスープを拵えました。
やわらかく煮た大根に、ほろッと崩れる直前のじゃが芋。
甘いのに程よくピリリと辛いスープ地は、甘酒を使った簡略版べったら漬けの有効利用。
漬け汁を使い、何となく雪を思わせる仕上がりにこじつけてみました。
甘いのに程よくピリリと辛いスープ地は、甘酒を使った簡略版べったら漬けの有効利用。
漬け汁を使い、何となく雪を思わせる仕上がりにこじつけてみました。
只今、久しぶりにベランダで大根が干されています。
厚めに切った大根を蒸し干し大根にする予定、晴天に大根の白が映えます。
朝食です。
冷凍ご飯の脇、根尾の伯母の沢庵が色鮮やか。
近所のお宅のお庭からやってきたみかんが甘酸っぱくて美味しいのです。
これは昨日の朝食。
根尾の伯母が煮た『おばこ煮』は私の大好物。
昨日のお昼。
そして主人からのクリスマスプレゼント。
根尾の伯母に笹かまぼこをお福分け。
伯母の大好物が笹かまぼこだったなんて。
シブいものがお好みで。
あ、私も同じか。