12月も間もなく半ばに入ろうかという頃合い、週末金曜日。
多少のお久しぶり感を抱きながら、三重県は桑名の『大和』さんにお邪魔しました。
車の中は暑いくらいの陽気のなか、お目当てはもちろんいのしし、ぼたん鍋です。
先ずはしか肉。
添えられた春菊が美味しいこと。
たっぷりのゴボウにタモギタケ、ハナビラタケ、そして心躍るいのしし。
甘いお味噌の香りに食欲も目覚めます。
いつものように、すき焼き風にたまごを合わせますよ。
ここでふと主人がつぶやきました。
『○○の味噌鍋はね、お鍋に卵を入れるんだよ』
・・・最近主人がきになっているお店、名前なんだっけ。
はたとふたりで顔を見合わせます。
何故いままで気づかなかった?
何故いままでお鍋のなかに卵を入れなかった?
少し煮詰まったお味噌の中に、早速卵を割り入れます。
少し煮詰まったお味噌の中に、早速卵を割り入れます。
思い込みの威力をしし鍋で実感しました。
とろり卵黄にお味噌をたっぷりまとったいのしし、そして大和さんの美味しい一味。
今回は迷うことなく鰻茶漬けを選びました。
赤く染まるお庭の楓。
ぼたん鍋の季節は、食べ終わる頃には日も傾き始めます。
カボスのゼリーをいただきながら、お暇乞いの心積もり。
我が家にしては少々小忙しかった週末が明けて今日は月曜日。
朝食のお魚にアジの開きが仲間入りしました。
アジの開きを主人と半分こ、中骨のある食べ辛い側はもちろん私に。
イオンさんで取り寄せたルレクチェが食べ頃になりましたよ。
今朝は何だか忙しくて、これという作り置き料理も仕上げられずこれだけ。
明日から週末にかけ、少しずつお料理を増やしていかないと。
大根・蕪等の葉を塩漬けにして刻み、お結びさんを拵えました。
月曜日のこの地味なお弁当が、意外と主人も私も気に入っているのです。
今シーズン2度目の白菜キムチが仕上がりました。
冷蔵庫に移してゆっくり発酵を待ちます。