2022年09月30日

長芋と海苔のサンドウィッチ〜お片付けおから蒸しパン編

今週最後、そして9月最後のお弁当です。
いつものことですが、貧相な食材をいかに使いまわすか、週末の私の課題はこれに尽きます。

それを背景に、本日のお昼はお久しぶりの『おから蒸しパンサンド』です。
オーブンでじっくりと湯せん焼きにしたおから蒸しパンで、バター醤油風味の長芋と海苔、大葉をサンドした変化球サンドウィッチですよ。

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年中見かける『長芋』ですが、最近、イオンネットスーパーで『長芋』を注文することが格段に多くなりました。

普段の長芋の明らかに倍近く、いえ、それ以上の長さで価格はほぼ同じ。
そして私の中では『ブランド長芋』の位置づけである『ネバリスター』が、お買い得ではないけれど在庫ありの表示。
子供の頃から長芋好きの血が騒ぎ、毎週毎週2種類の長芋を届けて頂く生活がここ1ヵ月以上続いているのではないかしら。

以前はすりおろしてご飯に添えたりもしておりましたが、新米になってからはそれも少々気が引ける。
あれだけお世話になった長芋を持て余す罪悪感が、今日の長芋サンドで払拭されました。

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バター醤油でソテーしたホクホクの長芋、大葉、海苔の組み合わせ。
このサンドウィッチ、力業と侮るなかれな美味しさです。

ちなみに、海苔はふるさと納税の返礼品として頂いた高品質なお海苔さま。

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ちなみついでに申し上げますと、本日のおから蒸しパンはいつものそれとは少々異なります。

先週末に拵えた『豚バラブロックのビール煮込み』
豚肉を全て食べてしまった後、豚の豊富な脂が煮汁と一体化し、白いかたまりとなって残ります。

・・・これってラードよね、味付きのラード。
いつも加えるオリーブオイルの代わりに加えたところ、うんうん、上々の蒸し上がりです。

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豚の旨味を存分にまとったおから蒸しパン、醤油バター風味の長芋、大葉と海苔の縁取り。
いつものボリュームはないけれど、なかなか斬新なサンドウィッチに仕上がりましたよ。

もちろん主人からはお褒めのメッセージ。
さ、これで週末も安心してイオンネットスーパーさんに長芋を届けていただけます。

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◆おから蒸しパンの材料(野田琺瑯のレクタングル浅型Sサイズにひとつ分です)

  • おからパウダー(生おからから作ります) 20g
  • サイリウム 5g
  • てんさい糖 3g
  • お塩 ひとつまみ

  • 卵 2個
  • 豚バラブロックのビール煮込みの煮汁(白くかたまったラード状) 58gでした

  • アーモンドミルク(たまたま開封してあったので使用) 75g



    ◆フィリング
  • マヨネーズ 適量
  • 大葉 適量
  • 全形海苔 1/2強

  • 山芋
  • バター
  • お醤油(うそ、山芋をつけてあったお醤油・みりん・豆板醤の合わせ調味料です)




◆作り方

  1. 先ずは前日、生おからをオーブンで乾燥させます。

    100gずつ小分けにして冷凍してある生おから。
    オーブンシートの上に適当に割って並べ、予熱なしのオーブン 130℃で1時間35分。

    途中いちど、かたまったおからをほぐしたら後は放ったらかし。
    朝までそのままです。

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  2. 翌朝、今朝までオーブン庫内に放置されたおからはカラカラの状態。
    ミルで粉砕し、更にザルでふるっておからパウダーの出来上がり。

    20g計量しておきます。

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  3. 卵をボールに割り入れ、ラード状にかたまった豚バラブロックの煮汁を加えます。
    泡立て器でよく混ぜたら、アーモンドミルクを少しずつ加えてなじませましょう。

    おからパウダー・サイリウム・てんさい糖・お塩をザルを通してふるい入れ、泡だて器でよく混ぜ合わせます。

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  4. オーブンシートを敷いた容器に生地を流し入れ、表面を平らにならしましょう。

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    予熱したオーブンに移し、天板にお湯を張って200℃で湯せん焼きすること30分。

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    蒸し上がったら、網の上で冷ましておきましょう。

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  5. 冷ましている間にフィリングの用意。
    長芋は皮をむいて8ミリ程の輪切りにし、さっと酢水にくぐらせて水気を切っておきます。

    フライパンにバターを熱し、長芋を両面色よく焼きましょう。
    合わせ調味料をザッと回しかけ、十分に絡めて出来上がり。
    このまま食べても、ほこほこ抜群に美味しいのです。

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  6. 双方が冷めたら仕上げます。
    先ずはおから蒸しパンの厚みを半分に切ります。

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    片方の表面にマヨネーズをぬり、大葉を隙間なく並べましょう。

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    大葉の上には醤油バター風味の長芋をお行儀よく並べます。

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    最後に海苔で覆い、おから蒸しパンでサンドしましょう。

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    ワックスペーパーできっちり包んだら、軽い重石をしてしばらくおきます。

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    パンとフィリングがなじんだら、ワックスペーパーごとパンナイフで切り分けて出来上がり。

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ミルも出したし、山芋もある。
山芋をミルですりおろし状態にして冷凍保存・・・なんて余計なことをしているから、時間に追われる羽目になるのです。

今日は簡単なデザートを添えましょう。
カルディさんに届けて頂いたマンゴージュース、アガーでフルッとかためます。
イオンネットスーパーさんに届けて頂く冷凍マンゴーを沈めて、すっきりマンゴーゼリーの出来上がり。

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マンゴージュース250gにアガーを5グラム、さらさらと振り入れてよく混ぜます。
アガーをしっかり溶かしてから中〜弱火にかけ、混ぜながら沸騰前に火からおろし、漉しながら容器に分け入れます。

表面の泡をすくいとったら、冷凍マンゴーをそっと沈めてかたまるのを待つのみ。





つるっとのど越し良いマンゴーゼリーが嬉しい今日の気温。
週末は30℃越えですか。

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新米だ新米だとはしゃいでおりますが、金曜日だけは伊勢うどん、そしてイオンさんのいわしの生姜煮。
でもやっぱり今の時期、今だけは新米に踊らされたい。

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間もなく、イオンさんからこの時期恒例の『二子さといも』が届きます。
今宵は衣かつぎに熱燗、ですね。


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posted by しんさん at 13:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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