オートミールと少量の葛粉、その他卵やらオーツミルクやらを合わせてバーミックスで撹拌した生地は、少々脆くて扱い辛いのですが、我が家の定番として落ち着いております。

そう、特にこの季節。
GOLDEN GREENさんの『旬の野菜定期便』に赤からし菜が加わる特にこの時期、オートミールクレープを焼いてフィリングにすることが多いのです。
昨日届いた定期便の中に、秋収穫の赤からし菜が含まれていました。
なので早速のオートミールクレープ。

茹でたり炒めたり、加熱するとせっかくの色が褪せてしまう赤からし菜。
毎回適したお料理法に悩むのですが、毎回似たようなサラダになるのが常。
GOLDEN GREENさんの旬野菜定期便、後半の赤からし菜は、デュカを効かせたシンプルなサラダで幕開けです。

スパイスの風味とナッツの食感、ちょっと辛みのある赤からし菜を、ベーコンの甘みがふわりとまとめます。
ちょっと多めに拵えた赤からし菜のサラダ、週末はチキン料理の付け合わせにでもしようかしら。
イオンネットスーパーさんに追加注文しておかないと。

◆オートミールクレープの材料(作りやすい分量)
- オートミール(クイックオーツ) 45g
- 葛粉 15g
- 卵 1個
- オーツミルク 215g
- お塩 ひとつまみ
- ナツメグ すりおろしたものを適量
- フライパンにひくための発酵バター(無塩タイプ) 適量
◆作り方
- バター以外の材料を合わせ、バーミックスで撹拌します。
ラップで落し蓋をして、30分ほど室温で休ませれば生地の準備は完了。 - バターを溶かしたフライパンに、生地を薄くひろげて弱火でじっくりと焼きます。
縁がチリチリッとめくれ上がったら裏返し、さっと焼いて取り出しておきます。
脆い生地なので、焼き立て時の扱いは特に慎重に。 - 赤からし菜は、かたい軸の部分を除いてざく切りに。
サラダスピナーでしっかりと水切りをし、デュカをふっておきます。 - 小鍋にベーコンと多めのオリーブオイルを合わせ、ベーコンに焼き色がつくまでじっくり加熱します。
3に回しかけ、よくよく和えれば出来上がり。 - しっかりと冷ましたオートミールクレープ生地の、フィリングが乗る部分にだけマヨネーズ・ディジョンマスタードをぬります。
フィリングをのせて包めば出来上がり。

野菜の定期便の中に、見るからに美味しそうで活き活きとしたホウレン草が入っていました。
最近何故だか主人と『学生の頃にホウレン草の卵とじを作ってもらったら卵が真っ黒だった』、そんな話をお猪口片手に致しました。
本当にまずそうで、食べられなかった、と。
立派なホウレン草を見ていたら、オートミールクレープとは合わないと思いつつ、どうしてもホウレン草の卵とじが作りたくなりました。

ちょうど油揚げが1枚余っていたので、これも一緒に。
シンプルな定番、何の奇も衒わない普通のホウレン草の卵とじ。
赤からし菜のサラダで使わなかったかたい軸の部分は、さっと茹でてお出汁を回しかけます。
ベジミートのそぼろを添えて、一品出来上がり。
卵とじの煮汁が漏れないよう、下におぼろ昆布を敷き詰めて詰めます。
カラフルなパプリカのきんぴらのおかげで、良さげな佇まいになりましたよ。


お待ちかねの朝食です。
昨日お酒を控えた分、朝食がいつも以上にお待ちかねでした。
金曜日は伊勢うどんの釜玉風、そして市販の生姜煮イワシ。

そうそう、イオンネットスーパーさんに追加注文をしておかないと。
週末は、ラディッシュに発酵バターを合わせてロゼというのも良いのではないかしら。
