今年も銀杏をいただきました。
そして早速の銀杏ご飯。
金曜日に頂いた銀杏は、これであと粉吹き銀杏をいちど拵えたらおしまい。
収穫して綺麗にして下さったばかり、瑞々しいもちもちの状態のまま銀杏の箱は空っぽになりそうです。
折角の銀杏ご飯ですもの。
今日は黒米は雑穀ミックスにはご遠慮していただいて、押し麦・もち麦だけをお米に混ぜて炊きましょう。
にんにくを絞ったことのない我が家のにんにく絞り。
銀杏を縦に入れて殻を割るのがコツです。
殻を除いた銀杏を、お塩・少量のお水と一緒に火にかけて、コロコロ転がしながら薄皮を剥きましょう。
殻を除いた銀杏を、お塩・少量のお水と一緒に火にかけて、コロコロ転がしながら薄皮を剥きましょう。
立派な藤九郎銀杏ですもの、割れてしまった銀杏は別のお料理に使いましょう。
洗って吸水したお米の水切りをしたら、赤酒とお醤油、お塩を少量合わせて水加減。
薄皮を剥いた銀杏をたっぷり散らして火にかけます。
薄皮を剥いた銀杏をたっぷり散らして火にかけます。
銀杏ご飯の香りに、主人も私もうっとり目を閉じます。
お昼用には、軽く握ってお結びさんに。
大きめの海苔をふわりと巻きます。
ストウブに入れてもらえなかった割れ銀杏は、アボカド・ひじき・セロリの葉っぱ、皮つき人参と一緒にかき揚げになりました。
お塩を程よく効かせ、米粉と冷凍卵白の衣を薄く絡め、太白胡麻油で揚げます。
かき揚げに使った人参はGOLDEN GREENさんのもの。
なので皮ごと安心していただきます。
安心人参でもう一品、白和えも拵えましょう。
皮つきのまま細切りにした人参を胡麻油で炒め、軽く味付けをしてしっかり水気が飛ぶまで炒りつけます。
火を止める直前に細切りにしたセロリを加え、和山椒をミルで挽いて、後はお豆腐と胡麻の和え衣で和えるだけ。
皮つきのまま細切りにした人参を胡麻油で炒め、軽く味付けをしてしっかり水気が飛ぶまで炒りつけます。
火を止める直前に細切りにしたセロリを加え、和山椒をミルで挽いて、後はお豆腐と胡麻の和え衣で和えるだけ。
抜群に美味しい。
お弁当箱を開けると黒々とした海苔のお結びさん。
拵える側も何故か心が躍ります。
銀杏ご飯になぜかイワシを合わせたくなりました。
イワシの干物は水曜日のメンバーなのですが、今日は特別、イレギュラーな月曜日に。
週末、実妹の招待で近場の温泉旅館に家族で宿泊しました。
寄り道はやはりいつもの松花堂さん。
ちょうど良いタイミングでぎんな餅をいただけました。
しみじみ美味しい。
母と妹、兄とその子ら(姪っ子甥っ子)、そして主人と私、義姉だけはオーストラリア旅行のため欠席。
計7名のご近所宿泊の備忘録です。
岐阜では誰もが知る老舗の温泉旅館が『いとう旅館』を引き継ぎ、大規模なリノベーションを経て『お宿いとう』と言う名で一棟貸しの離れのお宿をオープンしたか。
勤続何年かやらのご褒美金を使って妹が招待してくれました。
火打ち梁(ひうちばり)を従えた立派な梁の迫力に圧倒され見惚れるばかり。
見事な調度品より何よりこの梁にうっとり。
若い柱に支えられた年配者の梁。
至る所に見られる以前の建築物の名残りが誇らし気です。
ふるい釘までどこか自信ありげ。
お宿自慢の無双窓(むそうまど)より、梁の迫力に魅了された私です。
わたし、そんなに梁好きだったかしら。
愛おしさすら感じるこの名残り。
早朝、主人とふたり車で本館に朝風呂を頂戴しに行きました。
帰ったらチャイムを押してね、と母に言われ。
お宿に戻ると、皆がお宿の露天風呂に輪になり足湯に浸っておりました。
チャイムの音をかき消すほどの盛り上がりのなか、我々は扉の外で湯上りの火照った気分も消沈。
甥っ子だけが気付いてカギを開けてくれました。
前夜まではだれにも浸かってもらえなかったお宿自慢の露天風呂。
チェックアウト時には、何故だか湯船の底に浅くお湯を残す状態。
お掃除の方はさぞや不思議に思われたことでしょう。