木曜日なのでパンを焼きました。
数年続いたオーバーナイト発酵スタイルの全粒粉パンを切り上げ、目下のところ小麦粉の代わりにお米を使った『お米パン』に勤しんでおります。
今朝はよもぎパウダーを少し混ぜて、淡い緑色したお米パン。
今朝はよもぎパウダーを少し混ぜて、淡い緑色したお米パン。
色白に焼き上がるお米パンならでは、よもぎの色が綺麗に出るのではないかしら、と。
自身の着眼点に手前味噌ながらニンマリした焼き上がり。
もっちりとしたお米生地の中には、たっぷりの緑豆餡、そして生地に負けず劣らずもっちりしたお豆腐白玉団子。
小ぶりですがずっしり食べ応えのある、まぁまぁ器量の良いお米パンが焼き上がりましたよ。
・・・なんてね。
角度をちょっと変えるとこんな佇まい。
途中までは綺麗に膨らんでいた生地、ちょっと目を離したら、あら?何?何?
生地から餡子もろとも白玉団子が飛び出してきましたよ。
あれよあれよという間に4つとも同じような姿に。
ここまで派手に飛び出すと、返って面白くなるものです。
そうか、そう来ましたか、お米パン。
すっかりお米パンが気に入った主人。
『僕は以降ずっとお米パンが良い、小麦粉のパンはもう要らない』とまで言う割に、今日のこのお米パンの姿を見た感想。
『吊り上げられた深海魚みたいだね』
・・・言い得て妙だけど、例えが気持ち悪いってば。
まだまだお米パンで楽しめそう。
来週の木曜日が今から楽しみです。
◆材料(小ぶりなお米パン4つ分です)
- お米 100g
- 蜂蜜 10g
- ココナッツオイル 10g
- お塩 1g
- よもぎパウダー 1g
- インスタントドライイースト 1g
- ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 34g
- アーモンドミルク ホエーと合わせて73g計量します
- サイリウム 3g
◆フィリングその他 - 緑豆餡 適量
- お豆腐白玉団子 4つ
- ココナッツオイル(成型時に手にぬったり、仕上げにパンの表面にぬったり) 適量
◆作り方
- お米は前日からお水に浸して冷蔵庫に入れておきます。
当日の朝ザルに移します。
出来るだけひろげて30分以上おき、水を切っておきます。 - 水を切ったお米をミルサーに移します。
今の状態で133gでした。
サイリウム以外の材料を合わせ、ゆっくり10秒間小刻みに撹拌、スパチュラでミルの内側を綺麗にし、また撹拌。
これを3回ほど繰り返し、指で確認してざらつき感のない滑らかな生地にします。 - 2をボールに移してサイリウムをふり入れます。
素早くかき回しましょう。
すぐにぽってりとした状態になります。
カードに持ち替え、ボールに壁にこすりつけるようにしながら捏ねます。
生地をまとめ、乾燥しないようラップをかけておきます。
フィリングの準備に移りましょう。 - 緑豆餡も、お豆腐白玉団子も、双方以前拵えて冷凍しておいたものです。
昨晩のうちに冷蔵庫に移して自然解凍しておきました。
緑豆餡を4つに分けてそれぞれお団子に丸め、お豆腐白玉団子を包んでおきます。 - お米生地をカードで軽く捏ねて再度まとめ、4分割します。
手のひらにココナッツオイルを薄くぬって、それぞれ手のひらで平たくして、丸めた緑豆餡を包みます。
ハンバーグを成形するイメージで空気を抜き、綴じ目を下にして並べましょう。
お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で20分。 - 劇的に変化は見られませんが、オーブンから出して予熱を開始します。
刷毛で極々薄く表面にココナッツオイルをぬったら、予熱したオーブン庫内へ。
設定温度 190℃で先ずは10分、その後250℃にして8分・・の予定だったのですが、この姿に驚いて6分で終了。
オーブン庫内で粗熱をとり、ラップをして冷ましました。
まだまだ驚き盛沢山の米粉パン、まさか白玉団子が飛び出てくるとは、ね。
ブルグルのサラダを添えます。
煮立てたスープストックの中に、冷凍枝豆・さっと湯通ししたひじき、細挽きタイプのブルグル。
再度煮立ったところで火を止め、そのまましばらく蒸らします。
その間に、人参は皮ごと鬼おろしですりおろします。
アボカド・ゆで卵・みじん切り玉ねぎを合わせてレモン汁を回しかけたら、ふっくらとしたブルグルを加えてオリーブオイルをひと回し。
ジャーに詰めて、ハリッサを添えて出来上がり。
再度煮立ったところで火を止め、そのまましばらく蒸らします。
その間に、人参は皮ごと鬼おろしですりおろします。
アボカド・ゆで卵・みじん切り玉ねぎを合わせてレモン汁を回しかけたら、ふっくらとしたブルグルを加えてオリーブオイルをひと回し。
ジャーに詰めて、ハリッサを添えて出来上がり。
『塩分が気になるから、ハリッサ、もう少し減らしてね』
主人からのご指摘。
ごもっともです。
朝食です。
木曜日は鯖の塩焼き。
今朝の鯖は、過去最高級の焼き上がり、上手く焼けました。
そして美味しい。
9月の京都旅の名残り、蕎麦ぼうろとほうじ茶の組み合わせが最強だと思うのです。
主人が淹れてくれるほうじ茶は特に。