今朝、我が家のキッチンは発酵バターの芳醇な香りに満ち満ちておりました。
しっかりと発酵バターを使用した全粒粉クッキーに、少々のオートミールと蕎麦の実。
ついでにタピオカをたっぷり混ぜ込んだクッキーを焼きましたので。

タピオカ粉ではなく、タピオカです、粒々のタピオカ。
いつだったか、送料の関係だけでカルディオンラインで購入したスモールパールタピオカです。
夏の間はアガーを使ったゼリー系にしばしば使用しましたが、そろそろその類も終わり。
開封したタピオカを気持ちよく使用したい、そう思った時、随分前にセブのジェイドに教えてもらった『ナタデココのクッキー』を思い出したのです。
ナタデココをクッキー生地に混ぜ込むと、食感楽しいクッキーに焼き上がるよ、とジェイド。
実際に焼いたナタデココクッキーは、seesaaの都合だか何かだかで画像は今では見られませんが、最高に美味しかったのだけは記憶にあります。

という訳で、オートミールをたっぷり使用したクッキー生地の中に戻したタピオカをたっぷり。
結果、さくさくと言うより、しっとりケーキのようなクッキーが焼き上がりました。
問題のタピオカはしっかりその存在感を潜め、当の本人しか分からない程ささやかな食感。
クッキーにタピオカを入れたところで、別になんてことないよ、というだけのお話でした。
それでもいつかは懐かしく思うのかしらと、一応の備忘録。

◆材料(大きなクッキー6枚分)
- 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます) 100g
- てんさい糖 55g
- コームハニー(主に巣を使用しました) 35g強
- 卵(室温に戻しておきます) 1個
- 全粒粉薄力粉 100g
- 重曹 2g
- シナモンパウダー 3g
- オートミール(クイックオーツ) 70g
- 蕎麦の実 10g
- タピオカ(スモールパールタピオカ) 乾燥した状態で22gありました
◆作り方
- 先ずはタピオカを茹でておきます。
スモールタピオカなので、茹で時間は15分。
たっぷりの熱湯に加えて蓋をし、15分茹でたらしばらく蒸らして冷水にとります。
お水に晒した後、ザルに上げておきます。 - 予め室温に戻しておいたバターを撹拌し、お砂糖と巣蜜を加えてすり混ぜます。
滑らかに混ざったところで、室温に戻しておいた卵をよくほぐして少しずつ加えましょう。 - 薄力粉・重曹・シナモンパウダーを合わせてふるい入れます。
スパチュラに持ち替えてさっくりと混ぜ込み、少し粉っぽさが残る段階で、オートミール・蕎麦の実・タピオカも加えて混ぜ込みましょう。 - 手に軽く油をぬり、6等分した生地を丸めながら天板の上に並べます。
目玉焼きリングを使って、それぞれ指先でぎゅっと押して成形しましょう。
予熱したオーブン庫内に移し、設定温度 190℃で12〜13分焼けば出来上がり。
焼き上がりはとても脆い状態です。
ですが、冷めても決してサクっともカリっともなりません。

バターの撹拌には、毎回電動の泡だて器を使用します。
が、今朝、コンセントに差し込んだ瞬間赤い光がパッと目の端に。
ショート?
見ると、劣化した電源ケーブルからコードがむき出しになっておりました、危ない危ない。
が、今朝、コンセントに差し込んだ瞬間赤い光がパッと目の端に。
ショート?
見ると、劣化した電源ケーブルからコードがむき出しになっておりました、危ない危ない。
なので、久しぶりの手動に体力を使いました。
ササっと簡単なスープを拵えます。

色々と問題はありますが、とりあえず一番の目的だったタピオカのお片付けは完了致しました。
開封していない方の賞味期限は来年の8月、このまま年を越してもらいましょう。


さ、朝食。
昨晩はお酒を控えて早々に就寝したので、今朝は主人だけでなく私のお腹も賑やかでした。
主食は極細素麺『白髪』におぼろ昆布を添えた最近のお気に入り。
主食はイワシ。
金太郎イワシが手に入らない時期に主人が取り寄せてくれたもの、ちょっと大ぶりです。

明日は木曜日、まだまだ失敗続きのお米パンの日です。
