お隣のお庭の小さな桜が満開になり、我が家では恒例となりましたリビングからのお花見を楽しんだのはつい先日のこと。
そして夜が明けるのが随分と早くなった今。
今朝窓を開けたら、一斉に咲き誇るつつじに気付きました。
今朝は『カオニャオ・マムアン』を拵えましたよ。
まだまだ以前のようには旅行を楽しむには至らないストレスでしょうか。
主人が取り寄せたマンゴーが届いたのは、先日水曜日のこと。
『フィリピン産とタイ産のマンゴーを食べ比べるんだ』
気持ちは分かりますが、50も半ばのふたり住まい、これほどに大量のマンゴーが必要でしょうか。
多少呆れつつも、それでもバンコクは頻繁にお邪魔した国ですし、フィリピンはダイレクトに旅行したことはありませんが、セブ島のリザとジェイドにはセブ島のマンゴーの美味しさを存分に教えてもらいました。
ノスタルジックにも似た感情をこの季節のマンゴーには感じてしまいます。
秘かにカルディオンラインでジャスミンライスを調達し、常備してあるココナッツミルクとココナッツシュガーを引っ張り出し、ついでにトッピングの代用として『福豆』(これで最後の一袋です)を手に持ち、いそいそと愛する『カオニャオ・マムアン』の準備を始めました。
以前の日記を見返すと、『カオニャオ・マムアン』が作りたくてパンダンリーフを育てたりもしていましたね、私。
タイのスティッキーライスは手に入らず、お手軽なジャスミンライスを使ったあり合わせの『カオニャオ・マムアン』ではありますが、それでも十分に納得できる美味しさです。
お豆腐の消費にと拵えたピンクのお豆腐白玉も、ちょっと良いアクセントなのではないかしら。
数年前、最後にお邪魔したバンコクでも、クラシカルな『カオニャオ・マムアン』をレストランで見かけることはあまりありませんでしたもの。
日本の一般家庭でつくるあり合わせの『カオニャオ・マムアン』
『カオニャオ・マムアン』も多様化の時代なのです、きっとね。
◆材料(今朝の私にとって都合の良い分量)
- タイ産マンゴー 1個
◆スティッキーライス
- ジャスミンライス 100g(3/4合といったところでしょうか)
- 十六雑穀 10g
- 切り餅 1切れ(44gでした)
- お水 110g
◆ココナッツシロップ - ココナッツミルク 400t(1缶)
- ココナッツシュガー 110g
- フルール・ド・セル 2g
◆お豆腐白玉団子(今日使用しない分は小分けにして冷凍しました) - 木綿豆腐 115g
- 白玉粉 60g
- 食紅 ほんの少し
◆作り方
- 先ずはジャスミンライスでスティッキーライス風に。
ジャスミンライスをさっと洗い、十六雑穀・お塩・お水と合わせます。
お餅を細かく刻んで上に散らし、さっと混ぜて強火にかけましょう。
蓋はしてもしなくても。
煮立ってきたら全体をよく混ぜ、ぴったりと蓋をしてうんと弱火で10分間。
よく混ぜると鍋肌(琺瑯容器ですが)にご飯がくっつきません。
火からおろして、蓋をしたまま10分間蒸らします。 - ご飯を蒸らしている間に、ココナッツシロップの準備をしましょう。
材料を全て小鍋に合わせ、中火で温めるだけ。
ココナッツシュガーが溶ければそれで良し、です。 - 蒸らし終わったジャスミンライスです。
お餅がとろけてよい感じ、全体をよく混ぜましょう。
2のココナッツシロップを、お玉1杯分ずつ程度加えながらなじませます。
4杯ほど加えたかしら。
蓋をしてなじませておきましょう。 - 残ったココナッツシロップをとろりとするまで弱火で煮詰めます。
時間は随分かかりますが、常に混ぜている必要もなく、時折混ぜるだけなので意外と楽ちん。 - ココナッツシロップを煮詰めるのと同時進行で、お豆腐白玉に取り掛かりましょう。
ビニール袋に白玉粉と食紅を合わせて振りまぜ、お豆腐を加えてなじませます。
滑らかに捏ねあげたら棒状にのばし、包丁で分割して丸め、ぐらぐら煮立たせない程度の火加減で茹でて冷水にとります。 - タイ産マンゴーを切ります。
種の周りを削り取った果肉をジャーの底に詰め、上にはスティッキーライス(風)を。
スティッキーライスはトッピング用に数個小さく丸めておきます。
ライスの上にマンゴーをたっぷりと盛り、白玉団子、丸めたライス、マンゴーをトッピングします。
粗く砕いた福豆をアクセントに散らして出来上がり。
昨日拵えた甘酢漬け野菜。
予定ではイワシをカラリと揚げて、甘酢漬け野菜を添えて南蛮漬け風のお菜になるはずだったのですが。
マンゴーの処理に思いのほか手間取り、あっさり『たたみいわし』に予定変更。
甘酢野菜とたたみいわしのサラダです。
昨日の甘酢漬け野菜にセロリを足して、後はさっと炙ったたたみいわしを添えるだけ。
千切りにしたセロリの葉っぱと胡麻を散らします。
千切りにしたセロリの葉っぱと胡麻を散らします。
カオニャオマムアンにはやはりタイ産マンゴーを合わせたい。
この、フィリピン産とは異なるちょっと青くさいタイ産マンゴー、そして甘いココナッツ風味のスティッキーライスの名コンビ、これを考えたタイ人は天才なのではないかしらと本気で思っております。
そして、朝食の脇にはフィリピン産マンゴー。
そうは言っても、ココナッツ風味のスティッキーライスをそえてみました。
そうは言っても、ココナッツ風味のスティッキーライスをそえてみました。
金曜日の主食は伊勢うどん。
お魚は市販の煮魚なのですが、イオンネットスーパーさんでその取扱いが中止になってしまってからは、色々と試行錯誤が続いております。
さ、金曜日。
今週は飲みっぱなしですよ。