我が家では木曜日はパンを焼く日です。
前日水曜日の夕方、手作りの豆乳ヨーグルトから染み出る水分、いわゆるホエーを使って全粒粉生地を準備し、当日木曜日の朝に焼き上げてお昼ご飯にするのが週間ルーティーン。
今週はオリーブオイルを使ったロールパン、全粒粉テーブルロールを焼きましたよ。
オリーブオイルとは申しましたが、前日のオートミールライスバーガー(☆彡)に使用した鯖フィレのオイルを全粒粉生地に混ぜ込んだ、これが実情。
なんだかちょっとお洒落な缶詰、残ったオリーブオイルをむざむざ捨ててしまうのはあまりに忍びなく思っての行動。
少々心配しておりました『生臭さ』は全くありませんでした。
但し、加えた鯖缶オイルが少々多過ぎたようで、生地はゆるゆる。
打ち粉を使用するのはあまり好まないのですが、これは打ち粉のお世話にならざるを得ない状態。
多めにふった打ち粉でどうにかまとめ上げた全粒粉生地で、セミドライミニトマトと冷凍むき枝豆、ミルで粉砕したペコリーノロマーノをたっぷり巻きました。
時には初夏を思わせる気候の昨今です。
先日イオンネットスーパーさんに届けて頂いたミニトマト、我が家の夏の定番『セミドライミニトマト』も幕開けです。
同じくトップバリュブランドのむき冷凍枝豆と一緒に全粒粉生地で巻いて、その断面の愛らしさに毎度頬が緩むのです。
言われれば何となく、程度に感じるサバ感。
甘酸っぱいセミドライミニトマトに枝豆の食感、そしてペコリーノロマーノの風味、時折ふと鼻腔をくすぐるエルブ・ド・プロヴァンス香。
缶詰のオリーブオイルをみみっちく使用した貧乏性なパンではありますが、ある意味家庭でしか食べられない味。
今週のパンも個人的には上々の出来栄えなのです。
◆材料(4つ分)
- 全粒粉強力粉 100g
- スキムミルク 10g
- てんさい糖 5g
- エルブ・ド・プロヴァンス 1g
- インスタントドライイースト 1g
- ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出た水分です) 40g
- アーモンドミルク ホエーと合わせて85g計量しました
- フルール・ド・セル 1g
- オイル(前述の通り、La Cantine さばフィレエクストラバージンオイル漬の油です) 28gありました
- ミルで粉砕したペコリーノロマーノ 20g
◆仕上げ用 - 粉砕したペコリーノロマーノ
- セミドライミニトマト
- むき冷凍枝豆
- 水溶き卵黄
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・エルブ ド プロヴァンス・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
ホエーとアーモンドミルク(豆乳やオーツミルク等他のミルクでも)を合わせて計量してよく混ぜておき、合わせた粉類の半量をここに加えましょう。 - よく混ぜ合わせ、お塩とオイルを順に加えてその都度しっかりと混ぜ合わせます。
オイルには少々鯖の欠片が残っておりました。
半量残った粉類に、ミルで粉砕したペコリーノロマーノを加えて振り混ぜておきましょう。 - 半量残した粉類のビニール袋に、オイル液を加えます。
無理に捏ねたりせず、ビニール袋を振るようにしてなじませると自然に生地がひとつにまとまります。
いつもより相当にゆるい生地ですが、気にせず何となく形を整え、いつものようにビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。 - 微かにふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをします。
再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。 - 今朝はここからスタートです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻してあげましょう。
緩々の生地なりにどうにかこうにかガス抜きをし、4分割し、15分間のベンチタイムを経ます。 - 打ち粉をふって生地をのばし、成形します。
幅のひろい方から巻き、巻き終わりを下にして並べましょう。
お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。 - 水溶き卵黄をぬり、表面にもペコリーノロマーノをふって予熱したオーブン庫内へ。
設定温度を190℃にして12〜13分。
半ば諦めておりました緩々な生地でしたが、着地出来てホッ。
主人からは大変な好評価を受けておりました。
夏を思わせる甘酢漬けサラダ。
揚げ茄子、アボカド、トマト、人参、新玉ねぎ、ヒラタケ・・・在庫野菜を甘酢に漬けて、週末に向けての常備菜も兼ねたサラダです。
- 茄子は皮つきのまま乱切りにします。
表面の水気をしっかりとふき、少量のお塩をふってしばらくおきましょう。
茄子から出た水分をしっかりと拭き取り、太白胡麻油で揚げ焼きにします。
こうして揚げると、油の吸水が驚くほど抑えられます。
甘酢を用意しておき、茄子の油をしっかり切って漬け込みましょう。 - ヒラタケはグリルします。
熱々の状態で、ヒラタケから出た水分も忘れず甘酢に加えましょう。
甘酢は加熱しなくても大丈夫。
熱い食材を加えることで、お砂糖も溶けます。 - 加熱した食材を加え終えたら、後は生食の食材。
千切り人参は、お塩をふってしんなりした状態で漬け込みます。
新玉ねぎはスライス、アボカドは適当に切って。
トマトはざく切り、この時ばかりはトマトの水分が頼りになります。
あ、セロリを忘れました。
明日にでも付け足しましょう。
甘酢を適当にジャーに詰め込んで、甘酢漬けサラダの出来上がり。
明日はお魚のソテーに添えてお昼にしましょうか。
明日はお魚のソテーに添えてお昼にしましょうか。
今朝は冷凍ご飯を解凍して主食に。
手作りのゆかりを添えて、手抜きの罪悪感軽減を試みました。
手作りのゆかりを添えて、手抜きの罪悪感軽減を試みました。
塩鯖の焼き加減が抜群です。
但し、大変気に入っておりましたこちらの塩鯖、今後はノルウェー産になるそう。
鯖の産地でも国産鯖が捕れなくなってきているとのこと。
冷凍マンゴーと、旬のフィリピン産のマンゴーの食べ比べ、残酷なようですが楽しかった。