2023年08月03日

ひと区切りの全粒粉パン〜全粒粉強力粉+ホットケーキミックスのクランブルロール

木曜日なのでパンを焼きました。
但し、いつもの全粒粉パンではありません。

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我が家では頻繁に食材改正が行われます。
随分と長い間楽しんで、時には失敗して落ち込み、それでも長い間続いてきた毎週木曜日の全粒粉パンですが、最近になって主人から小麦粉改正案が持ち込まれました。

日本人には米、または大麦、特にもち麦、と。
今までの名残で極少量、40g程度残った全粒粉強力粉を今日は完全にお片付け。
いつだったか、物珍しさだけでイオンネットスーパーさんに届けて頂いた、ホットケーキミックスを合わせての最後の全粒粉パンです。

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パッケージ通り、バターを使用していないのに甘いバターの風味にうっとりするちょっと甘めのパンが焼き上がりましたよ。

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半分全粒粉生地で包んだのは、随分前に拵えて冷凍してあった『バナナチップスクランブル ☆彡
そしてドライフィグ。

ホットケーキミックスが半分含まれているのだから、イーストは極少量で良いだろう。
そう短絡的考えにより、加えたインスタントドライイーストはほんのひとつまみ、1gにも満たない量。
いつものオーバーナイト発酵ですが、全く生地に変化が見られなかったので失敗を覚悟したのですが・・・

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水分量が相当控えめでしたので、フワフワ食感とはかけ離れた焼き上がりです。
が、程よい甘さで食感があり、クランブルとフィグの相性もよろしく、これはこれで我が家好み。

またいつか、折角いままで続いた全粒粉パンにご対面できる日をちょっとだけ待ちながら、色々な粉類に挑んでみようかと思っております。

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◆材料(最後の全粒粉(半)パンは諸事情によりふたつ分です)

  • 全粒粉強力粉 41g
  • ホットケーキミックス 41g
  • てんさい糖 3g
  • フルール・ド・セル 1g
  • インスタントドライイースト ひとつまみ

  • ホエー(手作り豆乳ヨーグルトから出た水分です) 27g
  • オーツミルク ホエーと合わせて35g計量しました

  • コンデンスココナッツミルク(ココナッツミルク・ココナッツシュガー・お塩を合わせて煮詰めたもの ☆彡) 6g



  • バナナチップクランブル 適量
  • ドライフィグ 1個
  • 水溶き卵黄 適量




◆作り方

  1. 生地の準備は、以前と変わらず前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・ホットケーキミックス・てんさい糖・お塩・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    いつもはここで塩を入れないのですが、間違えました、ね。

  2. ホエーとオーツミルクを合わせて計量し、軽く混ぜておきましょう。

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  3. 合わせた粉類の半量を2に加えます。
    よく混ぜ合わせたら、ビニール袋に戻し入れて残った粉類となじませましょう。

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  4. いつもより相当かためな生地、ボソボソした感じです。
    何となく形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端の方で留めます。

    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間の発酵タイム

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  5. 生地には、ほぼ変化なし。
    ボソボソの生地をビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをし、再度まとめ直します。

    あまりにボソボソなので、気休めに赤酒を多めに霧吹きで吹きかけて口を閉じます。
    保存容器の蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  6. ひと晩経ってもほぼ変化なし。
    それでも仕方ないのでガス抜きをし、2分割して丸め直した生地をビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  7. 全く発酵しないパン生地の焼き上がりを想像してはゲンナリしつつ、成形に進みます。

    冷凍しておいたバナナチップクランブルをのばした生地にたっぷり散らし、さいの目に切ったフィグを転々と配置。

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    幅のひろい方からいつもよりきっちりめに巻き、巻き終わりを下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で35分。

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  8. あれ?少しふっくらした?

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    水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして14〜15分。
    いつもよりしっかりとした噛み応えある、それでもほんのり甘い、バターの香りに満ちた美味しいパンが焼き上がりましたよ。

    正にケガノコウミョウです。

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在庫食材をフル活用したブルグルのサラダを添えます。

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  1. さいの目に切った人参・玉ねぎをオリーブオイルで炒め合わせ、スープストックを注ぎます。
    軽く味付けをして煮立て、冷凍枝豆も加えて再度煮立ったら火を止めます。

    ブルグルを加えてひと混ぜしたら、ぴったりと蓋をして10分ほどおきます。

  2. ブルグルがふっくらと戻ったところで、セミドライミニトマト、冷凍むきアサリ、紫玉ねぎ等々加熱なしで食べられる食材を加えて和えるだけ。


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筋肉質な噛み応えのある半全粒粉パン。
次の候補は米粉パンですが、オーバーナイト発酵+ビニール袋のレシピにどうにかたどり着きたいものです。

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朝食です。

すっかり『水キムチの冷や汁風ご飯』が気に入ってしまった主人。
毎日でもこれが良い、でも金曜日だけは伊勢うどんにしてね、と。

夏野菜の水キムチと漬け汁+たっぷりの薬味、鰹だし・・・に、いつもならばおぼろ昆布なのですが、今朝は梅干しにしました。
やわらかな梅の果肉を少しずつ崩しながら混ぜながら、水キムチの漬け汁と共に、お口の中にかっ込むのです。

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国産鯖の塩鯖が入手困難な昨今。
今朝のお魚は、イワシが旬な頃に購入して冷凍しておいたイワシを煮て、更にそれを1回分ずつ小分けにして冷凍しておいたお手製の生姜煮。

イワシの煮汁に他のおかずが浸かるのを防ぐため、イワシだけ別容器に。
これを私は『犬神家盛り』と名付けました。

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posted by しんさん at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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