昨年だったかな?
そうそう、この日の日記 ☆彡 2021年08月02日
冒頭にもありますが、主人が伊勢湾産の青柳(あおやぎ)を取り寄せました。
そう馴染みのある食材でもないし、当時は扱い方も分からず、今思い出せば随分と気の毒な扱いをしたと反省しております。
そして2回目の取り寄せとなります今回、あおやぎの風味を活かしてふっくらした佃煮にしてみましたよ。
あおやぎの旨味をご飯にもたっぷりとしみ込ませたお結びさんなどいかがでしょう。
今回取り寄せた3袋のうち、2袋がきっちり収まり良い真空状態になっておりました。
これは質が向上したのだと喜んだのも束の間、あら、真空状態ということは少しずつ使いたいだけほぐしては使えない、ということですね。
解凍したらひと袋分全てを一気に使い切ってしまわないとよろしくない、ということにはたと気付きました。
酢味噌を添えて『ぬた』にした後の冷凍青柳ひと袋分、こうした訳で全て佃煮となりました。
これを怪我の功名と言っては先方さまにも失礼ですが、この佃煮が本当に美味しい。
お砂糖が主張するよくある歯応えの良い佃煮ではなく、ふっくらと貝の風味豊かなそのまま食べても美味しいアオヤギの佃煮。
もうひと袋分全てをこれにしても良い、そう主人が言うほどの傑作なのです。
◆アオヤギの佃煮作り方
- 凍ったままのアオヤギのむき身(加熱済みです)をお鍋に移し、割と多めのお酒を回しかけます。
ぴったりと蓋をして強火で煮立てたら火を弱め、全体が溶けて崩れてくるまで軽く蒸しましょう。 - アオヤギと蒸し汁に分け、蒸し汁の方に千切り生姜をたっぷり加えます。
- 蒸し汁に必要ならば追加のお酒を足し、中〜強火で2分ほど加熱します。
更にお醤油大さじ4(出汁醤油と普通のお醤油半々で)・生砂糖大さじ2・みりん大さじ2・オイスターソース小さじ1/2を加え、中火で1/3程度になるまで煮詰めます。しっかりと煮詰めたところにアオヤギを加えてひと煮たち。 - そのまま冷まして出来上がり。
いうまでもなく煮汁ごと保存容器に移して冷蔵保存しましょう。 - 炊き立てのご飯にアオヤギの煮汁を少し混ぜて、アオヤギをひと粒包み込みながらふわりと握ります。
海苔をくるりと巻いて、上にもアオヤギをふたつ。
あさりやシジミの佃煮にはない、このアオヤギの大胆な佇まい。
おおらかで分かりやすいアオヤギの風味、もう少し世に知れても良いと思うのです。
昨年から我が家に仲間入りしたアオヤギですが、つい先日新たにお迎えした新顔の調味料がこちら。
『赤酒』っていうのですって。
色々と主人からは講義を受けましたが、それはそれとして受け止めて取り敢えず色々なお料理に使ってみましたよ。
週末、文字通りの『煮っころがし』の手順で赤酒を使って里芋を煮てみました。
これがまぁ美味しい。
これがまぁ美味しい。
ならばと、蓮根のきんぴらも、カボチャの煮物も、なまり節の角煮も全て赤酒を使ってみました。
特になまり節の角煮はふっくら仕上がるのが顕著。
今シーズン最後だからと主人が取り寄せた鰹のなまり節。
こちらは塩麴でマリネした後、甘酢で和えた蓮根・玉ねぎ・人参・ひじきと合わせます。
パサパサしがちななまり節には、塩麴がいちばん、しっとり仕上がるのです。
それにしても無造作なお弁当ですこと。
まだまだ長芋がお買い得価格なイオンネットスーパー。
今週も届けて頂きました。
品切れがちな『味付けあかもくのパック』
今週は運よく届けて頂いたので、早速すりおろした山芋に合わせてご飯の上にたっぷりと。
味付けは特にせずとも、味付けあかもくが調味料代わり。
今朝のお魚はハマチのみりん干し。
みりんや西京味噌漬けの類はまだまだコツがつかめず過ぎた焦げ色に毎回毎回凹むのです。
近所でアパートと空き家の解体作業が同時に執り行われております。
それはそれは賑やか。
ですが、解体業者さんの見事な仕事ぶりは部屋から見ていて楽しいのです。
間もなく帰宅する主人への報告が最近の私の任務。
50も過ぎると人はこう呑気になるものなのですね。