木曜日なのでパンを焼きました。
長らく賞味期限切れのノンアルコールビールを使った全粒粉パンが続いておりましたが、そのお片付けも終わり、本来の目的である手作りの豆乳ヨーグルトのホエーを有効利用した全粒粉パン、目下のところここに落ち着いております。
今週のパンは、抹茶と玉露の茶葉、ついでに酒粕までをも生地に練り込んだ全粒粉パンです。
全粒粉100%の生地なので、綺麗なお茶の色が活かせないのは少々残念です。
ですがそこは玉露の茶葉の存在感。
酒粕は前日程の香りは姿を潜めてしまいましたが、普段とは明らかに異なるふっくら感が酒粕の技なのでしょう。
そして中にぎっしりつまった緑豆餡。
小豆でなく、緑豆で拵えた餡子を全粒粉生地で包みました。
ココナッツシュガーで甘みを添えた緑豆餡は、上白糖の少々角ばった甘さでなく丸い甘さが良い食べ心地。
緑豆餡は昨日のうちに圧力鍋で拵えておきました (☆彡)し、全粒粉生地はいつものオーバーナイト発酵スタイル。
前日の夕方にビニール袋で生地を準備し、当日は成形して最終発酵を経て焼くだけ。
なので一見手間がかかっていそうですが、実はとても気楽な木曜日のパン作業がとても楽しみでもあるのです。
◆材料(4つ分)
- 酒粕 15g
- 熱湯 適量
- 全粒粉強力粉 100g
- スキムミルク 10g
- てんさい糖 5g
- 玉露の茶葉(京都柳桜園茶舗の水出し玉露『高瀬川』を使用) 2g
- 抹茶 1g
- インスタントドライイースト 1g
- ホエー(手作りの豆乳ヨーグルトから出る水分です) 52g
- アーモンドミルク 23g(ホエーと合わせて75g計量しました)
- お塩 1g
- 太白胡麻油 10g
- 緑豆餡 180g(45gずつ丸めておきます)
- 水溶き卵黄 適量
- 蕎麦茶 適量
◆作り方
- 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
先ずは酒粕を適当にちぎり、熱湯と合わせてしばらくふやかしておきます。
酒粕がやわらかくなったら熱湯を捨て、クリーム状に混ぜ合わせましょう。
ここにホエーとアーモンドミルクを合わせてよく混ぜておきます。 - 全粒粉強力粉・スキムミルク・てんさい糖・茶葉・抹茶・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。
1にこの半量を加えてしっかりと混ぜ合わせます。
ダマなく混ざったところで、お塩と太白胡麻油も順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。 - 半量の粉類が入ったビニール袋に、2を加えます。
ビニール袋の口をしっかり持って振り混ぜると、自然に生地がひとつにまとまります。
ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留め、ヨーグルトメーカーに移して40℃で1時間発酵を促しましょう。 - 少しふっくらとした生地を、ビニール袋越しに手で圧してガス抜きをします。
再度形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。 - 今日のスタートはここからです。
先ずは生地を野菜室から出して室温に戻しましょう。
室温に戻した生地を手のひらで圧してガス抜きをし、包丁で4分割してそれぞれ丸めます。
ビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。 - ベンチタイムが完了したら、ラップで生地を挟んでのばしましょう。
丸めた緑豆餡を中央にのせて生地できっちりと包みます。
綴じ目を下にして並べ、お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。 - 水溶き卵黄を刷毛でぬり、蕎麦茶を散らします。
予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして11〜13分。
酒粕を生地に混ぜるだけで、これほどしっとりふっかりするのだと驚きの発見。
只今、フレッシュな野菜類が不足しております我が家ですから。
昨日と同じく、今日も乾物に頼ったメニュー構成。
乾物のサラダという点は変わりませんが、マヨネーズを使って少しだけ洋風に寄せてみましたよ。
ちょうど、頂き物の晩白柚を使ったピールの砂糖煮作業が終了したところ。
煮詰めたシロップが極々少量、容器の底に残っておりましたので、そこに胡麻油を少量足して千切り人参を炒りつけてみました。
後はここに、極少量のお水で揉むようにして戻した切り干し大根、戻してさっと湯通ししたひじき、お水に晒してしっかりと水気を絞った新玉ねぎ、ゆで卵、ローストした胡桃、ざく切りわさび菜等を加え、マヨネーズとマスタード、胡麻油、お塩、たっぷりの白胡麻を加えて和えるだけ。
後はここに、極少量のお水で揉むようにして戻した切り干し大根、戻してさっと湯通ししたひじき、お水に晒してしっかりと水気を絞った新玉ねぎ、ゆで卵、ローストした胡桃、ざく切りわさび菜等を加え、マヨネーズとマスタード、胡麻油、お塩、たっぷりの白胡麻を加えて和えるだけ。
週末にはイオンネットスーパーさんが予約の春野菜セットを届けてくれます。
やわらかな春キャベツの千切り、待ち遠しい。
朝食です。
木曜日はいつもなら塩鯖の日なのですが、冷凍庫事情により今朝はサンマのみりん干しが選ばれました。
木曜日はいつもなら塩鯖の日なのですが、冷凍庫事情により今朝はサンマのみりん干しが選ばれました。
主食は炊き粥。
干し貝柱のお出汁が誇らし気に香ります。
ふと気づきました。
サンマって背開きなのですね。
盛り付ける時、さ、いつものように頭を左に・・・とすると何だかしっくりこない。
そうか、中骨付きの厚みのある方が手前に来ているわね、あれ?となると?あれ?頭が右に?
赤酒をふって焼いたサンマのみりん干し、大変美味しく頂きました。