久しぶりに朝から青空です。
ハイキングコースと呼ぶにはあまりに険しい標高401mのトレッキングの後、汚れたふたり分のトレッキングシューズをようやく片付けることが出来ました。
丸っと1日経ってから感じるこの大腿筋の痛みのせいでしょうか。
いつものようにキッチンに立とうとしても、どうも億劫、理由をつけては椅子に腰かける始末。
こんな時は無理せず楽をしましょう。
今日のお昼は『お結び』です。
いつだったか。
主人が、無添加で低カロリーなノンアルコールをふた箱購入致しました。
ですが手が伸びるのはいつもしっかりとアルコールを含むワインや日本酒。
いつの間にか賞味期限切れ。
気になっておりましたこの賞味期限のノンアルコールビールを使って、豚の角煮を作るつもりでおりました。
が、どう間違えたのか、私、イオンネットスーパーさんに豚バラブロックではなく、豚肩ロースを頼んでしまったようですよ。
ですがそれが返って吉と出たようで、豚肩ロースと圧力鍋で煮込む角煮はあっさりしていてホロホロ。
豚バラブロックを使った角煮のように数回の下茹でも、焼きかための工程も、全て端折ってしかもヘルシーとなれば、以降は豚肩ロースで良いのでは?くらいの大逆転です。
賞味期限切れのノンアルコールビールに加え、先週の作り置き料理のひとつであった『茄子の揚げびたし』の漬け汁までお片付けできちゃう力業に出ましたよ。
賞味期限切れのノンアルコールビールに加え、先週の作り置き料理のひとつであった『茄子の揚げびたし』の漬け汁までお片付けできちゃう力業に出ましたよ。
- 先ずは茹で卵。
圧力鍋に高さ3cm程度お水を注ぎ、卵を入れて強火にかけます。
圧がかかって錘が揺れ始めたら2分間、その後圧が抜けるのを待って氷水にとるだけ。
どうしても『レンジ×茹で卵』の方向を想像してしまうのですが、最初に卵を圧力鍋に入れた人ってとても勇敢だと思うのです。 - 豚肩ロースはそのまま圧力鍋に。
突くことも下味もなし。
ノンアルコールビールをひたひたより控えめに注ぎ、ついでに『ラディッシュを漬け込んであった甘酢』も注いでしまいましょう。
甘酢漬けに使用した昆布も自ずと仲間入り。
薄切りにした生姜も加えて強火にかけ、あくをすくったら加圧すること15分。 - 甘酢のお酢、そしてノンアルコールビールのダブル効果でしょうか。
随分と小柄にはなりましたが、下茹でもなしでしっとり煮上がりました。
お肉をそっと取り出して適当に切ります。
『茄子の揚げびたし』の漬け汁・豚の煮汁を合わせて煮立て、切った豚肉を加えて落し蓋をして15分ほど弱火で煮ます。
煮汁が多いうちに茹で卵も加えて軽く煮たら、取り出しておきましょう。 - 十分お肉に煮汁を煮含めたところで、お肉を取り出します。
水で溶いた葛粉で煮汁にとろみをつけたら、お肉と卵に回しかけましょう。
冷めて味がなじんだところで、たっぷりと煮汁を絡めたお肉を生姜と一緒にお結びのフィリングに。
お結びフィルムで巻いて出来上がり。
ノンアルコールビールで、蕪のビール漬けを拵えました。
千枚漬け風に薄切りにした蕪で漬け込んだビール漬け、仕上がりが楽しみなような不安なような。
スライスした蕪の端っこ部分。
大切に育てられた蕪なので、端っこ部分とは言え食べる側も大切に扱いたいもの。
お結びに添えるスープは、蕪のポタージュと相成りました。
とろり真っ白な蕪のポタージュに、アサリとたっぷりのアオサ。
シンプルなスープにするつもりでおりましたが、私にそれは無理なようでつい具沢山にしてしまうのです。
- 圧力鍋にオリーブオイル・薄切り玉ねぎ・細切りにした蕪の端っこ(皮つき)・ニンニクを合わせて炒めます。
しんなりしたら、鶏の茹で汁を注いで加圧すること3分間。 - 圧が抜けたら蓋を開け、バーミックスでピュレ状に。
白味噌・なめこ(ほぐして冷凍してあります)・アサリのむき身(市販品)を加えてひと煮たち。
味をみて必要ならばお塩を加え(鶏の茹で汁にお酒とお塩が入っておりますので)、スープジャーに盛りつけましょう。
たっぷりと乾燥あおさをあしらい、胡麻をひねって出来上がり。
いつもは鶏粥になることが多い『鶏ささ身の茹で鶏』の茹で汁ですが、今朝は夏らしい混ぜご飯にしてみましたよ。
鶏の茹で汁でご飯を炊き、炊き上がったご飯に釜揚げしらすを加えて蒸らします。
粗くほぐした茹で鶏を大葉と一緒に混ぜ込み、胡麻をひねって出来上がり。
粗くほぐした茹で鶏を大葉と一緒に混ぜ込み、胡麻をひねって出来上がり。
横着して圧力鍋で炊いたご飯をそのまま、ボールに移したりせず混ぜ込むものだから、お昼のお結びにもしらすがたくさん潜んでおりました。
しらす入り、運がよければ茹で鶏まで入った賑やかな角煮お結びだったという訳ですね。
もちろん主人は、今朝のこの混ぜご飯に大喜び。
ひとつだけ、角煮をフィリングにしたお結びを冷凍してあると主人が知ったら、きっと目を輝かせることでしょう。