昨年の夏、夏休みを利用してアメリカからやってきたおチビさんふたり。
おチビさんとお呼びするのを躊躇するほどに大きくなった三男に、まだまだ残るあどけなさに安堵する四男。
お料理上手で面倒見の良い四男に、ブラウニーの作り方を教えてもらいました。
以降、私が焼くブラウニーは中力粉を使用するのが常。
今日はバナナ風味のクランブルをたっぷり敷き詰めたブラウニー、言うなれば『バナナクランブルブラウニー』など焼いてみましたよ。

彼が教えてくれたブラウニーのレシピに、バナナ風味のクランブル。
実は、少し前に焼いた全粒粉のクランブル(☆彡)が美味しくて、そしてそれを冷凍しておいたところ使い勝手が抜群で。
ちょうど冷凍してあった全粒粉クランブルがなくなったところで、またいつもの好奇心とお片付け魂がムクムク。
・・・使用頻度がぐぐっと下降した『バナナチップス』があったっけ。


私が拵えるクランブルは、ミルサーを使った簡略版。
だったらバナナチップスを一緒にミルしてしまえば、バナナ風味のクランブルが出来るのでは?
想像していたほどのバナナ感は表現できませんでしたが、これはこれで新しくて楽しくて無駄がなくて、何より美味しい脱線業。

私のヘタな英語に付き合いながら、おチビさんが一生懸命教えてくれたクランブルは、形を変え味を変え進化しています。

◆材料(野田琺瑯のレクタングル 深型 L サイズにひとつ分です)
- チョコレート 270g(ピカンナッツ入りのミルクチョコとハイカカオチョコをミックスしました)
- 無塩タイプの発酵バター 25g
- アーモンドミルク 30g
- 卵 2個
- てんさい糖 70g
- 中力粉 80g
- フルール・ド・セル 2g
- ベーキングパウダー 1g
- 胡桃 30g
◆バナナチップスクランブル(作りやすい材料、残った分は冷凍可能)
- バナナチップス 60g
- 全粒粉薄力粉 20g
- てんさい糖 30g
- フルール・ド・セル 1g
- 無塩タイプの発酵バター 30g
- 胡桃とアーモンド 各20g
◆作り方
- 先ずはバナナチップスクランブルを作ります。
ミルサーに分量のバナナチップスを入れて粉砕します。
ここに薄力粉・てんさい糖・お塩を加えて振り混ぜたら、1cm角にカットしたバターをよく冷えた状態で加えましょう。
小刻みに回転させながら、そぼろ状に馴染ませます。
これをボールに移し、粗く刻んだ胡桃とアーモンドを加えて混ぜ込みます。 - オーブンシートを敷いた天板にひろげ、予熱したオーブンに移しましょう。
設定温度180℃で8分焼けば出来上がり。
今日使わない分は、完全に冷ましてから冷凍します。 - ブラウニーへと進みましょう。
先ずはバターとチョコレートを合わせて湯せんします。
アーモンドミルクも一緒に湯せんして、人肌程度に温めておきましょう。 - 大きめのボールに、卵とてんさい糖を合わせて泡だて器で混ぜ合わせます。
人肌に温めたアーモンドミルクも合わせて混ぜ合わせましょう。
溶かしたバターとチョコレートも滑らかに混ぜて加えます。
粉類をふるい入れ、スパチュラで混ぜ込みます。
粉っぽさが残る段階で、ざっくり刻んだ胡桃も加えて混ぜ込みましょう。 - オーブンシートを敷いた琺瑯容器に生地を流し入れます。
表面を平らにならし、バナナチップスクランブルをたっぷりと敷き詰めましょう。
予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして25〜30分。
発酵バターの香りにうっとり。
完全に冷めてから切り分けます。

目下のところ、大のお気に入りの食材『芽キャベツ』
チョコレートと同じく、イオンネットスーパーさんの店頭に並んでいる間は買い続けることでしょう。
今日は酒粕風味の具沢山スープ。
酒粕があまり好きではないと言っていた主人ですが、どうやら仕上がり次第ではお気に召すことが判明。
昨晩、プロテイン代わりに拵えた粕酒を美味しそうにすすっておりましたもの。
芽キャベツを筆頭に、お豆腐、なめこ、鴨肉・・・いつもの具沢山欲張りスープです。

- 胡麻油で大根と人参を炒め合わせます。
- スープストックを注ぎ、酒粕をちぎり入れましょう。
お塩をひとつまみ加え、酒粕がほろほろになるまでしばらく弱火で加熱します。 - 縦半分に切った芽キャベツ・合鴨燻製・お豆腐・なめこ等々加えてひと煮たち。
白味噌と極少量の白だし醤油で味付けをしたら、葛粉を水で溶いて加えます。
全体がとろりとしたら火を止めてジャーに分け入れ、小口ネギと粗挽き胡椒を散らします。
寒い日は酒粕のスープがいちばん。
お腹が温かいと万事丸く収まる気がします。


水曜日のお魚は金太郎イワシ。
赤酒を吹きかけて焼いた金太郎イワシが銅色に輝いております、抜群の焼き加減。
主食は久しぶりの釜玉うどん。
久しぶりでもないかしら。

毎朝の納豆にチアシード、そして発酵が程よく進んだ手作りキムチ。
ここに少量の塩辛を添えると、また味が深まって美味しいのです。
ここに少量の塩辛を添えると、また味が深まって美味しいのです。
昨晩は粕酒で我慢しましたからね。
今日は早めに宴会スタートです。
雪見酒です。
