恒例となって久しい主人からのお誕生日プレゼント、2022年の京都俵屋旅館一泊の旅も終わりを迎えました。
今年は翠の間。
帰り支度も整いました。
これもまたいつものルーティーンに従い、ギャラリー遊形さんの開店時刻を待つ間に入り口で記念写真。
目と鼻の先にあるギャラリー遊形さんで、主人のシャンプーを買い、おやつの福俵を買い、自宅のお風呂でも俵屋さん気分を味わえるよう石鹸を買います。
そして真正面にある大好きな蕎麦ぼうろのお店で、おめざ用の蕎麦ぼうろ(『つぼみ』に限るのです)を買い、俵屋さんに戻りいよいよチェックアウトと相成ります。
2022年の俵屋さんも幕引き。
まだまだお名残り惜しいので朝食の画像も。
最近のお気に入りが、湯豆腐とだし巻き卵をひとつずつお願いして主人と半分こ。
朝からふたりとも食欲全開です。
可愛らしい雀の箸置きが、水面を想わせる涼し気な箸置きに代わっておりました。
本館の1階奥というのは何故だか居心地が良いものです。
右手に折れた暁翠庵は6年後のお誕生日プレゼントですね。
そう思うと短いものです。
坪庭でも記念写真。
俵屋さんのスタッフさんに見送られて帰途につきます。
が、真っ直ぐ自宅には戻りません。
いくら美味しい食事を俵屋さんで提供されたとは言え、やがてはお腹もすきます。
だからと言って納得できない食事をお座なりで済ませたくはないし、折角の旅の余韻を大切にしたいもの。
なのでいつからだったかしら、俵屋さんを後にしたその足で、予め予約しておいたお弁当を受け取る寄り道が始まりました。
今年は、俵屋さんのある麩屋町通を3本西に行った堺町通。
紫野和久傳の堺町店で、予約しておいた鯖寿司・ローストビーフ散らし寿司・2段になった鯛ちらしを受け取ります。
そうそう、和久傳さんと言えばれんこん菓子の『西湖』、おやつにふたつ。
ふと、この和久傳さんの西湖、俵屋さんのわらび餅によく似ていることに今更ながら気付きました。
自宅についてそこそこに洗濯機を回す間、日本酒片手に反省会。
主人がずっとボヤいておりました。
『僕は本当は『菱岩』のお弁当が良かったんだよな』
日曜定休ですからね、菱岩さんは。
それでも和久傳さんのお弁当、美味しそうにお口いっぱいに頬張っておりましたけどね。
もともとは鯖寿司は予約していなかったのですが、先日急に逝ってしまった伯母の大好物でしたからね。
2022年、今年はもう一か所寄り道をして、お世話になった伯母の御仏前に京都土産をお供えし手を合わせて参りました。
来年は、JTBが予約を受けている数室のうちのひとつ、『寿の間』ですよ。
2022年08月10日
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