今年もこの季節になりました。
早春の風物詩として、すっかり我が家に根付いた『宍道湖産大和しじみの紹興酒漬け 2023』
60℃のお湯にさっと通し、ほんの少し口を開けた状態の大和しじみを、紹興酒とお醤油を合わせた中に漬け込みます。
2ミリほど開いたしじみの口から、しじみの意思などお構いなしに紹興酒を注いで酔わせる。
パワフル紛いのこのお料理が我が家の早春の風物詩、そしてふたり揃って大のお気に入り。
主人曰く、『去年は確か特大がなかったんだよ』
いえ、備忘録にはちゃんと移っておりましたよ、特大の誇らし気な表示が ☆彡2022年01月31日
今年は、紹興酒にもちょっと拘って。
いつもならばイオンネットスーパーさんに届けて頂く極々標準的な紹興酒を使用するのですが、今年は15年ものの紹興酒を惜し気もなく使用。
例年より心なしかマイルドな気がしたのは、単に気のせいなのか紹興酒の成せる業なのか。
兎にも角にも今年の紹興酒づけも大変美味しかったのです。
作り方はいつもと同じ ☆彡
砂抜き済みのしじみですので、軽く洗って下処理は完了。
お水で湿らせたキッチンペーパーに挟み、1時間ほど冷蔵庫でしじみを休ませます。
その間に漬け汁の準備。
紹興酒とお醤油を各1カップ。
お醤油のうち1/4量程度を出汁醤油、大さじ1程度をナンプラーに置換してみました。
千切り生姜、薄切りニンニク、小口に切った鷹の爪を合わせれば、漬けだれの出来上がり。
お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、60℃に冷まします。
ここに平ザルに入れたしじみをザルごと沈め、2mmほど口を開けたところで引き上げ、漬けだれに漬け込む。
1日冷蔵庫で寝かせて出来上がり。
千切り生姜、薄切りニンニク、小口に切った鷹の爪を合わせれば、漬けだれの出来上がり。
お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、60℃に冷まします。
ここに平ザルに入れたしじみをザルごと沈め、2mmほど口を開けたところで引き上げ、漬けだれに漬け込む。
1日冷蔵庫で寝かせて出来上がり。
フィンガーボールを用意し、燗にした紹興酒を脇に置き、ツルンっとすするのです。
そして翌日、今朝のお楽しみはしじみの炊き込みご飯。
ふと、マツタケの香りにも似たしじみの炊き込みご飯、いえ、しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯。
紹興酒を効かせた漬けだれと一緒に、漬け込んだしじみをひと煮たち。
漬け汁としじみに分け、しじみを殻から外します。
漬け汁にお水を足してご飯を炊きましょう。
炊き上がったご飯にしじみを散らして出来上がり。
漬け汁としじみに分け、しじみを殻から外します。
漬け汁にお水を足してご飯を炊きましょう。
炊き上がったご飯にしじみを散らして出来上がり。
暦の上で迎える春より、この春のご飯に本能が一気に目覚めます。
野菜室の中の食材はまだまだ冬を想わせるものが過半数ですが、それでも春キャベツや芽キャベツが仲間入りしています。
根菜の煮物には芽キャベツが彩りを添えております。
蓮根は久しぶりの煮なますに。
ホウレン草は定番の胡麻和えにしました。
ゴボウは極細のきんぴらにし、蕎麦の実を散らします。
我が家のきんぴらゴボウは胡桃入り、美味しいのです。
お昼ご飯用に、しじみの炊き込みご飯を小ぶりな三角にむすびました。
お焦げ多めの香ばしいお結びさん。
作り置き料理と一緒にお弁当箱に詰めて主人に持たせます。
しじみの紹興酒漬けの炊き込みご飯、我が家の早春の味です。
月曜日のお魚、長く楽しんだ鯖のみりん漬けは今日で最後。
以降はアジとサンマが続きます。
気のせいか、お布団から出るのを拒む寒さも和らいだ今朝。
西の高い位置に真ん丸なお月様が綺麗でした。