2022年09月29日

全粒粉お惣菜パン〜ノンアルビールと鶏マヨ編

木曜日なので今週もパンを焼きましたよ。

手作りの豆乳ヨーグルトのホエーを使って捏ねる全粒粉パン・・・は只今休止中。
賞味期限切れ、だけど飲む予定もつもりもないノンアルコールビールを使って生地を捏ねるオーバーナイト発酵の全粒粉パン。
今週はお惣菜パンスタイルです。

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ここしばらく、生地をしずく型にのばしてくるくると巻くバターロールタイプばかり焼いておりました。
が、今日は9月29日、私たち結婚20年の記念日ですもの。

いえ、結婚記念日だからと言って、お中元で頂いた冷凍焼き鳥を冷凍庫の奥からごそごそ探り出すのもいかがなものかとも存じますが。

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本来ならば、本日木曜日はお酒を控える日。
ですがそこは結婚記念日。

新型コロナによる外出自粛により、より自宅を快適にと努めて参りました結果、外食を含めた外出は極限られたもので満足する性分となってしまった昨今。
おそらく今宵は菊正宗のピンで乾杯でしょう。

なので、それに合わせてお昼のパンはいつもより小ぶり。
ほんの少しオートミールを混ぜた全粒粉生地の上にはお醤油味の焼き鳥。
卵黄を加えたこってりマヨネーズソースは溢れるほどたっぷりと。

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結婚20年目のお昼は、冷凍焼き鳥マヨの全粒粉お惣菜パン。
お祝いのフランス料理もワインもなしで菊正宗ピン。
外出自粛を経て、我が家は益々居心地よくなったようです。

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◆材料(cottaさんのシルフォームタルト型使用で6つ分です)
  • 強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 5g
  • てんさい糖 5g
  • 白胡麻 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 90g
  • お塩 1g
  • オリーブオイル 10g


    ◆仕上げ用

  • 水溶き卵黄 適量
  • 冷凍焼き鳥 3本
  • マヨネーズ 適量
  • 卵黄(艶出しの水溶き卵黄と合わせて1個分)




◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。

    全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・白胡麻・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜましょう。

    計量したノンアルコールビールに、この半量を加えてよく混ぜ合わせます。
    更に、お塩とオリーブオイルも順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせましょう。

    残した半量の粉類にこれを加えます。

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  2. ビニール袋に空気を入れ、振りながらなじませます。
    いつもより緩めの生地ですが気にしません。

    生地がひとつにまとまったら形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

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  3. 微かに膨らんだ生地を、ビニール袋越しに手の平で圧してガス抜きをします。
    再度ビニール袋越しに形を整え、ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。

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    保存容器に入れてしっかりと蓋をし、ひと晩ゆっくり野菜室で発酵を促しましょう。

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  4. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    その後、ビニール袋越しに手のひらで圧してガス抜きをしたら、ここでようやく袋から出して形を整えます。
    包丁で6等分し、断面の生地をのばすように丸めましょう。
    綴じ目を下にしてビニール袋に戻し、15分間のベンチタイム。

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  5. 両手の平で軽く挟んでのばした生地を丸め、綴じ目を下にして型に収めましょう。
    何だか愛らしい。

    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵。

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  6. 元気よく膨らんだ生地に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬりましょう。
    自然解凍した焼き鳥を串から外し、それぞれ2等分して生地の中央に押し込みます。

    残った卵黄(卵白は冷凍保存)にマヨネーズを足してよく混ぜ、押し込んだ鶏肉の上にたっぷり。

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    予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして12〜13分。

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    熱いうちに型から出します。
    ペロンッとひっくり返すと、面白いように焼き立てのパンが転がり出ます。

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    網の上で冷まして、結婚20年目の焼き鳥パン出来上がりです。

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先日、イオンさんから洋梨が届きました。


追熟が必要なのは重々承知ですが、秋の味覚を前に舞い上がったのでしょう。
良い香りがしたのも、今となっては気のせいだったのでしょう。
包丁を入れたその実は、リンゴどころかまるでカボチャのようなかたさ。

切れ目を入れただけに止まったのを良いことに、そのままラップを2重にし追熟を期待し室温に。
ですがハラハラが伴うまるで実験のような追熟待ちは精神的によろしくありません。

手っ取り早くコンポートに?
いえ、そうは言っても無駄にお砂糖は使いたくありません。
じゃ、このかたさを逆手に取って洋梨のサラダと参りましょう。

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皮をむいた洋梨は、まるで筋肉質なりんごのよう。
食べてみると微かな甘み。
これはこれで美味しくて、つい摘まんでしまいます。



つまみ食いはそこそこに、ライム果汁をまぶします。
鴨の燻製、ローストした胡桃、コリンキーのピクルス、そしてミルで粉砕したペコリーノロマーノを合わせましょう。

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チロっと蜂蜜を回しかけ、黒胡椒を挽いて出来上がり。
ほんのり甘い未完熟洋梨のサラダ、意外なほど美味しいのです。

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新米の季節ですもの、今朝も真っ白な新米を炊きました。
お魚はハマチのみりん干し。

今年初めて届けて頂いた京都丹後コシヒカリ、今更ながらではありますがその美味しさにとうとう目覚めてしまいました。

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炊飯器のない我が家。
ご飯は大抵16センチのストウブで炊きます。

だけどね、折角の新米なのだから食べる分だけ、1合分だけその都度炊きたいもの。
昨日のように大きなフライパンでぺらッと1合?
ストウブで混ぜ物なしのお米1合では役不足感が否めません。

そこで力業。
野田琺瑯で新米1合分炊いてみましたよ。

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いつものように30分吸水させたら、いつものように水を切って、いつものように水加減して、いつものように強火にかけて煮立ったらひと混ぜ、いつものように蓋をして弱火で10分。
お米も炊ける野田琺瑯の保存容器って素晴らしい。






そうそう。
結婚20年目の今宵も菊正宗ピンだと嘯いておりましたが謝罪致します。
主人は結婚20周年に飲むようにと、心のこもった日本酒を用意してくれていたのを今思い出しました。
『最愛』と名付けられた山田酒造の特別純米酒。

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結婚記念日を待たずに、あっさりビン缶の日に出されてしまいましたけどね。
何だか切なくて、記念写真をこっそり撮っておいたのをぎりぎり思い出しました。

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posted by しんさん at 14:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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