何度も焼いたことのあるブラウニーではありますが、ようやく理想的なブラウニーが焼き上がりました。
バターではなく、ココナッツオイルを使った濃厚なファッジブラウニー。
表面はさっくりとした状態なのに、断面はまるで生焼けかと見間違えるほどのファッジなブラウニーです。
昨年の夏、アメリカの長い夏休みを利用して来日し、お祖母ちゃん宅に宿泊しておりましたおチビさんお二人。
(おひとりは既に私よりはるかに長身なのですが)
お料理上手で面倒見の良い末っ子に、本場アメリカの濃厚なブラウニーを我が家で焼いてそのレシピをご伝授いただきました。
ですが、アメリカのオールパーパスフラワーが日本でいう中力粉だと私が知ったのは、彼らが帰国してしばらく経った後のお話。
以降、イオンネットスーパーさんで中力粉を買い込み、幾度となく焼いたブラウニー。
そのお砂糖の多さに毎度毎度躊躇し、勝手に量を減らし、そして首を傾げる焼き上がりに項垂れること多々。
今回、主人を暗殺する勢いでグラニュー糖をたっぷりと使用してみました。
グラニュー糖は大量に使用するけれど、最近主人がお気に入りのトルコのお菓子『バクラヴァ』よりは控えめでしょう、そもそもバターは使用していないもの、そう自分に言い聞かせながら。
そして断面ファッジな理想的な焼き上がり、そう、食べ過ぎなければ良いのよね。
今度、アメリカからおチビさんが来日した際には、このココナッツオイルのブラウニーレシピを前回のお礼と致しましょう。
以前見かけたブラウニーのレシピに使用していたコーヒーを是非試してみたかったのですが、我が家に常備しておらず。
悪あがきと思いつつ、代用に『よもぎパウダー』を使用しております。
もちろんよもぎのフレイバーは、濃厚なチョコレートフレイバーにてかき消されております。
◆材料(野田琺瑯のホワイトシリーズ、レクタングル深型 Lサイズにひとつ分です)
- 中力粉 85g
- ココアパウダー(無糖) 35g
- よもぎパウダー 10g
- フルール・ド・セル 1g
- チョコレート(普通に甘いタイプ、ピカンナッツ入りです) 100g
- ココナッツオイル 130g
- グラニュー糖 180g
- 卵 3個
- ラム酒 10g
- 胡桃 55g
◆作り方
- チョコレートとココナッツオイルを湯せんにかけて溶かします。
溶けたら泡だて器で滑らかに混ぜ合わせましょう。 - 別ボールで卵を軽く溶きほぐし、グラニュー糖を加えて泡だて器で混ぜ合わせます。
いつもここで躊躇してお砂糖を減らすのですが、今日は前述の通り主人暗殺のつもりで。
滑らかに混ざったら、1のボールに少しずつ加えて混ぜ合わせます。
ラム酒も加えて、泡だて器でよく混ぜ合わせます。
中力粉・ココアパウダー・よもぎパウダー・フルールドセルも合わせてふるい入れ、スパチュラに持ち替えて混ぜ込みましょう。 - 若干粉っぽさが残る段階で、ざっくりと砕いた胡桃も加えましょう。
オーブンシートを敷いた容器に流し入れ、さっと表面をならして予熱したオーブン庫内へ。
設定温度を180℃にして25分。
容器のまま冷まし、しっかり冷めてから容器から出します。
ねっとりした断面を楽しみながら切り分けましょう。
甘いブラウニーに何となく抱く罪悪感。
野菜をたっぷり摂取して罪の意識を払拭します。
- 玉ねぎ・人参・セロリ・エルブ ド プロヴァンスを合わせ、オリーブオイルでじっくり炒めたところに、茄子も加えて炒め合わせます。
- スープストックをひたひたに加えます。
根菜がやわらかくなるまで加熱したら、トマト缶と冷凍ひよこ豆、マイタケ等を加えてひと煮たち。 - お塩・ピマンデスペレット・タマリンドペースト・オイスターソース等を加え、最後にとろみづけの冷凍オクラを加えてひと煮たち。
スープジャーに分け入れ、千切りにしたセロリの葉と白胡麻を添えて出来上がり。
甘い甘いブラウニーですが、週末、主人が淹れてくれる濃いめのコーヒーの横に添えるのが今から楽しみです。
以前は主食に釜玉うどんの登場頻度が高かった我が家の朝食ですが、最近はお米、特に炊き粥を主食にすることが増えました。
意外とバリエーションも楽しめるので、主人も気に入っているご様子。
今朝はあかもくとゴボウのお漬物を添えて。
今朝はあかもくとゴボウのお漬物を添えて。
お魚は火曜日の週間ルーティーンに則り、しめ鯖・アボカド・新玉ねぎのトリオです。
最近は国産の鯖を使用したしめ鯖の入手が困難になった、と主人。
長らくお世話になっておりました先も、先日ノルウェー産鯖に切り替えたとか。
明日の炊き粥は主人の好きな自家製梅干しをトッピングしましょうか。