2022年08月25日

ノンアルビールの全粒粉テーブルロール〜溢れるチョコチップ編

木曜日はパンを焼く日、これが我が家の週間ルーティーンです。

もともとは、手作りの豆乳ヨーグルトのホエーが溜まる頃合いを見て、その有効利用として全粒粉生地をホエーで捏ねていたのですが、最近はホエーの代わりに賞味期限切れのノンアルコールビールを使います。
要するに、ノンアルコールビールをお片付けするための強引レシピ。

今週はチョコレートチップたっぷりの全粒粉テーブルロールです。

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ブラウニーを焼くために買っておいた『焼き菓子用チョコレートチップ』
ですが、使う機会を逸してしまって今日まで。
ふた袋も買ってしまったのですもの、無駄なく使ってお片付けしましょうとようやく思い立ちました。

ノンアルコールビールで捏ねた全粒粉生地の上にたっぷり散らして巻き込みます。

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文字通り、チョコレートチップが生地から溢れております。

たっぷりのチョコレート風味の隙間から、ふわり漂う柑橘系の風味。
極少量、本当に極々少量残っておりました『金柑バター』も一緒にお片付け致しました。

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前日の夕方、ほんの片手間に生地を準備して、ひと晩ゆっくりと野菜室で発酵を促し木曜の朝に焼くオーバーナイト発酵全粒粉パン。
工程はホエーもノンアルコールビールも同じなのですが、ホエーを使っていた頃と比べて、心なしか全粒粉生地が元気な気が致します。

まぁどちらにしても、手作りのパンは不器量な焼き上がりも含め愛おしいのです。

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◆材料(テーブルロール4つ分)

  • 全粒粉強力粉 100g
  • スキムミルク 10g
  • オートミール 10g
  • てんさい糖 5g
  • インスタントドライイースト 1g

  • ノンアルコールビール 85g

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  • フルール・ド・セル 1g
  • オリーブオイル 10g

  • 焼き菓子用チョコレートチップ 適量
  • 金柑バター 適量
  • 水溶き卵黄 適量

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◆作り方

  1. 生地の準備は前日の夕方に済ませておきます。
    ヨーグルトメーカーで発酵させる時間を除けば、10分もかからないくらい。

    先ずは、全粒粉強力粉・スキムミルク・オートミール・てんさい糖・インスタントドライイーストをビニール袋に合わせて、口をしっかり持って空気を含ませるように振り混ぜます。

    計量したノンアルコールビールにこの半量を加えてよく混ぜ合わせましょう。
    フルール・ド・セル、オリーブオイルを順に加え、その都度しっかりと混ぜ合わせたら、残った粉類に加えて軽くなじませます。

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  2. 生地がひとつにまとまったら、形を整えてビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めます。
    ヨーグルトメーカーに入れ、40℃で1時間発酵を促しましょう。

    その後、ガス抜きの要領で軽く生地を揉んだら、再度形を整えます。
    ビニール袋内の空気を抜いて端のほうで留めたら、保存容器に入れて蓋をし、ひと晩野菜室へ。

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  3. 今朝はここからスタートです。
    先ずは生地を野菜室から出して室温に戻します。

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    その後、軽く生地を揉んでガス抜きをしたら形を整え、包丁で4等分します。
    断面を伸ばすようにしながら生地を丸め、ビニール袋に戻して室温で15分ほど、ベンチタイムを設けます。

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  4. ベンチタイムが終了したら、生地をラップで挟んで楕円にのばしましょう。
    2等辺三角形をイメージしながら両端と1辺を折り込み、再度ラップで挟んでのばします。

    縦半分に折りたたんで綴じ目をしっかりと綴じたら、両手で転がしながら長いしずく型に整えましょう。

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    厚さが均一になるようのばしたら、金柑バターをぬってたっぷりとチョコレートチップを散らします。

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  5. 幅のひろい方から巻き、巻き終わりをしっかり閉じたら、綴じ目を下にして並べます。
    お水で湿らせたキッチンペーパーとラップをふわりとかけ、オーブンの発酵機能 40℃で45分間の最終発酵タイム。

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  6. 発酵した生地に、刷毛でそっと水溶き卵黄をぬります。

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    予熱したオーブンに移し、いつもより少し低めの190℃で13〜15分間。

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    焼き立てはチョコレートが溶けていますので、オーブンシートごと網の上に移動させます。
    完全に冷めてチョコレートがかたまれば出来上がり。

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木曜日にパンを焼くのは楽しいのだけれど、毎回少々頭を悩ます『残った卵の使い道』
パンの艶出しに使用した『水溶き卵黄』の残りの卵をどうするか、これが悩みの種なのです。

卵白だけが残るのならば、冷凍して先延ばしにしてしまえば良いのです。
卵黄が少し崩れた卵 1個分、見てわかるかきたま汁にするのはどうも気が進まない。
ふわり鶏ささ身の具沢山スープにしてみました。


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これなら残った卵の使い道として納得できる美味しさ。
かきたま汁には違いないのだけれど、残った卵を鶏ささ身の茹で鶏に和えてふわりと仕上げます。





  1. 包丁の腹でつぶしたにんにく、さいの目に切った人参、粗みじん玉ねぎ、隠し味程度のエルブ・ド・プロヴァンスをお鍋に合わせます。
    オリーブオイルで炒め合わせましょう。

  2. 鶏ささ身の茹で汁を注ぎ、煮立ったところでさいの目に切ったコリンキー、食べやすく切ったヒラタケ等の在庫野菜を加えます。

  3. オーツミルクと葛粉を合わせてよく混ぜ、2に加えてとろみを添えましょう。
    極少量のオイスターソースで味を整えたら、粗くほぐした鶏ささ身の茹で鶏を卵で和えて加えます。
    ふわりと火を通して出来上がり。

    スープジャーに盛り、黒胡椒を挽きます。

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焼き菓子用のチョコレートチップ。
パンからはみ出た個所がサクッと焦げて焼きチョコ化、これはこれで美味しいことを今日知りました。

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木曜日は焼き鯖の日。
そして主食は、我が家にしては珍しい混ぜ物なしの白いご飯。

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間もなく今年も新米の季節を迎えます。
今年はいつものミルキークィーンではなく、丹後産コシヒカリをお願いする予定です。

そこで思いついた新米を効率的に楽しむ方法。
とにかく在庫のお米をお片付けします。
お米はもちろんのこと、非常用に備蓄してあるレトルトご飯も含めて。

そして新たに備蓄用レトルトご飯を買い、備蓄米入れ替えのタイミングを新米の時期と重ねるのです。
うっかり賞味期限切れ、よくある我が家の失敗もこれで問題解決。




今年は例年以上に新米が楽しみなのです。


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posted by しんさん at 14:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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