そこかしこ(得に冷蔵庫)にまだまだお正月の名残は見受けられますが、1月11日、今日は鏡開きです。
イオンネットスーパーさんに届けて頂いた小さな小さな鏡餅、そして実家の母親が近所のバローで調達したであろう『ウサギさんマスコット』付きの可愛らしい鏡餅、年神さまのお下がりを頂いて2023年の無病息災をお祈りしましょう。
普通にぜんざいにしようとも思いましたが、今年もまたむくっと遊び心が顔を出しました。
鏡餅で拵える小ぶりな大福餅などいかがでしょう。
お正月休み中、実家の母親が持たせてくれたぜんざい。
時々再加熱しては楽しんでおりましたが、最後は小豆餡にまで煮詰めて本日の大福でお片付け。
お餅からこぼれ落ちそうな甘栗は、年末のイオンネットスーパーさん開催のブラックマンデーバーゲンで購入したもの。
お餅からこぼれ落ちそうな甘栗は、年末のイオンネットスーパーさん開催のブラックマンデーバーゲンで購入したもの。
お徳用大袋を購入したので、しばらくは惜し気もなく甘栗料理を楽しめそうです。
毎年毎年罪悪感を感じる充填鏡餅の鏡開きではありますが、最近はプラスチックケースの中に丸餅が詰まっているものもあるのですね。
母親が持たせてくれたウサギさん鏡餅がそうでした。
極少量残っておりました生クリームを混ぜ込んで、今年はちょっとクリーミィな鏡餅大福に仕上がりました。
生クリーム入りのお餅生地にはたっぷりの胡桃を混ぜ込んであります。
生地を突き破った餡子もいつものご愛敬ですよ。
◆作り方と大体の分量
- 先ずは下準備。
胡桃 20gほどをざっくりと刻み、予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしておきます。
小豆餡は30gずつ丸めておきます。
バットに餅取り粉(年末、のし餅のおまけについてきたものです)をひろげておきましょう。 - 小さな充填鏡餅を3つ使いました。
刃物を使う無礼を詫びつつ、ケースから出した鏡餅を刻んで耐熱ボールに移します。
正味113gありました。
てんさい糖を5g加え、お水をひたひたに注いだら、ふわりとラップをしてレンジ庫内へ。
600Wの電子レンジで3分弱加熱します。 - 耐熱ボールの中のお水を別容器に取り、十分にやわらかくなったお餅を練ります。
生クリームを少しずつ、様子を見ながら加えて滑らかに練り上げましょう。
滑らかになったところで、ローストした胡桃を加えて混ぜ込みます。 - 餅取り粉の上にお餅を移し、キッチン鋏で4等分しましょう。
用意しておいた小豆餡を包み、余分な粉をそっとたたいて落としましょう。
おかずカップに詰めてキッチン鋏で切り込みを入れ、甘栗をたっぷり詰めて出来上がり。
鏡餅についておりましたウサギさんマスコットは、リビングのマグネットボードに仲間入りしました。
マグネットを仕込まれたウサギさん、これからは我が家のメモを支えてくれる頼もしい存在になることでしょう。
数粒残った塩漬けオリーブ、使いかけの人参、開封済みの蒸し大豆等々。
冷蔵庫の中の在庫食材を全て合わせ、鶏の茹で汁でまとめたスープ。
葛粉のとろみも手伝って、これが身震いするほど美味しいのです。
- 粗みじん玉ねぎ・人参・ゴボウ等々、根菜を胡麻油で炒め合わせたところに、鶏の茹で汁を注いで軽く加熱します。
- 種を除いた塩漬けオリーブ、冷凍枝豆、蒸し大豆、冷凍かぼちゃ、極少量残った生クリームを加えて味見。
うん、味付けなしでも良い感じ。
最後にお水で溶いた葛粉を加えてひと煮たち。
スープジャーに盛り、そば茶を散らします。
ぜんざいではないけれど、同じ小豆ですもの、邪気払いは叶っていると思いましょう。
我が家の鏡開きはおおらかです。
母親が持たせてくれた『切る』必要のない丸餅のお鏡餅。
大根おろしをたっぷり添えて、朝食の主食はからみ餅としましょう。
こんがり焼いた丸餅に、たっぷりの大根おろし、そしてさっと炙ったたたみイワシ、そして海苔。
お醤油をちろりとかけて召し上がれ。
火曜日のお魚は金太郎イワシ。
昨日、主人が買ってきてくれた『松風』を朝の小さなお菓子として添えます。
松風とそば茶の相性が最高なのです。