2022年08月01日

アオヤギご飯・2022

8月になりました。

長い夏休みのほんの一部を暑い日本で過ごし、昨日無事アメリカの自宅に到着した様子のおチビさんたち。
彼らのおかげで、今年の夏前半はハイキングをしたり、プールに行ったり、ネイティブブラウニーの焼き方を教わったり。
私たちふたりにとっては、過去にも未来にも先ず類例を見ない夏になったのではないかしら。

さて、8月最初の月曜日。
今朝は『アオヤギご飯』など炊いてみましたよ。

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幼少の頃、潮干狩りに行くと『これはバカガイだから採らないように』、そう父親から最初に言われたのを思い出します。
砂がじゃりじゃりで食べられない、と教えられたバカガイを今、こうしてわざわざ取り寄せているなんてね。

このバカガイをむき身にしたのがアオヤギ。
春先が旬だと言うのですが、何故だか主人は去年もこの時期に取り寄せているようです ☆彡2021年08月02日

初めて見るアオヤギをどう扱ってよいか分からず、とても食欲が湧く炊き上がりではなかったアオヤギご飯 2021
今年は少し扱いにも慣れて、加えるアオヤギの量も佇まいも随分と改善されたのではないかしら。

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千切り生姜を加えてもっちりと炊き上げたアオヤギご飯を、くるりと大葉で包んでお昼ご飯に。

茄子に夏大根、茗荷等、夏野菜を多種多様従えたアオヤギご飯 2022。
8月最初の週明けは食材が豊富ですよ。

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いつもは16cmのストウブでご飯を炊くことが多いのですが、お米2合程度までがこの大きさのストウブでは限界なようです。
ですので、今日は圧力鍋で。
炊く時間は異なりますが、下準備等はほぼ同じ。

  1. お米をいつも通りに洗ってザルにあけます。
    しっかりと水をきったら、たっぷりのお水に30分ほど浸して吸水させましょう。

  2. お米に吸水させている間にアオヤギの準備。
    ひたひたのお酒・凍ったままのアオヤギを小鍋に合わせ、蓋をして火にかけ酒蒸しに。
    茹で汁とアオヤギに分けておきます。
  3. 十分に吸水させたお米をザルにあけ、しっかりと水切りをして圧力鍋へ。
    押し麦・もち麦・十六雑穀・蕎麦の実もここで合わせましょう。

    2の茹で汁とお水・白だし醤油・お塩を合わせ、いつも通りの水加減にして注ぎます。
    千切り生姜をたっぷり散らし、ふわりと蓋をして強火で煮立てましょう。
    煮立ったら全体をざっと混ぜ、しっかりと蓋をし直して加圧すること3分間。

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  4. 圧が抜けるのを待つ間に、酒蒸しにしたアオヤギを食べやすい大きさに切っておきましょう。
    圧力鍋の蓋を開け、アオヤギを散らしてもうしばらく蒸らします。

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    全体をざっくり返して出来上がり。
    お昼用には、小ぶりな三角に握ってから半分に切った大葉を巻きます。

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週明けですから、今週分の作り置き料理も大方仕込んでおきます。

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茄子は、今シーズン大のお気に入り『揚げびたし』に。





食べやすい大きさに切って切り込みを入れ、しっかり水気をふき取った茄子をビニール袋に入れてお塩をひとつまみ・ふたつまみ。
しばらくおいて、じんわりと湿った茄子をひとつひとつ丁寧に水気をふき取りながら揚げていきます。

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別のガス口では合わせ調味料を煮立てておき、揚がった茄子からしっかり油を切って調味料の中へ。
揚げた茄子のこの艶やかな茄子紺がとにかく好き。

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先週の揚げびたしは、最終的に『高野豆腐そぼろ』となりました。
熱湯で戻してそぼろ状に崩した高野豆腐を、茄子の揚げびたしの浸し汁で炒りつけます。
茄子の色が流れ出てしまう煮汁も、そぼろならば有効利用可能。






7月の中旬、北八ヶ岳のゴールデングリーンさんから届いた旬野菜定期便。
日持ちする夏大根はまだまだ元気です。

辛みも強くて瑞々しいとはとても言い難い夏大根。
いつもより多い2合のお米、そしてご飯を炊くのに圧力鍋を使ったのには、この夏大根に挑みたかったから。

いくら辛い夏大根だって、水気の少ない夏大根だって、お米のとぎ汁と圧力鍋にかかればしっとりやわらかく炊き上がりますものね。
アオヤギと同時に届いた『カツオのなまり節』と合わせて、奇をてらわない大根となまり節の煮物と参りましょう。

  1. 皮を厚めにむいて面取りをし、隠し包丁を入れた大根、そしてたっぷりの米のとぎ汁を圧力鍋に合わせ、加圧すること5分間。
    ぬるま湯でしっかり洗い、綺麗に洗った圧力鍋に並べましょう。

  2. 合わせ調味料を注ぎ、千切り生姜と面取りした人参も加えて加圧すること2〜3分。

  3. なまり節は適当に切り、たっぷりの熱湯を回しかけておきます。
    圧が抜けたら加え、最後に2〜3分加圧して出来上がり。

    もちろん、厚めにむいた皮は人参やひじきと合わせて金平に。
    信頼できるゴールデングリーンさんの野菜ならではのお料理です。

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ご飯の上にミョウガを散らして。
夏野菜真っ盛りなお弁当。

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今朝のお魚は銀鱈の西京漬け・・・ですが、少々こんがりと焼き過ぎましたね。

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真っ赤だった両手の甲の日焼けが、だんだんと肌になじんできました。
この歳にして日焼けをするとは想像しておりませんでしたが、2022年の滅茶苦茶な夏が早くも少々懐かしく感じるのです。

おチビさんたちはお家に戻ってホッとしていることでしょう。

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posted by しんさん at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | お弁当日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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