お菓子作りの基本のような立ち位置のクッキーですが、私はそれが大変苦手です。
本当に苦手です。
せっかちな性格が災いしているのかもしれませんが、ですが特段それを何とも思っておりませんので、クッキー作りは苦手なままです。
そしてまた今朝も、案の定と言うか、今更凹みもしないと言うか、失敗を致しました。
それでも時にふと焼きたくなるのがクッキー。
土日限定で、主人とふたりで楽しむ朝のコーヒー。
簡易版ドリップタイプではありますが週末の楽しみのひとつです。
主人が淹れてくれるコーヒーの脇にあったら良いな、そんな野望もあって焼いた今朝のクッキー。
そろそろお片付けすべく『中力粉』の使い道を検索していて、ふと見かけたクッキーのレシピを実践しました。
『ポルポロン』と言う名の、中力粉をいちど焼いてから生地にするこのクッキー。
テレビでも何度かお見かけしたことのある、髪型に特徴のあるお菓子作りの似合う男性のレシピでした。
誰でも簡単スイーツ、確かこれが彼のレシピの特徴だったかと思うのですが、本当に私はクッキー作りが苦手なのだと再確認した次第です。
ですが、お見本とはかけ離れたこのクッキーがまた斬新。
正に『とろけるクッキー』
正に新食感。
あと1回2回なら焼ける分量中力粉が残っているハズなので、次回はもう少し余裕をもって焼成まで漕ぎ着けようかと存じます。
お弁当との抱き合わせも、出来ればそこは諦めて。
◆材料
- 中力粉 100g
- 無塩タイプの発酵バター(室温に戻しておきます) 70g
- 粉糖(てんさい糖をミルで粉砕しました) 30g
- アーモンドプードル 20g
- フルールドセル 1g
◆作り方
- 中力粉をオーブンシートの上にひろげ、予熱したオーブン庫内へ。
170℃で30分焼いて冷ましておきます。
この間に、分量のてんさい糖をミルで粉砕して粉糖状態にします。 - 室温に戻しておいたバターをスパチュラで練ります。
クリーム状になったら、粉砕したてんさい糖をふるって合わせましょう。
アーモンドプードルとフルールドセルも加え、クリーム状によく練ります。 - 中力粉が完全に冷めたのを確認し、2にふるい入れます。
スパチュラでよく混ぜ合わせます。 - ラップでぴったりと包み、冷蔵庫で1時間しっかりと冷やします。
冷えて扱いやすくなったところで、切り分けてオーブンシートの上へ。
予熱したオーブン庫内へ移しましょう。
設定温度を170℃にして16〜18分。
そのまま冷まそうとも思ったのですが、思いついて網の上に移そうとしたのが裏目に出ました。
しっかり冷めて生地が落ち着いてから網の上に移したければ移すのが賢明かと存じます。
次回はもっとしっかりと、そう、凍るくらいにまで冷やし、焼成温度をせめて最初だけでももう少し高温にして、形を留めるのが理想です。
在庫の中力粉次第のチャレンジですけどね。
お昼ご飯がたった1枚のクッキーでは、流石に主人がお気の毒。
具沢山スープはこんな時のためにあるのだと思っております。
兎に角在庫食材を合わせたスープ。
アンチョビにエルブ・ド・プロヴァンス、たまねぎ、人参、蓮根、ゴボウ、押し麦、蕎麦の実、冷凍むき枝豆、冷凍おくら、冷凍むきアサリ、オーツミルク・・・
粉砕したペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒で仕上げます。
粉砕したペコリーノロマーノと粗挽き黒胡椒で仕上げます。
鎌倉の思い出、クルミッ子のマスキングテープが今日で最後になりました。
朝食です。
火曜日のお魚はしめ鯖が常なのですが、今日は変則的にイワシとなりました。
主食はあかもく出汁茶漬け。
あかもくとお出汁を張った器に、生姜風味の焼きおにぎり。
実家の母親が持たせてくれた筍ご飯を、小ぶりなお結びさんにして冷凍しておいたもの。
主食がクッキー1枚、可哀そうなお昼を済ませた主人が間もなく帰宅します。