2023年10月05日

『米粉』の前に『生米』パン

週間ルーティーンとして定着致しております、毎週木曜日のパン作り。
全粒粉のオーバーナイト発酵スタイルから始まり、小麦粉は少しずつ控えようという主人の提案から、以降は米粉を使用するつもりでおりました。

好奇心で買い求めたホットケーキミックス数種を使い切り、今日からは米粉パン、そう心づもりもしておりました。
が、その前にちょっとだけ、またもや好奇心が湧き上がり、『生米パン』を焼いてみましたよ。

20231005 00001.png

いつも食べているお米を100g。
昨日のうちからお水に浸し、ミルサーで撹拌して生地にします。

米粉も含め、お米パンの材料として大抵メンバー入りしております『サイリウム』は、週末のプロテイン用に常備してありますので、我が家には生米パンの材料が全て揃った状態なのです。

20231005 00008.png

先ずは基本の丸パンから、と失敗も覚悟で挑みましたが、なかなか上出来なのではないかしら。
お米の生地らしく生地はもっちり。
そしてバターも生クリームも使っていないのですが、何故だかバターの風味がふわふわと漂うのです。

20231005 00002.png

朝焼いて、お昼に食べた時もフワフワもっちり。
以前のパン作りの時と同じく、手作り豆乳ヨーグルトから出たホエーを有効利用出来る点でも気に入っております。

そして何より手間がかからない、今まで焼いたパンの中でいちばん簡単なのではないかしら。

20231005 00003.png

『・・・ね、うちね、最高級の京都丹後産コシヒカリ食べているんだよ』

朝は少々怪訝な面持ちだった主人。
お昼のメッセージでは一転、これは良い、今後は送料も考えてお得な10キロ単位で取り寄せよう、と。

主人からのお許しも頂戴したところで備忘録。





◆材料(小ぶりな丸パン4つ分です)

  • お米 100g(吸水後は132gになっていました)

  • 蜂蜜 10g
  • ココナッツオイル 10g
  • お塩 1g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 58g
  • 白湯 ホエーと合わせて73g計量しました


  • サイリウム(オオバコパウダー) 3g


  • 仕上げ用のココナッツオイル 適量
  • 仕上げ用の米粉 適量




◆作り方

  1. お米はいつも通りに洗い、多めのお水に浸して冷蔵庫へ。
    昨日の夕方に準備しました。

    20231005 00009.png

  2. 今朝のスタートはここから。
    先ずはお米をザルに移して水切りします。
    30分ほどおきました。

    20231005 00010.png

  3. サイリウム以外の材料をミルに合わせます。
    指先でつまんでみて、お米のザラザラが感じなくなるまで丁寧に撹拌しましょう。

    撹拌したら容器の内側をスパチュラで綺麗にし、また撹拌、これを3回ほど繰り返しました。

    20231005 00011.png

  4. 滑らかになった生地(液体)をボールに移し、サイリウムを加えて素早く混ぜ合わせます。

    20231005 00006.png

    すぐにぽってりとした生地になります。

    20231005 00012.png

    カードに持ちかえ、生地をボールの壁にこすりつけるようにしながら捏ねます。
    生地をひとつにまとめて捏ね完了。

    20231005 00013.png

  5. 手のひらにココナッツオイルをぬって、4分割した生地をそれぞれ丸めます。

    にわか知識なりに、小麦粉の成形とは勝手が違うと学習しておりました。
    手のひらで平らにした生地を丸め、ハンバーグを作るように空気抜きをしながら丸めます。

    艶々にまとまった生地は、高さを出すようにしながら並べます。
    作業中、乾燥防止のラップを忘れずに。

    20231005 00014.png

  6. 霧吹きで多めにお水を吹き、オーブンの発酵機能 35℃で30分。

    少し長めの発酵時間は、予習で見かけた気泡を確認できなかったから。
    ですが30分おいても気泡は見当たりませんでしたので、次にすすみました。
    茶こしで米粉をふり、ココナッツオイルにさっとくぐらせたカッターでクープを入れます。

    クープの隙間にココナッツオイルを垂らし、再度霧吹きでお水を多めに吹いて、予熱したオーブンへ。

    20231005 00007.png

    設定温度をまずは190℃で10分、その後250℃にして8分間。

    20231005 00015.png

    そして何故だかバターの香り。

    ビギナーズラック?
    それでも良いのです。
    また来週も生米パン、主人からの許可を得られたら、のお話ですけどね。

    20231005 00016.png






table_s.gif




お菜はやっぱりブルグルのサラダ。

20231005 00017.png




トマト缶・人参・玉ねぎ等を煮立てて味付けしたところに、細挽きタイプのブルグルを加えて戻します。
ふっくらとしたブルグルに、茹でて冷凍しておいたひじき、アボカド、赤たまねぎ、ゆで卵等々加えれば出来上がり。

20231005 00018.png

ジャーに盛り、主人の分はハリッサ倍増で。






生米パン。
確かに高級なお米で作るのは複雑な気も致しますが、この為にお買い得なお米を買うのも、これまた複雑。
でも、このもっちり食感は魅力的なのです。

20231005 00005.png





table_s.gif




お待ちかねの朝食です。
今朝から、朝の小さなおやつが大好きな蕎麦ぼうろになりました。

蕎麦ぼうろに韃靼そば茶、ほうじ茶も良いけれどこの組み合わせも好相性。

20231005 00004.png

ご飯には温泉卵、煮詰めた角煮の煮汁、茗荷を添えて。
木曜日のお魚は塩鯖です。

mono89-thumbnail2.gif



posted by しんさん at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | お米パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック