昨日、おやつに葛粉を使って水まんじゅうを拵えました。
今の時期にぴったりな、そして品質を問わなければ実はとっても簡単な水まんじゅう。
葛生地が少しだけ余ってしまったので、お猪口に入れて冷蔵保存しておきました。
高価な吉野葛を使った生地ですからね、無駄なく翌日の今朝は水まんじゅうパフェでリメイクを図ります。
アメリカの長い夏休みを利用して、ママの実家に帰省しておりますふたりのおチビさん(おひとりは私の背丈をあっさり超えてしまいましたが)。
アメリカと言えばブラウニーでしょ?
という訳で、お料理上手な末っ子さん直々にブラウニーのレシピをご伝授頂くことと相成りました。
オーブンを開けると今でもチョコレートの甘い香り。
ブラウニーの焼成時間・そして焼き上がったブラウニーを冷ます時間を利用して、私から彼らへのささやかなお返しは『水まんじゅう』のレシピ。
ジャパニーズスイーツ、気に入ってくれたのなら嬉しいのだけれど。
小さなお猪口に丸めたこし餡と葛生地、でもちょっとだけ余ってしまうのが常。
この余った葛生地を、新たな葛生地に混ぜ込んで練りあげてみましたよ。
意外なほど綺麗に同化するのには、筋金入りの貧乏性の私ですら驚きです。
お抹茶風味のお豆腐白玉団子、そしてちょうど冷蔵庫にあった『甘夏風味の葛切り』と合わせてパフェ風に仕上げました。
お昼まで冷蔵庫に入れておくので、いつもならば食感が衰えてしまう葛菓子ですが、正に棚から牡丹餅、葛切りのシロップ効果でしょうか、水まんじゅうはツルンっとした食感を保っておりました。
これ、本当に美味しい。
◆材料と作り方
- こし餡は市販のものを使っております。
6gずつ、12個の小さな餡子玉を作っておきましょう。
クコの実も12個、用意しておきます。 - 12個のうち、半分の6個分は『昨日の葛生地』なしで普通に作りました。
葛粉 13g・お水 100g
合わせてよく混ぜ、小鍋に漉しながら移しましょう。
中〜弱火で、時々火から離しては絶えず練り、透明な生地に練りあげます。
ちなみに、昨日の葛生地を加えた生地はこちら。
小鍋に漉しながら移した葛液に、固まった葛生地を適当にほぐしながら加えて練りあげます。
しっかり透明な生地に仕上がりました。 - 型をさっとお水で濡らし、先ずは少量練り上げた葛生地を注ぎます。
金魚よろしくクコの実を散らし、丸めたこし餡を軽く押し込みましょう。
型すれすれまで葛生地を注いだら、スパチュラで表面をならします。
型の高さ8分目程度高さのお水で10分ほど冷やしましょう。
生地が冷えたら、氷水に沈めておきます。 - お抹茶風味の白玉団子へと参りましょう。
白玉粉 30g・お抹茶 3g
をビニール袋に合わせてよく振り混ぜ、木綿豆腐 58〜60gを加えてなじませます。
生地がひとつにまとまったら、袋から出して滑らかに捏ねて棒状にのばし、包丁で8等分しましょう。 - 多めにお湯を沸かし、ぐらぐらと煮立たせない程度に火を弱めます。
まん丸に丸めた白玉生地を、ふわりと浮かび上がるまで茹でて冷水にとりましょう。
たっぷりのお水で湿らせたキッチンペーパーの上に出して準備は完了。
ジャーの底に抹茶白玉を3つ。
伊勢丹ドアさんに届けて頂いた甘夏風味の葛切りをシロップごと加え、水まんじゅうを盛り付けます。
アクセントに上にも抹茶白玉団子をひとつ、はい、出来上がり。
冷蔵庫で冷やしても食感が損なわれないのが嬉しい。
この時期は、作り置き料理もさっぱりとした『甘酢』系に偏りがち。
だけど、そのおかげで今日のあっさりサラダが出来上がりましたよ。
だけど、そのおかげで今日のあっさりサラダが出来上がりましたよ。
甘酢を使った作り置き料理。
茗荷の甘酢漬けでしょ?2色のズッキーニの煮なますでしょ?グリルしたパプリカとピーマン、マイタケの甘酢漬けでしょ?
ついでにカラフルラディッシュの塩麴漬け。
大きなものは食べやすいように切ってボールに合わせ、蒸し大豆・少量の胡麻油を加えて和えるだけ。
これだけで抜群に美味しいのです。
今朝、朝食が終わって片付けをしておりましたら、テレビでは『岐阜特集』が紹介されていました。
野口五郎さんがゲストで、大垣の水まんじゅうが注目されていましたよ。
海の日、ハイキングの帰りにおチビさんたちと一緒に食べたっけね。
海の日、ハイキングの帰りにおチビさんたちと一緒に食べたっけね。
いつもならばパンを焼く木曜日。
ですが、そんな訳で昨日はブラウニーレッスンでバタバタしておりまして、パン生地の仕込みをあっさりと諦めました。
焦ってこなすノルマに意味はありませんもの。
焦ってこなすノルマに意味はありませんもの。
今朝はストウブで多めにご飯を炊き、冷凍しておきました。
木曜日のお魚は塩鯖です。
そしてやっぱり少し余ってしまった葛生地。
平らにのばし、抹茶とデーツシロップを添えて朝のおめざに。
平らにのばし、抹茶とデーツシロップを添えて朝のおめざに。
『どぅみぃ(私のことです)が僕の英語を理解するなら、上手に焼けるよ』
ブラウニーマスターのお言葉です。
ネイティブブラウニーは目から鱗なレシピでありました。
そして、何も知らずに全粒粉薄力粉を使用した私。
明日届けて頂くイオンネットスーパーで、中力粉を追加オーダー致しました。