今日のお昼は、小さな小さなぱっかんお結びを拵えました。
海苔を幾重にもまとった小さな小さなひと口サイズのまん丸お結びさんに、文字通り溢れそうな具。
具は、冷凍むきアサリで拵えた簡略版のしぐれ煮、そして白味噌仕立ての甘めのネギ味噌。
食いしん坊の主人のお昼ご飯に、ピンポン玉サイズの小さなお結び。
その理由はスープジャーにあります。
スープジャーの中身は、とろとろに煮こんだ大きな豚バラブロック、ほこほこな丸ごとじゃが芋、ゆで卵、お餅入り巾着、そして味がしみた大根、そう、イメージは豚バラ入りの『おでん』です。
ぐっと冷え込み始めた今日のお昼にぴったりなメニューなのではないかしら。
主人が嬉しそうに頬張る姿が容易に想像出来ます。
豚バラブロック肉は、イオンネットスーパーさんでも頻繁に購入する食材のひとつ。
圧力鍋を小分けに使って、出来るだけ脂分を感じさせない、でもしっかりと豚肉の旨味を引き出せるよう、そして何より主人好みに仕上がるように。
- 先ずは豚バラブロック肉を下茹でします。
葱の青い部分・薄切り生姜・そして豚肉が十分にかぶる量のお水に、お酒を大さじ3杯程度。
圧力鍋に合わせ、加圧すること15分。
ネギは、先日GOLDENGREENさんから届いた下仁田ネギのちょっと変色してしまった部分。
ネギ味噌を拵える際、食用には少々抵抗がある分を切り落として冷凍しておきました。
これで十分役目を果たしてくれます。 - 豚バラブロック肉を加圧している間に、お餅巾着・じゃが芋・ゆで卵の準備。
油揚げを袋状に開き、さっと湯通しします。
粗熱が取れたら両手で挟んでしっかりと水気を絞り、1/2に切った切り餅を詰めて爪楊枝で留めましょう。
じゃが芋は芽を除き、皮つきのまま串がすっと通るまで茹でて皮をむいておきます。 - 豚バラブロックの圧が抜けたら、中身をボールに移します。
面取りした大根を圧力鍋に入れ、豚バラブロックの煮汁をひたひたに注ぎ、加圧すること7〜8分。 - 一旦お肉のボールに圧力鍋に中身を全て移し、圧力鍋を綺麗に洗います。
豚バラブロックを4等分して圧力鍋に戻し、大根・昆布を加え、茹で汁を注ぎます。
赤酒・白だし醤油を加え、加圧すること10分間。 - 昆布を取り出して一口大に切り、圧力鍋に戻し入れます。
ここで味見をし、オイスターソース等を加えましょう。
ゆで卵とお餅巾着を隙間に埋め、加圧すること3分間。
スープジャーにじゃが芋は予め入れておき、豚バラブロック等を詰めたら熱々のスープを注ぎます。
スープを兼ねているので、味付けは薄めに。
半分は琺瑯容器で保存します。
日本酒のお供とする場合は、再加熱する際に少しお醤油を足しても良いかも。
半分は琺瑯容器で保存します。
日本酒のお供とする場合は、再加熱する際に少しお醤油を足しても良いかも。
スープにこれだけボリュームがあるのですもの。
お結びさんは小さなサイズで十分というもの。
全形海苔を切って、ラップに乗せ、ご飯をスプーン1杯強。
キュッと丸く握ったら、もう一枚海苔を使ってご飯を包み、再度キュッと握ってまん丸に。
中央に深めに切れ目を入れて開きます。
甘めのネギ味噌、昨日拵えた冷凍むきアサリのしぐれ煮をたっぷり切れ目に詰め込んで、はい、出来上がり。
キュッと丸く握ったら、もう一枚海苔を使ってご飯を包み、再度キュッと握ってまん丸に。
中央に深めに切れ目を入れて開きます。
甘めのネギ味噌、昨日拵えた冷凍むきアサリのしぐれ煮をたっぷり切れ目に詰め込んで、はい、出来上がり。
野田琺瑯に貼られたラベル。
多分『蛤』と『時雨煮』の漢字がごっちゃになった結果、意味の分からない漢字に仕上がっています。
朝食です。
炊き立てご飯を主食にするつもりでしたが、主人の『昨日のアボカドと長芋はもうないの?』
ひと言で予定変更。
わさびを添えて、はい、どうぞ。
わさびを添えて、はい、どうぞ。
国産しめ鯖が手に入らず、アボカドと玉ねぎスライス、しめ鯖の火曜日定番メニューはしばらく休止。
ですが、私が煮て冷凍しておいたイワシの生姜煮もなかなかどうして、美味しいのです。
取り寄せたルレクチェが今日で最後になりました。
今日のルレクチェがいちばん美味しい。
明日からは追熟進んだバナナになりますよ。