全粒粉も含め、小麦粉の使用量を徐々に減らしていく計画の我が家。
毎週木曜日に焼くパンも、全粒粉から今はお米パンに切り替えて、なかなか定まらないパンに一喜一憂しております。
全粒粉強力粉の在庫を使い切った今、全粒粉の薄力粉が少量残った状態。
薄力粉は近々何かに使うとして、前々から試してみたかった『米粉のカヌレ』、焼いてみましたよ。
小麦粉から米粉のパンに切り替えよう、そう決めた時、勢いで注文してしまった一般的な米粉。
興味を持って調べれば調べるほど、どうやら『ミヅホチカラ』が向いていることが分かってきましたが自業自得。
インスタントドライイーストも慌てて以前使っていたものを買ってしまい、毎回モヤモヤとした気分が否めません。
今回使用した米粉は、カルディオンラインで購入したこちらの米粉。
そして、先日拵えた柚子ピール。
柚子ピールは乾燥し過ぎてかたくなり、短絡的にブランデーに漬け込んだものを米粉生地に混ぜてみました。
ピールの水分量なのか、米粉の力不足なのか、そもそも私の楽観的作業が災いしたのか、兎にも角にもカヌレとは言い難い佇まい、そして断面。
ですが米粉作業は始まったばかり。
はじめの一歩ということで備忘録です。
◆材料(直径約56×H52mmのカヌレ型に6個分です)
- オーツミルク 250g
- 無塩タイプの発酵バター 15g
- てんさい糖 50g
- 米粉 50g
- 卵 1個
- ラム 15g
- バニラビーンズペースト 適量
- 柚子ピールのブランデー漬け 適量(大さじ3ほど入れました)
- 太白胡麻油・バター(型の空焼き用) 各適量
◆作り方
- 先ずはカヌレ型の空焼きをします。
太白胡麻油を型に薄くぬり込み、予熱なしのオーブン 180℃で15分空焼きします。
キッチンペーパーの上に伏せておき、完全に冷ましておきましょう。
完全に冷めたところで、室温に戻したバターをぬります。 - オーツミルク・バター・てんさい糖を小鍋に合わせ、60℃程度まで加熱します。
米粉を入れたボールに少しずつ加え、泡だて器ですり混ぜましょう。
泡立てないようそっとそっと。
卵・ラム酒も加えてそっと混ぜたら漉します。
漉した生地に、バニラビーンズペースト・柚子ピールを加えてそっと混ぜます。
優しく底から混ぜながら、用意したカヌレ型に分け入れましょう。 - 生地は型の8分目ほどの高さまでになりました。
理想的。
予熱したオーブン庫内へ移します。
設定温度をまずは220℃にして20分。
その後190℃にして40分。
・・・うーん。
ひとつは型から出す際に、ゆるい生地が飛び出てきてしまいました。
熱々の時点で型から出していたら火傷していたかも。
不幸中の幸い。
米粉のカヌレ初挑戦、ということは、失敗したらお昼ご飯に悪影響を及ぼすということです。
その対策として、添えるスープはボリュームのある具沢山スープにしました。
圧力鍋で玉ねぎを丸ごとゴロン、お箸で崩せるほどにやわらかく煮た玉ねぎと押し麦のスープです。
圧力鍋で玉ねぎを丸ごとゴロン、お箸で崩せるほどにやわらかく煮た玉ねぎと押し麦のスープです。
- アンチョビ・干し貝柱・干しエビを合わせて刻み、圧力鍋に合わせてオリーブオイルでじっくりと炒め合わせます。
ここにお尻部分に切れ目を入れた丸ごと玉ねぎを加え、なじませましょう。 - スープストックを注ぎ、押し麦を加え、加圧すること3〜4分。
もう少し長く加圧しても良かったかしら。
お塩で味を整えたら、隠し味にオイスターソース。
オーツミルクで少しのばし、彩りにバターナッツも加えひと煮たち。
スープジャーに移して黒胡椒を挽きます。
初めての米粉カヌレ、課題がまだまだと理解しつつ、主人は相当お気に召した様子。
柚子フレイバーには気付かなかったようですね。
朝食です。
今朝はお魚の代わりに、お味噌汁にイワシのつみれをプラスして。
善人になれそうな美味しさです。
主食はおぼろ昆布をたっぷり添えた鴨蕎麦。
12月が近付き、朝の納豆に白菜キムチが添えられる頃合いになりました。
今年は初めてイオンネットスーパーで購入した白菜でキムチを漬けました。
うん、悪くない。
ラベル:米粉のカヌレ